みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
124.仮面を取っても、ファントムがイイ男で、マジブスはどう生きれば良いのか不安に成りました。 【.】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-04-05 00:27:07)(良:1票) (笑:2票) 123.結局、10回劇場行っちゃいました。 もうね、愛しすぎちゃって怖い。始めてみた時、これこそ求めてた映画!!!って思いました。もともとあたしミュージカル大嫌いな人だったんだけど、この映画のせいでミュージカルに目覚める。だからもちろんオペラ座は劇団四季のも観たし、ロンドンでも4回見ました。DVDはUK版・日本版を購入し、気づけばCD数種類にスクリプトやらフィルムやらスワロフスキーやら・・。夢中になりすぎて怖い。あたしの中の‘美’って概念を映画にした感じ。これこそ芸術じゃ~~!!って勢い。あんなにミュージカルだと思わなかった!って言ってる方が結構多いんだけど、何を仰います。むしろ歌なしのオペラ座って何。住んでる場所の関係、金銭面での理由で劇場に見にいけない人の為に作られた映画版ミュージカル、と考えて下さい。 そしてね、正直言って、これTVで観るのと映画館で観るのとでは雲泥の差。どんなにオペラ座つまんないって言ってる人も冒頭Overtureには鳥肌が立ったはず。そうじゃなかったらそれは劇場の音響が悪かったんだ!!!って独断で言い切りたいくらいオペラ座中毒。ごめんなさいww。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-02-15 21:27:51)(良:2票) 122.舞台版「オペラ座の怪人」は、音楽や歌以上に「装置」の戯曲です。オペラ座の舞台に見立てたステージが、物語の進行に従ってどんどんと姿を変えていきます。目の前で「現実に」繰り広げられるそのスペクタクルには、内容以上の感銘を受けたもんです。そんな戯曲ですから、表現媒体としては映画の方が合っていると私も思います。しかし、出来上がった映画は丸っきり舞台をなぞっただけで、映画ならでは空間的広がりが全く感じられない仕上がり。しかも、舞台装置のダイナミズムは当然消失しています。クライマックスも、実際に観客の頭上を巨大なシャンデリアが滑り落ちていくスリルに比べれば、どーってことありません。元が元ですからつまらない映画ではありませんし、数々の名曲も楽しめますが、何か平凡な作品になってしまって少し残念に思いました。戸田奈津子の字幕が「ロード・オブ・ザ・リング」並に出来が良くなかったのもマイナスです、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2005-02-03 00:07:19)(良:2票) 121.ゴージャスで素晴らしい衣装や美術と全編を彩る甘美な名曲の数々。テーマ曲の序奏に乗って豪華なシャンデリアが上がるオープニングですでにワクワクして感動し、歌やドラマが盛り上がると涙腺も刺激されて感泣。 もう何年も前に見た四季の舞台ですっかりこのミュージカルメロディに魅了されたものとしては、この映像と音楽の2時間半に浸ることができて満足満足です。ストーリーは定型なのでほとんど舞台そのままの運びですが、映像ならではの表現が迫力や広がりを見せるのでまた違う良さもあります。 ミュージカルでもこれほど音楽が主役でどれも美しいのは特筆ものの作品ですから、主な出演者が吹き替えでなく歌ってるのは当然嬉しいわけで、中でもクリスティーヌのエミー・ロッサムは可憐だし歌は声もきれいで素晴らしい。 怪人はラウルともども美形でかっこいい。でも怪人は主役だし実力で選んだならもう少し低くて声量のある歌唱力を、、という気がしないでもない。バンデラスという声もあったそうでそれでも良かったかも。カルロッタ役のM・ドライバーは吹き替えですがイタリアなまり?の我侭な歌姫がはまってました。 とはいえメロディが美しい名作ミュージカルなのでこれだけ聞かせて見せてくれれば上出来だと思います。帰ってから久しぶりに四季版ミュージカルを聞いて余韻に浸りました。 【キリコ】さん 8点(2005-02-02 21:35:32)(良:2票) 120.アタシとっても好きよ、こういう映画。 怪人があまりにかわいそうでむちゃくちゃ泣いちゃったし、映像もキレイで衣装や美術も最高よ。 確かにちょっと『ムーランルージュ』調ではあるけど…冒頭、オークションに出品された古いシャンデリアが吊り上げられると同時に、オペラ座が1800年代後半のきらびやかな状態に戻って、あの有名な音楽が響いて…ってとこでアタシはすでに全身鳥肌だったわ。 