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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.これを含めて、この頃の日本の怪獣映画が、妙な生々しさを漂わせているのは、恐らく「戦争」の記憶が生々しく残っていたからなんじゃないかな。きっと当時この作品を観た人の多くは、ラドン来襲を「空襲」のメタファーとして感じ取ったのだろう・・・てな事を、ボーっとした頭で考えながら観ました。あと、欧米の多くの怪獣・モンスターものと違って、ラドンが単純な「悪者」みたく描かれていない(ラストはちょっと泣けた)のにも好感が持てました。んー、「ゴジラ」一作目が「横綱」だとすると、この作品は「名大関」って感じですね。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-14 14:29:07)(良:1票)
1.「ゴジラ」の有無を言わさぬ激烈なキャラクター、「モスラ」のファンタジー色豊かで平和の象徴とも言える異色性。確かなメッセージ性に裏打ちされた前2作に挟まれ本作は、これといった特徴もなく印象度は高いとは言えない。精巧なミニチュアワークを取り入れた特撮という技術がウリなだけに、改めて見直すと悲しいかな時代を感じさせてしまう。しかも、ただ怪獣が出ましたやっつけましたでは如何ともしがたく、度重なる核実験による放射能汚染が出現の要因というのも今回は取って付けたみたいだし…。しかしそんな中にあっても、伊福部昭の荘厳で哀感溢れる音楽は時代を超え素晴らしいものがあります。作品全体を格調高く押し上げており、とくにラスト、人間社会の前に姿を現した巨大生物の悲劇を描き切ることに多大に貢献していた。まぁなんだかんだ言いましたが、邦画史上記録されるべき特撮怪獣映画の名作には違いありませんね。 【光りやまねこ】さん 8点(2004-07-08 11:05:22)
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【点数情報】
Review人数 |
48人 |
平均点数 |
7.15点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 2 | 4.17% |
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4 | 1 | 2.08% |
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5 | 4 | 8.33% |
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6 | 7 | 14.58% |
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7 | 17 | 35.42% |
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8 | 6 | 12.50% |
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9 | 6 | 12.50% |
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10 | 5 | 10.42% |
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【その他点数情報】
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