みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.ポニョの無邪気な姿にとても癒されました。母リサを励まし、ポニョを大事に思う宗介をみて私もこんな子が欲しいと思った。この映画が、子供向きか大人向きかについて考えてみたが、子供には宗介のような思いやりのある人間になってほしいというメッセージが伝わった。ただ、セリフは子供には難しい言葉もあるので大人がみても楽しめると思います。人のあたたかさみたいなものがじんわり伝わる映画です。 【パンプキンパイ】さん [映画館(吹替)] 6点(2008-07-28 16:40:22) 2. 公開初日の事だ。ポップコーンを頬ばりながら、何度も足を組み替える。 しばらくすると後ろの方から 「つまんないー、まだー?」と数組の家族がうるさい。母親は顕名に子供を黙らせようとするが止まない。父親の動作がガサガサと伝わる。声を出したらまずい事は分かっているらしい。 彼らだけが感じた事では無いだろうが本当にお話として面白いのだろうか。 それでも主題歌やポニョの絵的かわいらしさを、テレビでまずは子どもにすり込んでから何となく本編を映画館で見させるような作戦が効いたらしい。 何週か遅れて見に行った友人が言うには、 「エンディングでいきなり大合唱だった」 公開から夏の間、テレビを点けるとやたら女の子が歌っていたがこれが大変重いボディブローだったようで、子ども達は見事にはまってしまっていたらしい。 公開初日の午前中のあの子ども達。実は彼らの本性では無いだろうか。 あの満員の劇場でつまんないと大声で自己顕示して見せた子らも、お行儀よく早く終んねーかなと待ち構えていた子ども達も、きっとテレビに染まらない時点での正直な気持ちだった。終わった後、出口に向かうバイアスの掛かっていない家族連れは皆一様に 「微妙だったね」 と当惑していた。子供が万が一にも楽しんでいたかもしてないと、遠慮していたのは間違いない空気だった。 今思うとテレビの後方支援は大正解、まさに神算鬼謀である。子どもが嬉しそうに主題歌を歌っているのが可愛ければそのほうが良いし、鬼のようなネタバレ後でもポニョが変身するだけのことや最後の主題歌を楽しみにすればこそ、満席の劇場で大声でつまらない事を主張しないですむ。 だったら刷り込みくらい有った方が良い。子どもが喜ぶのを楽しみにして、朝、大張り切りで劇場に向かったであろう若い夫婦の事を考えるとそれしか無い。 その後地上波放送を観てみると、意外とその年のアリエッティよりは面白かった。それでも 「面白いのか、これは」と悩むのだ。 母親をリサーと呼ぶ子ども。しんちゃんとかそうすけは30歳になってもミサエーとかリサーとか自分の母親を呼ぶのだろうか。受け止められることも大事かもしれない。けど、子供には銀河鉄道の夜で楽しんでもらった方が健全だと思うのは古くさいのだろうか。 【黒猫クック】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-07-27 21:59:30) 1.タイトルの「ポニョ」という言葉の響きからイメージする通り、ちんまりとした、小さくて優しい、そんなストーリーでした。 簡単に言ってしまうと「おじいちゃんが可愛い孫のために作った映画」という感じです。 この厳しい現実社会でハッピーエンドに飢えている大人はOK、 人生そんなに甘くない…が生活信条の大人は、物足りなくてNOという評価に分かれそうですね。 この映画の性善説に満ちた世界観は、 監督が総ての作品で訴えてきた「人間の価値は心だ」という想いを、 実にシンプルに力強く表現しています。 私は見終わって、なんだかちょっと、安心しました。 もし7歳の時に見ていたら、きっと大好きになった映画だと思います。 だからこれから鑑賞する人には、どうぞ子供に戻って、 まっさらな気持ちで見てくださいとオススメしたいです。過剰に期待しちゃダメ。 【サカナカナ】さん [試写会(邦画)] 6点(2008-07-14 21:44:40)(良:3票)
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