そっからはホントあっという間の2時間で、最後は大泣きよ。 何年もヒットし続けるミュージカルはやっぱり違うわねえ。 ストーリーは大人向け悲劇仕立ての「美女と野獣」って感じかしら? 実際ジャン・コクトー監督の『美女と野獣』を思わせるシーン(壁から突き出た男の腕が燭台を持ってるとことか)もあったし。 それにしても…怪人がかわいそうでかわいそうで…世間ってホント残酷ね。 そこへきてクリスティーヌの「ほんとに歪んでるのは顔じゃなくてアンタの心」発言でしょ? そりゃないんじゃないの!?ひどすぎるわよー!ってなもんで…ツラの皮たった一枚が人とちょっと違うってだけなのにね。 なんだかせつないわ。 …もちろん方向性はズレてはいたんだけど、なにがあってもずーっとクリスティーヌを想い続けた怪人…来世はきっといいことあるわよ、頑張って!!ってな気分にさせられたわ。 【梅桃】さん [試写会(字幕)] 8点(2004-12-17 00:26:36)(良:2票) 119.原作小説→ミュージカル化→映画化と伝言ゲームのように改変された結果として、 エリックが単なるストーカー、クリスティーヌが単なる尻軽女になってしまってる。 舞台の場合は歌に込められた熱い想いを汲み取ることで、 3人の関係を描いているわけだけど、 それを単純に映像化したのでは観衆に伝えるべき点が伝わらなくなってしまう。 もう少し丁寧に3人の苦悩を描く工夫を施すべきだったのかも知れない。 ミュージカルが好きな人なら舞台の方がいいだろうし、 ミュージカルが苦手な人にはそもそも受け入れてもらえないだろうし、 企画として間違ってしまってるのかも知れない。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-26 04:01:00)(良:1票) 118.そこそこ面白い。セット、衣装などの美術がしっかりしているし、映像、音楽も優秀。しかし、ファントムの隠れ家に行くときに流れるあのダサいロック系のテーマ曲はないでしょう。あれのおかげで、「オペラ座の怪人」の映画化作品として、後世に残るにふさわしい品位が失われているように感じます。ウェーバーにロックの才能はありませんね。ファントム・オブ・パラダイス」を真似しようとしたんですかね?クリスティーヌのあやふやな立場も見ていてイライラしました。彼女はかなり悪女ですね。そのときどきの、自分の利益を計算して、非常に打算的に動いている気がします。展開ももうちょっと緩急を使った方がいいと思います。話のつなぎ目でしつこいくらいに歌を使ってしまって、盛り上げどころを強調しきれていないと思います。監督をもうちょっとまともにチョイスすべきですね。 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-03 17:56:17)(良:1票) 117.セリフと歌のメリハリが無さすぎ。 繊細な場面もすぐに歌合戦でぶち壊してしまう。 面白い「映画」を期待した人は帰り際、こう思うはずだ。 ミュージカルなんてクソ喰らえ!ってね。 【ピルロ】さん [映画館(字幕)] 2点(2005-04-01 01:20:32)(良:1票) 116.何よりも、映画化ということに対して臆せず、舞台通りに映像世界全編をオペラ調に仕上げ、完成させたことに、「オペラ座の怪人」という神々しいまでのオリジナルに対する尊敬と自信が感じられた。台詞のほとんどが歌唱によって紡がれることに違和感を持つ人もいるようだが、そのことこそ、この作品を映画化する“意味”だと思う。舞台を見たことは無いのだけれど、歌で語らずして何が“ファントム”かという盲目的な概念を知らぬ間に植えつけるこのキャラクターの哀しく切ない存在感は凄い。文芸的な映画だけにある程度のかったるさは覚悟していたのだけれど、そんなもの微塵も感じさせないテンポの良さと、極めて完成度の高い映画世界に呑み込まれる。 【鉄腕麗人】さん 9点(2005-03-23 00:17:35)(良:1票) 115.その醜い顔のせいで、一度も優しさを味わったことの無かったファントム。愛する女性を手に入れたくても、手に入れられなかったファントム。ごく普通の男性であったはずの彼が、自らを"Phantom of opera"と名乗らなければならなかったのは、彼の周りに”人種差別”という環境が渦巻いていたからでは無かったのか、と思った。