みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
23.長すぎることが、映画としての魅力を下げてしまっているけど ガンジー、遠い夜明け、同様にとても考えさせられるいい映画。 2039年まであと23年。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-12-28 16:05:06) 22.『誰か』が疑問を呈さなければ、ケネディ暗殺は共産主義者オズワルドの単独犯行だと、歴史に迷い無く刻まれたのかと思うとなんか空恐ろしい。登場人物である地方検事長をはじめ、“真実”を追究するために声をあげ、巨大な権力相手にひるまず闘った人たちのその姿勢に敬意を表する。もちろん、O・ストーンにも。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-26 01:06:43) 21.「…ということを決して声高にではなく描いた秀作」ってのは多いが、声高に言わねばならないと思っていることを声高に叫んだ映画、ってのもあってほしい。これがそうだった。作者に言いたいことが過剰なまでに溢れているってことは、こんなにも気持ちのいいことだったのか。3時間、がなり立て続けるストーンは魅力的だ。証言が現われるごとに何度も繰り返される暗殺シーン、一本の作品としての流れなり盛り上がりなりを計算していく気持ちはまるでなく、手に入った絵の具からどんどんキャンバスに塗り重ねていく。その積み重ね自体を映画の魅力にしてしまっている。「あれはおかしい、これもおかしい」と、スクリーンに証拠を陳列していき、説得というより「これだけ疑問点があっても委員会の言うことを信じられるのか」と大声で脅されている気分。そのパッパと陳列していく手際でこちらも釣り込まれてしまう。この監督、役者の演技というものにも全く興味を見せてなく、ただセリフをしゃべるマシンか何かと思っているのだろう。ドナルド・サザーランドのような癖のある名優も、ただしゃべりまくらされる。監督が興味を見せるのは、証言の散文的な内容だけだ。一個の事件の周囲に、人がしゃべることによっていろいろなものが付着したり剥がれたりしていくその変容に面白味を感じているのであって、役者が本当は一番見せたい表情や仕種やらの微妙さは無視されてしまう。そういう微妙な味わいこそ映画の楽しみである、という“上品”な映画鑑賞法も一緒に無視されてしまう。「私はこれこれこういうことが面白い、こういうことにのみ興味を感じている」という自分の守備範囲をはっきりさせ、その中で好き勝手をやり、そのこと以外には媚を微塵も示さない。ストーンの映画に感じるのはその小気味よさである。自分のやってることに確信を持っているものの明朗さがある。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-19 12:07:19)(良:2票) 20.ケビン・コスナーが出演してる作品でこれが一番好き。結構有名所が出てるんだなぁ。 【ジダン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-26 19:05:39) 19.「正義とは何か?真実とは何か?」を問いかけてくる作品でした。もし、一人の検事が生命を賭けて「権力によって作られた真実」の欺瞞を突き詰め、暴いていくことがなければ、ケネディ暗殺事件の真相が闇に葬り去られていたかと思うととても恐ろしさを感じました。(まあ、この作品で語られている事が真実であるかはまだ判りませんが。) 利権のために戦争が行われ、一般市民が戦地に送られていく現実は本当に何とかならないものかと思ってしまいますね。国を守る為に戦うのではなく、軍需産業とその利権に群がる人たちのために なぜ戦わなければならないのかも判らぬまま、敵と呼ばれる人間に銃を向けなくてはならないなんて 非常にやるせないですね。(ただ軍需産業に従事して生活している人も多くいるわけですから全てを否定はできませんが。) しかし、3時間半近くの間ずっとドキュメンタリータッチでシリアスな場面が続くのでちょっと疲れました・・・・・。 【TM】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-29 16:05:51) 18.いやぁ、面白かった。 長いという意見が多いみたいだけど、これくらいみっちり見せてくれた方がいい。 正直、前半は登場人物が多くて名前と顔が一致しなかったり、推理の展開が早くて頭の回転が追いつかなかったり、字幕を追っかけながら整理してる間に映像を見逃したり、着いていくのに苦労しましたけど(笑)、いいんです、「国家権力が胡散臭い」ということさえ分かっていれば、最後の法廷シーンはちゃんと楽しめます。 それにしても説得力ありましたねぇ。 サスペンスとしても十分楽しめますが、もしかしてこれが真実じゃないかと本気で思えるのが凄い。 そして、何よりも体制を糾弾する姿勢が素晴らしい。 しかし、アメリカって国はホント分からんなぁ。。。 こういう映画を公開できる許容量を持っていると素直に評価すべきなのか、この映画があまりに的を射ていてぐうの音も出なかったのか。。。いや、もしかしてこの映画自体が別の意味である種のプロパガンダなのかもしれない。 「メディアによって人心を操作する」みたいなこと、やりそうだしねぇ。 アメリカって「どういう題材をどれだけの刺激でどれくらいの人数にどれくらいの頻度で流布すれば、どんなふうに人心が影響を受けて、どのように国民意識が変化するか」なんてこと、きっちりデータを持ってそうなんだもんなぁ。 事件の真実も、この映画自体の意図も、ほんとはもっと全然別のものかもしれませんぞ? いかん、こういうこと考え始めると堂々巡りになってしまう。。。 もしかして、こういうことを考えさせる罠!? (笑) 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-25 04:03:05) 17.こういう映画って、時期によって違う感慨をもたらしますね。 