みんなのシネマレビュー

霧の中の風景

Landscape in the Mist
(Topio stin omichli)
1988年【ギリシア・仏】 上映時間:125分
ドラマロードムービー
[キリノナカノフウケイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【Cinecdocke】さん
公開開始日(1990-03-17)


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監督テオ・アンゲロプロス
キャストタニア・パライオログウ(女優)ヴーラ(主人公の姉)
ミカリス・ゼーケ(男優)アレクサンドロス(主人公の弟)
ストラトス・ジョルジョログウ(男優)オレステス(旅芸人の青年)
エヴァ・コタマニドゥ(女優)旅の一座の女優
ヴァシリス・コロヴォス(男優)トラック運転手
原作テオ・アンゲロプロス(原案)
脚本テオ・アンゲロプロス
トニーノ・グエッラ
音楽エレニ・カラインドロウ
撮影ヨルゴス・アルヴァニティス
製作テオ・アンゲロプロス
配給フランス映画社
あらすじ
12歳のヴーラと5歳のアレクサンドロスの姉弟は、母親から聞かされていたドイツにいる見知らぬ父に会いに、内緒で夜行列車に飛び乗った。姉弟は行く先々で幾多の人たちと出会い、人生の苦楽を学んでいく…

Cinecdocke】さん(2023-09-23)
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【クチコミ・感想(10点検索)】

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4.主人公の姉弟は、まだ見ぬ父を探し求めドイツに向け旅に出る。まるで幸福の“青い鳥”を見つけに旅に出る幼い子供たちのようだ。押し寄せる資本主義に飲み込まれる若者達、旅芸人一座の時代の終焉、大人のモラルの崩壊などなど…寒々とした映像も手伝い、まるでギリシャという国そのものが暗黒の時代に差しかかっているかのような印象をも受ける。主人公の姉弟も私生児だ。ラスト近く、海底から一本指の欠けた巨大な手の彫像が現われるシーンがある。現実と非現実が入り混ざり、不思議だが怖い。これは何らかのメッセージがあるのだろうか。それともアンゲロプロスのシュールな心象風景なのか。どちらにしても鮮烈な印象を放ち、脳裡に焼き付くシーンだ。《ネタバレ》ラストでは、暗闇の中、一発の銃声が響きわたる。そして絵本のようなシーンで幕が下りる。やはりこの映画、現代の寓話なのかもしれない。(かなり辛口だが) ギリシャといえばギリシャ神話やオリンピアに代表されるよう、数々の芸術や文化を生み出した歴史のある国。遠い他国ということもあり、当時の政治的、経済的背景が今ひとつ分かりかね作り手の意図するものが掴みづらい。しかしこのアンゲロプロスの独特な映像とリズムを通じ、繰り返し観たくなる傑作であることは間違いない。 光りやまねこさん 10点(2004-08-24 12:46:48)

3.テオ・アンゲロプロス監督が、これほどまでに万人(?)に愛される映画を撮ったことに、公開当時ガクゼンとしたことを覚えています。ああ、ぼくだけのものでいてほしかったのにぃ~! って…。主人公の姉弟のうち、幼い弟の手紙がときどきナレーションとして挿入されるんだけど、そのナイーヴで詩的な野にも、心震えっぱなし。翻訳した池澤夏樹にも感謝の花束を。とにかく、本当に美しい、まさに詩のような逸品だとぼくも思います。 やましんの巻さん 10点(2003-05-21 19:06:08)

2.路面の、窓の、線路の、海の、湿った冷たい灰色が忘れられない。こんなに美しく痛ましい映画は他にはない。あの幼い姉弟の可憐さはどうだろうか! にび色のギリシア。雪・霧・闇。忘れられない風景だ。 弓木暁火さん 10点(2003-04-22 01:14:02)

1.冒頭の汽車を待つ姉弟、雪が降るシーンで時間が止まったように、動かない人達など多数の印象深いシーンがある。また、手の石像をヘリコプターで引き上げるシーンは話の展開上なんら意味を持たないが、なぜか悲しく、とても必要なシーンに思えてくる。そこら辺が映像美学の奥深さだろう。それでも監督が映像に込めたメッセージをすべて理解することは到底出来ない。だが、この映像に触れれば、何かしらの感動を憶え、いにしえぬ力を肌に感じることだろう。悲しくも残酷な運命をたどった姉弟は、映像が心の言葉を代弁しているように語りかけている。 ゆたKINGさん 10点(2003-02-24 19:58:00)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 7.56点
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325.88% line
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538.82% line
638.82% line
7411.76% line
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91235.29% line
10514.71% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review2人
2 ストーリー評価 9.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 10.00点 Review2人

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