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CMでガンダルフが復活したのを観て「それってありかよ~っ!」と思いましたね。あれは絶対見せちゃイカンでしょう。前作であれほど泣かせてもらったのに、なんだ生きかえっちゃうのね。って事で少々期待薄で観たんですがやっぱり面白いですね。オープニングの「その後のガンダルフ」シーンは長いような気もしましたがやはり近作でもキャラがしっかりと立ってらっしゃるので感情移入しまくり。新旧キャラクタ合戦ですが、ミランダ・オットーの知的でそれでいて内に秘めた感情がしっかりと伝わってきました。彼女「女と女と井戸の中」で結構エキセントッリク少女を演じてたのでそのギャップに驚きました。そしてCG俳優のゴラム。キモ可愛いキャラでこの作品の裏主役です。今作品はサスペンス色も盛り込まれ彼が貢献していましたね。何でも次回作では演じてるご本人で登場するそうですがこれまた楽しみです。今回物語の泣かせ役はフロド&サム。意気消沈&神経衰弱していくフロドに、無償の愛を注ぎ事ある毎に救うサム。前回も似たようなシーンがありいささか水戸黄門的お約束ではありますがそれでも涙を誘い、心が震えます。バラバラになった仲間達を三組三様の見せ方でありながらそれぞれの展開に目が離せず前作以上に飽きさせない。ここまで作りこまれると三作目への期待はいやでも膨らみます。三作目への伏線をしっかりと張られているので完結編が最高傑作で10点計上する事を考え今回は9点と控えめに。
【さかQ】さん 9点(2003-03-27 01:50:23)
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