みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6. 後半ひきこまれた。悲しい昔の話だが案外、過去のことばかりではないような気がする。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-03-11 14:55:02) 5.おそらくはタイタニック号からの生還者の証言をなるべく忠実に取り入れたのであろう、ドキュメンタリータッチの構成。氷山との衝突から沈没までの描写に映画の多くの時間を費やし、主人公の二等航海士を始めとした乗組員たちの救命作業が、克明に描かれてゆきます。さらには救助に向かうカルパチア号や、比較的近くにいながら事故に気づかなかった船(=カリフォルニアン号)の様子なども描かれて。 もちろん、完全にすべてが事実という訳にはいかないでしょうが、40年後にわざわざタイタニック映画を作る必要ない程度には、よく盛り込まれているかと。 またもちろん、ミニチュア感あふれるミニチュア撮影もありますけれども、傾く船、迫る水、転落する人、といったスペクタクル色も十分で、ドキュメンタリー調の語り口と合わせて、クライマックスに向けた盛り上がりは、なかなかのものがあります。 突然思い出したように挿入される仰々しいBGMは、ちょっとどうかと思う面もありますが・・・。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-04-22 17:17:09) 4.ジェームズ・キャメロンは好きな監督だが・・・何故か「タイタニック」だけは惹かれなかった。 その理由がジャン・ヴィゴの「アタラント号」やロナルド・ニームの「ポセイドン・アドベンチャー」、そしてこのロイ・ウォード・ベイカーの「タイタニック」にある。 1958年に公開されたこの作品は、あくまでドキュメンタリー風のタッチでタイタニック号が沈みゆく姿を描いていく。 登場人物の描写は「タイタニック」よりも希薄だし、キャメロンの映像に比べるとこの作品は見劣りしてしまうかも知れない。 けれども、この作品は無駄なものが無く、船が沈むまでの人々の動静を克明に映像化した作品だ。 登場する船もセットも総て本物ではないのかという危機迫る映像、白黒画面の黒い映像がより沈みゆく船の恐怖を倍増させている。 死を前に人は何をすべきか? 最後まで船に残り最善を尽くそうとする人々の生きる姿。 善悪のあるドラマではなく、人間味のあるドキュメンタリーだからこそ極限状態の緊張感と凄惨な絶望感を肌で感じられると思う。 この作品の持つメッセージやドラマ性の方が、キャメロン版より圧倒的に上だ。 かつてキャメロンの「タイタニック」を酷評した淀川長治さんも、恐らくこの作品を見ていた事だろう。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-05-08 20:56:41)(良:2票) 3.まずは「タイタニック」と聞いて、何を思い浮かべるか?ほとんどの映画ファンは真っ先に監督ジェームズ・キャメロン、主演にレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの二人といった作品を思い浮かべることでしょう!そんな作品の遥か昔に同じタイタニック号沈没の悲劇を描いた作品がこの作品でして、ジェームズ・キャメロンが撮った「タイタニック」の様に安易な恋愛ものを取り入れ、そして、多くの大金と物凄いCGなどこの作品には一切無縁のこれこそ本物のタイタニック号の悲劇を描いてる作品です。確かに映像的には劣るかもしれないし、それはただ単にCGなどによる映像の迫力に劣るというだけであって、作品の持っている力強さと迫り来るメッセージでは明らかにこちらの方が数段、上です。特に凄いのが、この作品はどれもが本物のセットで撮影しているのではというぐらい今みたいに特殊技術なんかなくても一つ一つのシーンが丁寧に撮られているのが観ていて分ります。白黒ならではの白黒だからこそ迫り来る恐ろしさがここまで上手く描かれているし、下手な恋愛ものといった余計なものが無いので好感も持てます。死を目前にして、最後まで最善を尽くそうとする人たちの姿と一人一人が生き抜くためには何をすれば良いのか?といった人と人とが協力することの大切さをドキュメンタリー風に描いていることで、更にこの映画の持っている悲劇というものを一層、浮かびさせる本当に観ていて恐い映画だと思いました。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-26 16:50:59)(良:2票) 2.親に実話と聞かされ、子供の頃にテレビで鑑賞。悲しくて仕方がなかった覚えがあります。また見る機会があるだろうか。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-01-05 21:58:28) 1.最近BSで初めて鑑賞したんですけど、1997年の「タイタニック」とほぼ同じ内容だったことに驚き(あちらからジャックとローズを引いただけ)、また、セットや特撮が300億円かけた「タイタニック」に負けてないことにも驚きました。謝辞としてクレジットされる、この映画に協力した関係者(生存者他)の名前の量だけでも、如何に忠実に事実を再現してあるかが判ります。目と鼻の先にいて事故に気づかないカリフォルニア号の描写も、悲劇性とサスペンスをより強調している。確かにドラマ性は希薄ながら、この「史実」を知るには過不足の無い見事な構成だったと思います、7点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-14 00:01:08)
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