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母親に虐待され続けた過去を持つ主人公が、父親の遺骨を探す所から物語が始まるのですが、物語が進むにつれ母親を許しておらずどこかで復讐しようと考えている自分に気づく。誤る事、耐える事しか出来ず、恐怖の為母親の前では作り笑いをする事を覚える。すべの彼女の行動や考えが過去の思い出の中にあり、そのシーン毎にしっかりと回想シーンを挿入する事で物語に厚みがでていました。原田美枝子の一人三役の演じ分けは関心させられます。特に老いた母親のくたびれた演技(メイクも)は直ぐには本人と気づかない程見事でした。
【さかQ】さん 7点(2003-03-19 04:33:42)
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