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なんともドライでほろ苦いダメダメ男の日常活写。この映画で私は「人間、自分と向き合うことが出来なければ他人とも向き合えない」ってこと、再認識しました。この映画は、モラトリアム男ウィルが自分と向き合い、むなしい日々から脱出するまでの物語。主人公の心情に寄り添いつつも、彼のだめな部分はきちんと突き放す。なんとも言葉では表しにくい人間関係の機微が絶妙に表現されています。個人的に、フィオナやマーカスみたいな人ってたまにいるよなーと苦笑い。ぜひ多くの人に観てもらいたい、そんな映画です。
【なんじょ】さん 9点(2003-03-27 16:46:08)
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