彼があのような醜い顔になったのは、おそらく生まれながらの病気か、事故か何かによって起こった物だと思うが、なぜ何の罪も犯してないはずの彼が、世間から忌み嫌われ、嘲笑され、そして痛めつけられなければならなかったのだろうか?差別というのは、彼のような”障害”だけでなく”肌の色”から”生理的な物”あげくの果てには”個人の趣味”という下らない物に至るまで・・・。人間というのは、必要も無いのに他人を自分と比較したがり、他人との差異を嘲笑う事でしか、自分の強さや立派さを証明できない生き物なのだなと、改めて痛感させられた。この映画では、そんなファントムの強いられた現実が、そして彼の心が、ひたすら痛かった。美しい音楽と、華やかな雰囲気、そして俳優たちの名演に彩られたこの作品では、制作陣たちは実はそんな事も伝えたかったのでは無かったのだろうか・・・・・と感じた。 【ポール婆宝勉(わいけー)】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-02-27 22:14:39)(良:1票) 114.とにかく音楽の力にやられました。完全に鷲掴まれました。ストーリーだけ追えばシンプルな悲恋モノです。が、その分圧倒的な音楽力とそのイメージを増幅させる映像にどっぷり浸れます。映画を見終わった直後にサントラを購入したのは久方ぶりですが、聴いていてまた映画館に足が向いてしまいました。DVD発売まで待って後悔する前にスクリーンで見ることをお勧めします。ただし!140分中120分以上は唄です。相当体力を奪われることは必至です(笑) 【オカピ】さん 10点(2005-02-17 23:23:20)(良:1票) 113.冒頭のシャンデリアが過去へとつながっていく映像とあのお約束のメロディ(オーケストラのね)、この二つはとんでもなくカッコ良かった。でもここまで歌の多い映画だとは思っていなかったので半ば眠気が・・。こらえていよいよファントムの素顔が・・。「あら?・・何、いい男じゃん」ファントム全然OK。。そして映画館を出てしばらく口にしてましたあのメロディー(笑) 【junneisan】さん 6点(2005-02-13 23:04:54)(笑:1票) 112.舞台とはまた違った良さが出ていた。これはちょっと・・・っていう部分もいくつかあるけれど、それを差し引いてもいい出来。それとやはり音楽がとてもよかった。 【アスモデウス】さん 8点(2005-02-08 23:06:24)(良:1票) 111.舞台モノというのは舞台で見たほうが迫力があるものですが、この映画は映画であるという利点を使用して実に胸に迫る映像と効果の連続で魅せてくれます。冒頭で銅版画を思わせるパリの街並みにググっと寄っていって次第に立体的になっていく映像の見せ方などは、古典的かつ新鮮で凄く感動しました。思わず「おー」と呟きました。隣の嫁は「ああ」と感嘆してました。とにかく大感動。クライマックスでオーケストラの大洪水が寄せてきたと思ったらサっと音が引き、次の瞬間オルゴールが奏でられるのですが、あれはもう反則でしょう。オルゴールの音色が鳴った瞬間、ブワっと涙が溢れました。マスカレードの場面も圧倒されましたが、今まで映像化された歌劇をなぞったような手法が多かったのが残念。ただ、これは舞台であり映画であるという二面性を最大限生かそうとしていた作りこみとこだわりがビシビシ感じられたのが良かった。ともすれば中途半端になりがちですが、舞台を表現する平面的な場面と、映像を表現する暗闇へ向かう奥行きの場面のコントラストが良かったと思う。まるで長い夢を見ていたかのような映画。終わった後ほとんどの観客が(年配の方が多かったです)席を立たずエンドロールを最後まで見ていたのが印象に残りました。歳取ってからまた夫婦でスクリーン上で見たいと思わせる、そんな映画です。大傑作。 【DeVante】さん 9点(2005-02-07 07:38:48)(良:1票) 110.こんなに苦痛な2時間半はひさしぶりでした。見終わった後の疲労感は相当なものだったので、もう二度とこの映画は見たくないな、と思った。激辛ですがこれが率直な感想です。冒頭の『タイタニック』ばりのシーン(シャンデリアに色がついて過去に遡るところ)、クライマックスのファントム&クリスティーヌの真に迫った演技、ラストシーンのバラ・・・このへんはほんと感動したのです。ただ、全編とおして歌いすぎでしょう。「え、また歌かよ・・・」の連続。うんざり。ごく普通の会話であるべきところまで歌いまくるので、滑稽にすら見えました。そしてそのせいで肝心なシーンでの歌がまったく際立たない。『シカゴ』は現実部分が普通のセリフで、空想世界のみが歌だった。『サウンド・オブ・ミュージック』や『マイ・フェア・レディ』は「ここぞ!」