みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
23.これまでこんなに魅力的な犯罪者がいただろうか? アラン・ドロンはただ顔立ちが整っているだけじゃなくて、その眼に野生動物のような凶暴な光がある。その光に惹きつけられて、観ているうちにいつのまにかトムを応援している自分に気づく。あれだけ巧妙な計画が実は最初から破綻していて、すべて無駄だったなんて……。眩しいくらいに明るい日差しと、青年の暗い心。光と闇のコントラストが鮮烈でした。 【no one】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-03-13 00:25:31) 22.頭脳派ワルと色男のハーモニーが絶品。やっぱりこうでなくちゃ!ストーリーも最後までテンポが落ちることなく、制作後50年近く経過していても色褪せることのない魅力たっぷりの映画。一見の価値有り。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-02-06 17:18:27) 21.イタリアをイタリアとして撮っている。原作を超えたホモセクシュアルの感じがとても良いです。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-11-01 20:35:13) 20.アランドロンかっこ良過ぎです。先に「リプリー」を観てしまったんですが、あちらはゲイっぽいし、内容も役者もこちらの方がいい。最初から常に緊張感を維持できたので、飽きずに観れました。ラストもいいです。あの後クールなトムはどう対処したのだろう。名画です。面白かった。 【やっぱトラボルタでしょう】さん 9点(2004-09-06 15:09:38) 19.欲しかったのは金か女かって言うとそうじゃないんだよね。貧しく生まれた主人公がいて、彼は何も持っていない。友達は自分がいくら望んでも手に入れられない地位にいて、それがこれから先も約束されている。しかも友達はそれが当然のことだと思っている。フランス階級社会って怖いよね。日本も階層化が広がりつつあるけどさ・・・。案外三十年後の日本だったりして。コレ。 【キュウリと蜂蜜】さん 9点(2004-07-13 18:34:44) 18.トムがフィリップを殺害するときに突如ヨットの全景が映ったり、死体検分の時に尼僧のアップが挿入されたり、トムがフィリップの全財産を引き落とすときにトムの顔のドアップになったりと、一瞬ハッとさせられるようなカットがたびたびあった。これらはみなトムの心理の暗示であろうが、他にも、トムが殺人を犯した後は必ず何かを貪り食べるシーンなど、トムの心理を実に巧みに表現していると思った。小説だったら心理面は簡単に表現できるが、映像となると難しい。それを、この監督は見事に表現していると思った。トムの心理を暗示する何かがたびたび映されるので、それを探しながら観るというのも面白いと思う。アラン・ドロンも実にハマリ役だった。 【デューク】さん 9点(2004-07-01 20:32:37) 17.二年ほど前にこの映画を大学の授業の中で観て、あまりにも面白かったので、個人的にもう一度観ました。あの、サインを練習するシーン、とっさに死人にタバコをくわえさせるシーン。トリックというよりそういう機転がすごい。そして何よりラストも最高。あのラストの衝撃を味わいたいために、もう一度観てしまった。 【Mプ】さん 9点(2004-02-19 18:34:28) 16.ジリジリと照り付ける黄色い太陽と青い海、そして微かに漂うホモセクシャルの匂い。貧しさと羨望と嫉妬の中で、アラン・ドロンは次第に暗い欲望を膨らませていく。貧しいけれども頭は切れるということだけがよりどころであったドロン。しかし、他人になりかわっても失わなかったそんなよりどころさえも、完璧と思われた計画に綻びが見え始め、次第に疑わしくなっていく様が哀しい。自分の運命から逃れようと必死にあがいたが、結局は再び運命に囚われていく彼の姿に、運命の残酷さと深い絶望を感じずにはいられない。 【veryautumn】さん 9点(2004-01-08 15:18:04) 15.リメイク版も好きですが、やはり本家はすばらしいと思います。アラン・ドロンのあの瞳!美しすぎますね。線の細さもたまりません。「太陽がいっぱいだね」とは、まさに名台詞です。