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ハンガー(1983) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ハンガー(1983)
製作国
上映時間96分
劇場公開日 1984-04-06
ジャンルドラマ,ホラー,小説の映画化
レビュー情報
麗しのドヌーヴが吸血鬼!う~ん、実に美しい。ケバケバしいメイクながらも気品漂う強烈な存在感で圧倒されました。「ハンガー」とは血そのものに対する”飢え”というよりは、生涯を共にする伴侶に対する”飢え”ではないかと思います。デヴィト・ボウイやスーザン・サランドンはドヌーヴの魅力に翻弄され吸血鬼の仲間になるものの、定期的に血を吸わずしては老化が急激に進み生きられない不完全な肉体。デヴィット・ボウイは急激な老化により、スーザン・サランドンは血のために恋人まで殺してしまった罪悪感から自殺を遂げ死んでしまう。特筆すべきは吸血鬼の女王であるドヌーヴ。彼女は血を求めるのは当然ですが、それ以上に永遠を誓える伴侶を求めるというというところ。これまで何人もの人間を虜にしては、その呪われた血の為結果的に殺してしまうという悲劇を繰り返す。デヴィットからスーザンへの乗り換えはまるで新しいおもちゃを見つけた子供のようで、彼女が何に飢えているのかが良くわかりました。これまでの展開をラストでどうでもいいようにひっくりかえしちゃったのが残念です。
さかQさん 6点(2003-04-20 20:32:35)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 6.44点
作品の点数分布
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216.25%
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6743.75%
7318.75%
8318.75%
916.25%
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作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 48.15
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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