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1 | かわまりさん | 19世紀後半、貴族に分割統治されていたイタリアを他ヨーロッパ諸国と同じ近代統一国家にまとめようとしたのはガリバルディに率られた赤シャツ党員などの庶民だった。旧体制を頑なに擁護するシシリアの貴族ドン・ファブリツィオは、自分を慕う若い女たちと別れて赤シャツ党に合流しようとする甥のタンクレディを暖かく送り出す。しかし、イタリア統一運動に干渉する外国勢力と赤シャツ党との激しい衝突を収めるためにサルジニア島の領主(国王)ヴィットリオ・エマニュエレ二世が立ち上がり、大勢は国内旧勢力のエマニュエレに傾いていく。 | |
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