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戦場のピアニスト のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 戦場のピアニスト
製作国仏,独,英,ポーランド
上映時間148分
劇場公開日 2003-02-15
ジャンルドラマ,戦争もの,実話もの,音楽もの,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
淡々としかし強烈な時間が流れる映画だった。どうしても映画をエンターテイメントとして捉える習慣のついている自分としては、隠れ続ける主人公に物足りなさを感じたが、だからこそリアリティーのあるノン・フィクションなんだろう。圧巻だったのは、破壊し尽されたワルシャワ市街の光景。HPによるとかなりロケハン、セットなど大変だったようだ。それと映画の中で主人公のシュピルマンを演じる、エイドリアン・ブロディがピアノを弾くシーンが何度かあるのだが、実際にブロディが弾いたらしい。本当にすばらしかった。全体を通した感想として、第二次世界大戦中のドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を描いた作品としては「シンドラーのリスト」があるが、個人的にはあちらの方がインパクトが上だった。またこの映画はいわゆる泣ける映画ではない。「ライフ イズ ビューティフル」みたいに、どうぞここで泣いてくださいみたいなシーンはない。映画をエンターテイメントとして見た場合、「泣ける映画」はそれだけで映画を見終わった後の満足感をあげてくれるが、戦争のリアリティを追求した場合、このようなある意味、淡白な作りで良かったのかもしれない。
yoshihiro1730さん 7点(2003-02-17 21:33:36)
その他情報
作品のレビュー数 499件
作品の平均点 7.14点
作品の点数分布
010.20%
120.40%
281.60%
3132.61%
4285.61%
5326.41%
66412.83%
712324.65%
810821.64%
97515.03%
10459.02%
作品の標準偏差 1.89
このレビューの偏差値 49.61
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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