今思えば、観たときよりさらに「国家ってほんとにうさんくさいなあ」ということが、胸に迫ります。 ケネディが亡くなったという報道をリアルタイムでTVで目撃した世代としては、そうそうよそごとに感じられなかったから、これは私よりさらに上の世代こそ観ておいたほうがよい作品かも。 それにしても、こういう作品を作れる国だというプライドが、免罪符にすりかわっちゃまずいだろう、と思うけれど、アメリカ人はそういうこと、どう思ってるのかしらねえ・・。 【おばちゃん】さん 8点(2004-06-26 23:02:00) 16.歴史に残る大事件を豪華なキャストで作り上げたこの作品! 真実をあばき、信念を貫いたジム・ギャリソンはスゴイ! 最後の裁判は見入ってしまった。2028年が来た時、 この映画で語った事が事実である事を 願っています。 【ボビー】さん 8点(2004-03-22 23:53:35) 15.公開当時オリバーストーンが言っていた“なにをそんなに大騒ぎしているんだ。これはただの映画だ”。そんな簡単に割り切れる内容ではないと思うのだが、こういう映画を撮りきったことはすごいことだと思う。真犯人はいまだ不明だが、とりあえず単独犯説は違うなぁと思ってしまっているあたり、既にこの映画にしてやられているのか?とっても濃密な映画でこの作品以降2時間そこそこの映画では物足りなさを感じるようになってしまった。 【ふじも】さん 8点(2004-01-30 12:51:20) 14. 【虎尾】さん 8点(2003-12-13 00:17:43) 13.こういうタイプは好きな映画。ケネディの話は有名なので、内容はわかっていたのでこの点数。 【ボバン】さん 8点(2003-12-03 01:32:31) 12.オリバーストーンは、嫌いなんだけど、これは好きなほうです。3時間は、この内容にはどうしても必要な時間だと思います。クライマックスのケビンコスナーの演説が長いと言う意見があるようですが、僕は見てて思いましたよ。「ああそうか、キャプラがやりたいんだな」と。「スミス都へ行く」というキャプラ監督の傑作がありますが、素人議員のジェイムススチュワートが、汚職を告発しようとして、逆に悪者にされてしまう。疑惑を晴らすため、そして真実を追求するために議会で24時間の大演説をする、ケビンコスナーの演説は、この場面へのオマージュがあったのではと思いました。 それにしても2039年に公表される真実って・・・・・。 【ひろみつ】さん 8点(2003-10-21 11:19:02) 11.これって、ドキュメンタリーとして作るならわかるけど、俳優に演じさせて描くようなモノなのかなあ、と思いつつ観たら、長尺ながらスリリングな展開で、クライマックスは随分興奮しました。で、観終わって思うのはやっぱり同じで、これって俳優が演じて描くべきものかどうか・・・。映画はあくまで作り物であって、それがまた映画の面白いところ。もし本作の目的が真実を暴く事だとしても、どこかに虚構の臭いを伴う事は避けられません(約束事としての一種の安心感ですな。例えば、実物の死体と、死体役の俳優は、やっぱり別物です)。あるいは最初から真相をボヤかすのが狙いなの?面白い映画なだけに、複雑な心境ではあります。 【鱗歌】さん 8点(2003-08-12 19:37:47) 10.面白い映画です。ただ、ケヴィン・コスナーじゃなくてもあの役はできたね。 【ある】さん 8点(2003-07-14 09:13:03) 9.高校生のとき上演前に「途中、絶対に話し掛けないで」と友だちに言い渡し、気合いを入れて観た映画。誰も彼もが怪しすぎです(ちなみにこれでゲイリー=オールドマンを知った)。法廷シーンは「アフューグッドメン」の方が好きですが、粗い映像を織り交ぜたドキュメントタッチの演出が、謎だらけの史実を際立たせていたと思います。まさにオリバー=ストーン監督渾身の作品と言えますが、長じてから観賞したところ、彼の独善性がかなり気にかかってしまったのでこの点数で。 【はるふ】さん [DVD(字幕)] 8点(2003-06-15 11:59:37) 8.この手の伝記物は大好きです。 【オリーブ】さん 8点(2003-06-07 01:09:13) 7.見入ってしまう映画だったが、法廷のシーンは字幕が多くてね。大筋は分かってはいたが、事件の詳細がかなり分かった。(全部が事実かどうかは不明ですが)ケビンは好きではないがこれは○。 【phantom】さん 8点(2003-01-10 21:40:30) 6.ケビンが法廷でケネディの体を通過した弾丸の解説をしている部分で、正直、集中力が切れかけたが、CIAを相手取った疑惑を題材にすることにより謎解きというよりも、返って謎が深まってしまったように思えた。ケネディ一族の不幸な系譜を象徴する娯楽映画。 【dp】さん 8点(2002-11-16 23:09:48) 5.話全然違うんだけど、観てて「パーフェクト・ワールド」のように前半ダラダラ(面白いんだけどネ)→後半一気にクライマックス!って感じが似てると思った。どっちもケビン・コスナーだから思い出したのかも。本編だけど、いやー難しいね。ダラダラって書いたけどテンポ自体は早く、よそ見してたらおいてかれちゃう。ものすごくギッシリ詰まってる感じ。ただ、中身が濃過ぎてたいして興味ない人には正直おすすめできません。反面、興味ある人は間違いなく、必見です。 【キャットス桜井】さん 8点(2002-03-06 05:58:18) 4.この映画ビデオで二回目なんですが見終わったとき恐くなりました。政治関係の硬派なドラマでしたが飽きさせないストーリと場面展開でした。(長いけど・・。)あと、劇中の音楽がすごくこの映画のスリリングな感じとあっていて、より盛り上げてくれたと思います。公開当時は1991年で11年も前だけど、まだこの事件が解決されてないせいか?そんなに古さを感じさせない題材だったと思います。 【マリモ】さん 8点(2002-01-27 23:01:31)
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