うっとり。 【ロウル】さん [DVD(字幕)] 9点(2003-12-29 20:26:29) 14.とにかくアラン・ドロンが美しい。美しく貧しい青年っていう方が美しく金持ちの青年よりかも物語りになるのか。リプリーは太陽がいっぱいと逆の設定だったから、殺人をも犯してしまう主人公にいまいち肩入れできなかった。音楽が切ない。 【yukaori】さん 9点(2003-12-08 00:47:09) 13.アランドロンの美しい顔とラスト、そして音楽が心に残ります。 【クラリス】さん 9点(2003-09-02 11:40:28) 12.学生時代、当時付き合っていた女の子とビデオでこの映画を見た後、耳元で、「マルジュ~」と囁いて、「バカ」と怒られたことを思い出す。何も手に入れることが出来ず、眼だけがギラギラしていた青春時代、この映画の屈折した美しさに酔いしれた記憶がある。アロンドロンは言うに及ばず、モーリスロネ、マリーラフォレも相当にアダルティで成熟した美を醸し出し、やはりヨーロッパのデカダンは違うぜ!と感じた一本 【ヒロポン】さん 9点(2003-07-04 12:37:30) 11.人に名作、名作と見る前から小うるさく吹きこまれていたの不愉快になりながら見ましたが思った以上に良かったです。アラン・ドロンってこんなかっこ良かったの?と痺れました。サインの練習シーンも妙に良かったし・・衝撃のラストを含め名シーン多いなぁ・・邦題もよくこのタイトルにしたものです。 【まりん】さん 9点(2003-06-19 00:41:52) 10.音楽とともに語り継がれる不朽の名作。この映画のアランドロンは今までの人生で見た中で最も美しい男でした。最後のさわやかな笑顔がつらい!はらはらドキドキ、これほど、犯罪者の方の味方をしたことなかったな。リプリー?あれとくらべろって言うの? 【みんみん】さん 9点(2003-04-08 15:08:09) 9.何十年ぶりにスクリーンで再見しました。陰りのある美しい犯罪者ドロン、ニーノ・ロータの哀愁ある美しいメロディ、ラストシーンの見事さ。サスペンスとしてはストーリー展開は少々ヌルイ感じもするのに、この映画は先の3要素があることで名作になりえたような気さえする。もしこれらがなかったとしたら、、 と想像したら案外平凡な作品だったかも、、などとさえ思う。 特にうまくやった、と太陽を浴びて満足しきった犯罪者の喜びがほんの 一瞬のものであることを暗示して終わるラストシーンは見事というしかない。ここで初めて太陽を浴びる喜びを味わうドロンの明るい表情の次のシーンを想像してなんとも切なく、流れる音楽ともども強いインパクトと余韻を残す。 【キリコ】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-04-05 22:43:17) 8.先に「リプリー」を見て、この作品を見ました。ぜんぜん、「リプリー」と比較になりませんね!すばらしかったです。最後のオチと、音楽、青い海、リプリーの最後の台詞が頭から離れませんでした!最高!! 【かお】さん 9点(2003-02-18 12:20:12) 7.子供の頃、観た印象ではフランス系の独特の作り方に抵抗を感じた(特に冒頭からのラブシーンなんか)ものですが、今改めて観るとやはり傑作ですね。 【イマジン】さん 9点(2002-09-19 19:20:43) 6.全編をとおして、もちろんドロンはカッコイイんだが、特に背中をやけどしたあとシャツをフワッと着てるシーンが印象的。しかし、なんでドロンの眼はあんなに輝いてんの? 【まつ】さん 9点(2001-12-22 23:03:13) 5.リプリーという原作と同じ名で再映画化。でも、やはりこっちが好きです。もっともアラン・ドロンも、モーリス・ロネもアメリカ人には見えませんでしたが。しかし最近リメイク多いですね。 【ちょうじ】さん 9点(2001-10-31 16:34:08) 4.いやー,素晴らしい。あのラストシーンは数ある傑作の中で最も印象に残った。今の個性のない俳優たちはアラン・ドロンを範ととすべきだ。なと゛と傲慢なことを思ってしまった。(しかしこういう役柄のドロンは本当に素晴らしいが,人を殺さない作品てあるんかいな?) 【koshi】さん 9点(2001-09-15 12:02:37)
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