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1 | かわまりさん | 学僧ルターはカトリックの聖職者が民間人からのお布施で贅沢な生活を送っている現状に疑問を持つ。彼が教会の扉に掲げた質問状は発明されたばかりの印刷でドイツ国内に行き渡り、その考え方は識字層に支持されるが、貴族にかくまわれて宗教改革の柱ともいえる聖書のドイツ語訳に取り組むうち、農民が教会に対して反乱を起こす。学僧から戦士へと変貌したルターは農民の怒りを抑えて旧教会と和解しようとし、信仰に悩む尼僧カテリーナを結婚によって救い、後にカトリックと拮抗する一大勢力となるプロテスタントの礎石を固めていく。 | |
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