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1 | kikaさん | 男の職業は税理士。つい最近離婚したばかりで一人暮らし。パリ市内の雑居ビルにある父親から引き継いだオフィスと、自宅とを行き来するだけの生活を送っていた。ある日、彼のオフィスに女が訪れる。「結婚して4年になります。順調だと思っていたのに。」椅子にかけるや堰を切ったように話し出す彼女。彼女は、彼のオフィスと同じフロアの精神科医のオフィスを間違えてやってきたのだ。 | |
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2 | SAEKOさん | 妻と別れ孤独に暮らす税理士のもとへやって来たのは―――悩める夫との関係を赤裸々に語る、美しい女性。彼女はセラピストのモニエ医師を訪ねるつもりが誤ってウィリアムのドアをノックしてしまったのだ。「仕立て屋の恋」「髪結いの亭主」のパトリス・ルコント最新作。過ちに気づかず語る女、気づいているが申し出ない男。まぶしい南仏の風景に2人、各々答をさがして…。 | |
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