という絶妙のタイミングで歌ってくれた。だから鳥肌が立つほど感動したし、物語の面白さを味わいつつ、歌の素晴らしさにもどっぷり浸れたんだなーと思います。『オペラ座~』もこれだけの舞台装置&役者がそろっていれば、もっと良い映画になりえただろうに。あと、肝心のファントムの歌唱力がイマイチでかなりもどかしかったです。演技は良かったけど。 【ROMY】さん 4点(2005-02-06 15:15:17)(良:1票) 109.舞台の映像化の典型的な失敗例。舞台版のCDを聴いているほうが、何倍も臨場感があるというのはいかがなものか。キャストが悪いわけでも、楽曲・オケが悪いわけでも、装置・衣裳が悪いわけでもないのに、「ミュージカル」の違和感ばかりが際立ってしまって、キャストがアップになるたび、これなら歌わずに芝居をさせてあげたらいいのに・・・と思うことしばしば。舞台版があまりに有名すぎるゆえに、監督も金縛り状態だったんでしょうか。舞台版で胸かきむしられた名曲の数々を聴きながら、お尻がむずがゆくなる理不尽!先のsayzinさんもおっしゃってるとおりお粗末な字幕も興を殺いだ一因。初めてロンドンでこの作品を見たときは細かな意味は分からずとも、ファントムの切なさ、哀しみが痛切に迫ってきましたから、ある程度映画力のある方は字幕を無視したほうがよいかもしれません。追記:エンドロールで流れる新曲(?)は蛇足じゃないかしら。 【HIDUKI】さん 7点(2005-02-03 14:22:04)(良:1票) 108.「オペラ座の怪人25周年記念公演inロンドン」舞台のDVDと一緒に鑑賞。 舞台のほうはとても素晴らしかった。 比べてしまうと、こちらの映画版はもったいないと感じてしまった。 エミー・ロッサムさんの歌と演技は良かったので、ミュージカル好きな人には良いと思う。 【たんぽぽ】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-02-28 16:21:53) 107.ミュージカルはエンタメ度が高くなるので肝心のファントムの苦悩が伝わりきれていないような。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-23 23:30:22) 106.ヒロインのエミー・ロッサムが直接関与していない時のミュージカルシーンの退屈振りに比べると、彼女が歌っている時のうっとり感たるや相当なものですが、それって逆に言うと「要するにヒロインの歌唱力&ルックスにおんぶに抱っこの映画なのでは?」ということなのかも。 巷のサイトなどでは「これだけうっとりさせられるということは、それだけミュージカル的に優れているという証拠だ」といったような意見もあるようですが、本当に「ミュージカル的に」優れた技巧の映画なんでしょうか。「非日常空間」と「日常空間(そもそもこの映画ではここの定義がちょっとばかしあいまいになってるんですが)」とが補完関係ではなく一方的な搾取関係になっているという点が、どうも私にとっては「こうゆうのをミュージカルと認めたくないなあ」と思ってしまうとこなんですが。ちょっとどぎつい言い方をすると「ヒロインとファントム以外の全ての人間(子爵ですらも!)が、二人を引き立てるための有象無象にされてしまっている」という気がしてしまって…。 全然話は変わりますけど、「最も理想的なミュージカル映画」って言ったら、それってどんな映画でしょうか。人それぞれ色んな意見があるでしょうが、私が思うに「おお、なんてこったい! 作り始めた時点ではそんなつもりなど毛頭無かったのに、いざ作ってみたらミュージカル映画になっちまったじゃないか!」という映画なのではないでしょうか。もちろんそんなにうまいこと御伽話みたいな生まれ方をする作品など滅多にないだろうとは理屈では分かっちゃいるんですが。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(字幕)] 7点(2015-07-30 12:34:41) 105.2015.03/04 鑑賞。永らく観そびれてたがやっと・・。ミュージカルとしてかの名曲はさておき結構美しい曲が多い。イントロとエンドでのモノクロ映像が作品全体をうまく纏めている。でも肝心のファントマの人物像が判らず、何故殺人までと・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-04 18:58:14)
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