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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(9点検索)】
5.オウムだって人間なんだよ、彼らだってがんばっているんだよ、なんていくら言われたところであの非人道的テロ集団を私は絶対に許さない!なんてかるーい気持ちで見たのですが…うーん…確かにややズレてはいるものの、純粋に修行に励む彼らを見ていると「そこら辺のチンピラよりもずっと立派だよな」と、一体何が我々の思うところの「真実」なのかが分からなくなりました。オウムを肯定するのはこの映画の正しい見方ではないと思います。ただ忘れてはいけないのは、「世論」とはたった12のチャンネルや他の情報媒体、つまりは所詮誰かが作り出した恣意的ドキュメントによって成り立っているという事だと思います。公的機関も然り、警察とマスコミには「絶対放送しない」と言った暗黙の了解があるそうです。不当逮捕のシーンはそう言った馴れ合い自信の表れだったのでしょうか?もう見たくないってくらい本当に嫌な気分になりました。特にネット右翼や全ての学生に見て欲しい貴重な作品だと思います。本当に見て良かったです。監督に拍手。 【Kの紅茶】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-01-12 12:26:27)
4.マスコミ志望の学生は一見の価値あり。やり取りが生々しくて面白い。警察の公務執行妨害の自作自演が寒々しいと同時に、恐ろしくもありますねえ。 【バチケン】さん 9点(2004-11-18 20:34:22)
3.「将来はマスコミ関係の仕事に就きたい」と思っている高校生女子なんかには特にお薦め。 どんな世界にも表と裏があって当然なんだろうけど、このフィルムで幻想を打ち砕かれて下さい。 【キュウリと蜂蜜】さん 9点(2004-07-10 21:52:19)
2.汚い無精髭たくわえたデブのアメリカ人なんかをありがたがってる場合ではありません。 【ナクサライト】さん 9点(2004-05-22 18:49:25)(良:1票)
1.この作品を観て、オウムが一番メディアに取り上げられていた、僕が中学生だった頃の事を思い出しました。僕はその当時、彼らの拠点の一つ(それは松本サリン事件や坂本弁護士殺害事件などの一連の事件よりもかなり早くからあった。)の近くに住んでいたのですが、テレビの中の"現実"、それは日常から遠く離れたフィクションに近い"現実"と、自分の身近にある"現実"のニアミスに興奮し、テレビに熱中していました。一億総オウム評論家と誰かが揶揄していましたが、僕の愚かな頭の中にはどのサティアンにどんな施設が隠されているか、オウムの幹部の人物像と宗教名、それに警察の動きなどがこと細かく納められていました。今はもう、その当時どんな気持で彼らに熱中していたのか、はっきりとは思い出せないのですが、(もちろん、オウム自体の詳細なんて完全に霧散している。)ただ、「オウム信者がカッターナイフ所持で銃刀法違反で逮捕」というニュースに大きな疑問を感じた事だけは記憶しています。その当時、僕の性格ならばたぶん周囲の大人にこの疑問を尋ねたはずなのですが、その返答はまったく記憶に残っていません。適当にあしらわれたのでしょうか、それともきちんとした返答を受けたにもかかわらず僕が記憶から失ったのでしょうか。どちらにしても、納得はしていなかったはずです。(だから違和感だけが残っている。)気付けば僕は、その当時の僕なら「大人」だと思った年齢にまでなっていました。僕が、あの時の僕を納得させられるかは自信がありません。あれから僕は何を考えて生きてきたんだろう?何を学んできたんだろう?そんなことを考えました。あの当時、"正常"と言える眼で事件をみつめていた人がどれだけいたのでしょうか?いや、過去に限ったことではなく今、9.11後の世界を冷静に見詰めることができる人がどれだけいるのでしょうか?澄んだ瞳で、世の中を見渡せる人間になりたい。そんなことを考えました。 【fero】さん 9点(2003-11-23 20:37:18)
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【点数情報】
Review人数 |
26人 |
平均点数 |
7.50点 |
0 | 1 | 3.85% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 3.85% |
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5 | 3 | 11.54% |
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6 | 1 | 3.85% |
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7 | 3 | 11.54% |
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8 | 7 | 26.92% |
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9 | 7 | 26.92% |
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10 | 3 | 11.54% |
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【その他点数情報】
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