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遠藤周作作品「真昼の悪魔」の続編、「妖女のごとく」の映画化。原作とは違い主人公?の大河内葉子が双子という設定。この双子という設定がラストのオチに巧く繋がっていくんですが、折角のオチを田中邦衛が明かしてしまいゲンナリ!こういった作品は最後まで気を抜かずミステリアスな犯人像をほのめかして欲しかったのに残念です。キャスト的には賀来千賀子(無理のあるメガネ)や室井滋(チョイ役でも存在感アリ)、沖田浩之(E気持ち)が出てたりと結構豪華でした。名取裕子も判りやすい3役で、お陰で物語を薄ーくしてくれました?!ちなみに原作のラストは後味の悪いままで終わります。僕としては「沈黙」とかを映画化して欲しいですが、この作品のようになるなら遠慮します。
【さかQ】さん 5点(2001-11-11 15:50:49)
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