みんなのシネマレビュー

積木くずし

1983年【日】 上映時間:111分
ドラマ青春もの実話もの小説の映画化
[ツミキクズシ]
新規登録(2003-10-13)【_】さん
タイトル情報更新(2021-06-12)【イニシャルK】さん


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監督斎藤光正
キャスト渡辺典子【女優】(女優)穂波由布子
藤田まこと(男優)穂波高介
いしだあゆみ(女優)穂波美知江
林隆三(男優)竹田潔
二宮さよ子(女優)よしこ
風見章子(女優)たか子
弓恵子(女優)由美
高原駿雄(男優)K町中校長
菅貫太郎(男優)須川
和崎俊哉(男優)A坂中校長
大林丈史(男優)佐伯
井上昭文(男優)河野
勝部演之(男優)渋谷署警部補
原作穂積隆信「積木くずし」
脚本新藤兼人
音楽羽田健太郎
作詞穂積隆信「積木くずし」
作曲五輪真弓「積木くずし」
主題歌島倉千代子「積木くずし」
配給東宝
照明大西美津男
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【クチコミ・感想】

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5.ここに描かれているドラマは、決して人ごとではない。どこの家庭にだって起こりうることだと思う。「うちの子に限って」という無関心さは許されないし、「学校が悪い」「家庭が悪い」と責任を押しつけ合っても何も解決しない。本当に身につまされる映画である。 私はこの映画が上映された頃、すでに教職についており、不登校や非行問題にも直面していた。ここまでひどい経験はないが、それでもこれに似通ったケースはいくらもあった。 映画の中盤で両親が少年相談室を訪れるが、最初のことばは「いじりすぎましたね」だった。ここまでこじれると荒療治をするほかないのである。竹田さんから両親に5~6つの約束事が提示されるが、これが大変重要だ。おそらく専門家を通して語られたことばだろうが、意味をしっかり受け止めなければならないだろう。 映画としての評価が低いのにびっくりするが、わたしはあまりのすごさに震えが止まらなかった記憶がある。 家庭崩壊の恐ろしさを見事に描いた映画であり、教育関係者はもちろん、子を持つ親は一度は見るべきだろうと思う。そして考えるべきである。 ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 8点(2011-09-25 21:39:10)

4.まるでホラー映画で、娘になんかヘンなものが取り憑いて、それを親が祓う、みたいな展開は「根本的なところで間違ってるんじゃないの?この親にしても、この映画の脚本家にしても、娘を人間として理解しようとする姿勢はないんじゃないの?」って思いました。不良や家庭内暴力は、本来の娘の姿じゃなくて、邪悪な作用によって変容したモノ、というスタンスじゃ、理解なんて生まれるワケはなくって、それも含めてあんたの娘なんだよ、って言いたかった感じ。テレビシリーズ以上に商業主義の興味本位優先で作られていて、悪趣味以外の何物でもなくて、寄ってたかって食い物にされちゃったんだなぁ、と。本当に悪魔が棲み憑いているのは、誰なのかな? あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 1点(2003-12-11 22:48:00)

3.テレビ版の方がいい。まあ劇場作としていろいろ制約もあるだろうし。 ロカホリさん 4点(2003-10-31 01:29:42)

2.私も当時中学生くらいでしたが、本、ドラマ、映画、正直こんなことしたら娘余計にグレちゃうよって思いました。将来こんな結末になることは見えていた気がします。 亜流派 十五郎さん 2点(2003-10-30 11:34:53)

1.原作は穂積隆信著の同名ノンフィクション・ベストセラー作品。不良少女になった娘を更正させようと両親の葛藤を描いた内容(原作)は、当時、空前の社会現象にまでなった。当時の時代背景も加わって、中学生だったウブな自分には、家庭内暴力の描写は凄まじくリアルで本当に恐かったです。だが、のちに番組で父親の言動なりを見ると違和感を感じてならない。「(ああなってしまったのは)…全て自分の責任だ」と言う前に、何故「お前が悪い!」と言えないのか…わかりません。娘が悪い訳じゃない、と言っておきながら、原作本ではウチの娘はこんな事やってたんですよォ…ヒドイ娘なんです、皆さん見て下さい…と言っているようなもの。これじゃ無言の虐待ですよねぇ。映画(原作)とは違い、本当の生活上で父親は彼女に何も言わなかったそうで、耐えて耐えて我慢…まるでその恨みを晴らすようにこの作品を書いたのでは…と思えてしまう。不良少女・穂波由布子のモデルになった故・穂積由香里さんご本人が言うように、確かにグレるなんてハンパな行為では無いが、何故娘がそうなったのか…、また彼女の内面的な心情までは実質描き切れていない。言っては悪いが、これは一概に彼女が悪いのでは無く父親…アンタにも原因があるだろう! 愛していると同時にだから憎い…、要するに父娘の愛憎劇なのでしょうねぇ。…にしても、演じた渡辺典子や穂積由香里さんには申し訳無いが、シャレにならない程恐かったです…。大体、娘を本当に愛しているのなら、そんなマイナスイメージになる本など書くべきでは無い!! ある意味色々な事を考えさせられた作品…と言う意味で点数を付けたいが、やっぱりダメ…(苦)。どうしてもこの作品への拒否反応と嫌悪感が出てしまう…。5点が限界。 _さん 5点(2003-10-14 23:20:08)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 4.00点
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1120.00% line
2120.00% line
300.00% line
4120.00% line
5120.00% line
600.00% line
700.00% line
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