みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
3.うん、もう何回も見てるけど、見るたびに評価が上がる、噛めば噛むほど味が出るじゃないけど、やっぱいい映画だなぁ。名作だなぁ。自分の幼少の頃とは6〜7年時期がずれてるんだけど、この甘酸っぱさは見事に表現されている。なんで、こんなに評価低いのかなぁ。この、見終わった後に心に残る感触が・・・何とも言えない。何が残ってるのかと聞かれると、上手く言葉では表現できないけど、なんかね・・・確実に残るモノがあるんだな。これこそが映画の醍醐味なのかなと。特にメッセージ性が強い訳ではなく、なんかうけるモノ売れるものを!っていうんでもなく、いい感じに力が抜けていて、見終わった後に素直に”いい映画だなぁ”と思えるモノ。なかなかないよね。これはアニメだからなのか?実写にしてもかなりの名作になる気がする。あのエンドロールの主題歌が終わった後に、それ以上音は要らない!って感じで無音で終わる。これもまた良い。映画館でみてたら、あの無音を味わった後に、絶対拍手してる自分がいると思う。 最後に一つ、この映画の良さは子供には分かんないだろうな。 【◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆】さん 10点(2003-12-04 05:36:07) 2.晩夏の深夜。ふいに観たくなった“ジブリ作品”の中でもマイナーの筆頭とも言えるこの映画を、DVDで観る。 観る季節としては、とてもいいタイミングだと思う。 “マイナー”と言っても、この作品でさえ鑑賞回数の延べ数は2、3回では留まらないだろう。 だが、「良い映画」というものは、観るほどに深みが増すものだ。 そして、この作品の場合、歳を重ねたり、環境が変わるほどにその風合は大きく変わってくると思う。 詰まるところ、これまでの印象以上に素晴らしく良い映画だと思った。 27歳を迎える都会育ちのOLの心象を、小学5年生時の自分の「思い出」と共に描き出す。 時間の壁を懐古感と情感たっぷりに行き来するその描き方が、非常に巧みだ。 昔の自分を顧みるだけでなく、その心情を軸として現在と自分自身と向き合っていく様が、この映画をただの「昔懐かし映画」に留まらせていない。 小学5年生の自分、東京でOL暮らしをする自分、田舎生活を満喫する自分、様々な「自分」を見つめながら、新たな「自分」を見出していく。 この映画を初めて観たのは小学生の頃だが、その時はこの映画の持つテーマの意味合いなんて分かるはずもなかった。結果、“なんだか地味なアニメ映画”という印象が根強く残る。 でも、まあそれは仕方がない。 ある程度、観る者自身が歳を重ねないと、この映画が“物語るもの”に感情は反応しないだろう。 と、いうことを25歳になる年の夏に気づいた。 歳を重ね、思い出はあるときぽろぽろと降り落ち、自らの足元に積もっていく。 そういうものなのだと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 10点(2003-10-28 10:32:41)(良:1票) 1.愛は花、君はその種子・・・・。 【鐵假面の人】さん 10点(2001-03-29 22:51:34)
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