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【クチコミ・感想】
3.賭博師ボブの侠気に富んだ人柄に惹かれ、カジノから8億強奪の計画を練る時点で、監督特有の虚無感溢れる結末が浮かぶ。予想通り計画が署長に漏れ、署長はボブと友情を育んでいるのに期待は膨れ上がり画面に釘付けに。それがあの能天気にも程がある結末で心底ガッカリ。賭博師には「このドアホ」と、監督には「この裏切者」と言いたい。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 4点(2018-02-16 00:58:06)
2.原作があった『海の沈黙』『恐るべき子供たち』とは違いメルヴィルのオリジナル脚本ということもあって、後のフィルムノワール群を彷彿させるものになってます。『海の沈黙』では屋内の灯りに照らされる「顔」を美しく撮っていたアンリ・ドカエが今作では夜明け前の薄暗いモンマルトルの街並みを美しく撮りあげる。主役はこの街だ。街の顔役としてのボブのジャン・ギャバン的落ち着いた振る舞いがなかなかに様になっててかっこいいのだが、その貫禄はボブが発しているのではなく彼に対応する街の住人たちと、酒と女とギャンブルがどこか質素に、でも当たり前に存在するモンマルトルそのものがそう見せているだけのようでもある。だからちょっと微笑ましいラストの展開もすんなりと受け入れられる。まさに「賭博師ボブ」であった。この「ゆるさ」こそが古き良き時代のモンマルトルってことなのだろう。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-26 12:17:45)(良:1票)
1.メルヴィルさんは、ゴダールの『勝手にしやがれ』の中で空港でインタヴューを受ける小説家の役として出演していますが、同映画の中で「賭博師ボブなら~」「ヤツは服役中だ~」というような台詞があります。まあメルヴィルの映画の宣伝みたいなものですが、なぜ賭博師ボブが務所にいるのかがこの映画を見るとわかります。出だしは、ボブの顔だけ光をあてずに、暗黒街の乾いた男、隙のないギャンブラーを想像させます。そして昔の仲間たちを集めて、ドーヴィルのカジノから8億フランをせしめようと入念な計画を練ります。ところが、女に寝物語で計画をしゃべってしまったり、また女房にばれたりするヤツがいて、ポロポロ破綻が見え始め、なんと肝心のボブが、賭博師の本能に目覚めてしまって・・・。う~ん憎めない、この脇の甘さ。薄暗さの中に情緒あふれるアンリ・ドカエのカメラが、モンマルトルの夜の町並み、店の雰囲気を作り上げ、そこに男を惹きつけるイザベル・コーレイ、ボブに信頼を寄せる警察署長などがフィルムにうまくのせられています。見終えると「賭博師ボブ」、このタイトルの味わい深さにきっと気付くことでしょう。賭けてもいいです、とは言いませんが。 【彦馬】さん 7点(2004-09-02 00:13:11)(良:3票)
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【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
6.83点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 16.67% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 4 | 66.67% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 1 | 16.67% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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