みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.ずうっと片岡孝夫とは気づかずに、「芝居にメリハリのない役者だな」と思って見ていた。 松坂恵子は変わらないねえ。 梶芽衣子は相変わらず素敵だ。しかし、こんな役やらせるなんて。 【みんな嫌い】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-06-26 12:14:30)(良:1票) 9.片岡孝夫は存在感と魅力に欠けるが、それが「どうしようもない男」ぽくてよかったのかもしれない。ただし、こんな男がなんでモテるのかがよくわからないが。演じる役としては宮下順子の看護師役が面白いのだろうが(米倉涼子ドラマ版ではこっちが主役らしい)、「いかにも」っていう愛人風情ではなく、上品ぶってカワイコぶってる女(松坂慶子)が裏では何やってるかわからないってのが作品のキモなんだろうな。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-04-13 12:23:56) 8.野村芳太郎監督という人は、特定の人物に焦点を当ててその内面のドロドロなんかを描かせると本領を発揮するのに、豪華キャストの上品な群像劇みたいなものをさせると、途端にダメになるんですね。前年の「配達されない~」とこれを見ると、よく分かりました(その後、性懲りもなく「危険な女たち」をやってしまうわけですが)。とにかく、場面設定も脚本も全部が陳腐で、清張ものならテレビの2時間ドラマでもこれより優れた作品はいろいろあります。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-03-26 22:36:52) 7.全体の3分の2までは先生、何股かけてるの?とブツブツ言ってしまうくらい退屈です。しかし想定外の事態が連続し始めてから俄然目が離せなくなります。藤田まこと氏が実印を預かる場面で大丈夫なのか?と感じたのですが、それが前触れだったんですね。みんな肚に一物持っていましたというのが面白い。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-18 11:38:53) 6.何だか凄いキャスティング、俳優陣の顔ぶれは豪華だし、原作は松本清張だし、つまらないはずはなく、しかしだ。野村芳太郎監督にしては今ひとつの出来です。映画的な興奮がほとんど感じられずに何だかよくある二時間ドラマのサスペンスものを見てるようでした。確かにわるいやつらなんだけど、もっともっと凄みが欲しい。主役である松坂慶子が悪女としては物足りない。どうせなら「疑惑」の桃井かおりぐらいに何だよ!このクソ女!ぐらい嫌な奴を見せて欲しかったし、これ松坂慶子の主役だけを若尾文子に変えて増村保造監督が演出したらどうなるか?て思わずにはいられず。野村芳太郎監督はサスペンスものを撮らせても素晴らしい監督だけど今作は全体的にやたらしつこいベッドシーンやらで他でもっと凄みのある部分を見せて欲しかった。野村芳太郎ならばそれぐらい出来たはずです。全くつまらないとは感じなかったし、それなりに楽しめはしたから一応6点だけど、繰り返し見たいて思う気持ちにはなれなかった。 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-10-12 19:11:02) 5.あちこちで女をつくり女を泣かせる、それが悪い男の見本かと思いきや、それ以上に「わるいやつら」が存在する。最初は男にだまされていた弱い女性が世間の波に揉まれたくましくなったのだろう。そして本当のわるは決して自分の手は汚さない。悪意と懲罰が比例しないことなど、さすがは松本清張、社会派ドラマを感じさせる。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-08-20 15:31:46) 4.松本清張原作の映画化サスペンス。原作自体が長編ということもあるんだけど、 登場人物が多過ぎて、内容的に映画向きではないのかも。若き病院長と彼を取り巻く五人の女。 皆一癖も二癖もある設定がしっかりと描写されておらず、一人の女性の出演はワンシーンのみ。 前半から中盤にかけては同じことの繰り返しで、犯罪絡みのシーンにも思わず突っ込む始末。 そのくせやたらラブシーンが多いので、かなりうんざりしてしまった。 実力のある役者さんたちが結構出演しているのに、演技を楽しむという気にもなれない。 冒頭からTVのサスペンス劇場を観ているみたいで、全般的に演出もよくない。 清張原作の映画は平均的に楽しめるものが多いのに、これは外したなという内容の作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 2点(2011-08-07 11:09:00) 3.清張作品で個人的に最上の原作。びっくりするほど豪華なキャスト、捻りを効かせたラスト。なかなかの仕上がりだと思いました。 【The Grey Heron】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-09-03 00:04:54) 2.片岡孝夫が演じる病院の二代目院長がとにかくお坊ちゃんでした。その犯行のやり口の適当なことと言ったら…。何気なく観ていても、あちらこちらに証拠を残しまくっているのが分かる。「わるいやつら」って云うより「マヌケな奴」とか「バカな奴」って映画じゃないの、と終盤近くまでは思っていました。でも、一応どんでん返しがありましたね。わるいやつは院長だけじゃなかった。あの院長には「坊やだからさ…」という有名な台詞が似合いますね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-01-21 16:55:49) 1.原作者の松本清張が自ら製作に参加したサスペンスで、監督は「張り込み」や「砂の器」など数々の松本清張サスペンスの名作で知られる野村芳太郎。松坂慶子や梶芽衣子など出てくる女優は綺麗だとは思うし、終盤のやたら豪華な面々がチョイ役で出演しているのも面白かった(とくに佐分利信の裁判長は思わず同じ監督の「事件」を思い出してしまう。)のだが、全体的に見るとなんか二時間ドラマでもいいようなありがちなストーリー展開で、院長役の片岡孝夫にそんなに魅力があるとも思えないし、演技もはっきり言って微妙で、野村監督の演出も精彩を欠いている感じで映画としては正直あまり面白くなかった。最近(2007年)米倉涼子主演で連ドラ化したけど、米倉涼子が個人的にあまり好きでないのもあってあまり見る気にはなれない。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-01-05 23:59:31)
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