みんなのシネマレビュー

桜桃の味

Taste of Cherry
(Ta'm e guilass)
1997年【イラン・仏】 上映時間:98分
ドラマ
[オウトウノアジ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2014-10-08)【+】さん
公開開始日(1998-01-31)


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ブログに映画情報を貼り付け
監督アッバス・キアロスタミ
キャストホマユン・エルシャディ(男優)バディ氏
脚本アッバス・キアロスタミ
製作アッバス・キアロスタミ
配給ユーロスペース
編集アッバス・キアロスタミ
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【クチコミ・感想】

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27.すみません、ひたすら起伏がなく退屈としか感じませんでした。コンセプト一発に寄りかかってしまったのではないかと思ってしまいます。執拗に助手席から運転席を撮るアングルは面白かったです。あと、普段はあまり目にしないイランの平野の光景は新鮮でした。 Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-05-23 18:49:59)

26.いまいち。解説を見て納得って感じ。最後の方やっと盛り上がってきたが、全体的に物語りに起伏が泣く退屈かな? misoさん [ビデオ(字幕)] 4点(2006-12-23 22:21:21)

25.他人に相談をする人がいますが、私にしてみたらそういう方は既に自分なりの答えを持っており、自分の望む答えを出してくれる人を見つけて背中を押して欲しいだけと思っております。すぐに土をかけてくれる人が見つかっても本当に自殺したのだろうか?彼の本心は自殺などする気は無いのです。ジハードのため戦う兵士、神学生、イスラムの教えに忠実なものを選べば自殺を止めてくれる筈。鳥の命を奪い剥製にする老人、理由はあれど命を奪う事に抵抗を感じない人間が語る言葉こそが現実感を持った言葉となり、自殺をしたくないという彼の本心に届き背中を押す。自殺はしたくないと心は決まっていても自分なりの納得できる落とし前が必要だったのでしょう。 亜流派 十五郎さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-01 21:12:24)(良:1票)

24.たしかに眠気を誘うほどに静かで淡々とした映画ですが、私は眠たくならなかった。それどころか最初からずっとドキドキしっぱなし。この男、いったい何考えてんだろう?怒りだすんじゃないだろうか、今度は何言い出すんだ?って感じで。けして内面を見せようとしない展開で見る者を釘付けにする演出が絶妙。主人公は自殺をしようとしている。しかしその理由は語られない。語る必要もない。自殺の理由はいくらでも作り出せます。誰もが持っています。だからこの映画は、自殺を思いとどませるのに自殺の理由=原因を解決するのではなく、生きる理由を模索する。美しい空、冷たい水、おいしい桜桃、そして人との関わり、そのひとつひとつが十分、生を見出す理由になる。ラストはびっくりしました。映画はもう終わりましたと我々に言っている。主人公がはたして生を見出したのかどうかは見せずに。主人公は生を見出し、朝を迎えてほしいと観客に思わせたところで、もうこの作品は全てを伝えた、、、そういう意味かもしれない。 R&Aさん 7点(2004-12-21 12:58:14)(良:3票)

23.タイトルを幸せな感じと勘違いして借りました。たまたま、ヘコんでいた時に観たので、無言で車走らせるシーンごとに、いろいろ考えて立直れました。この時ばかりはこの単調さがとても良かった。 rexrexさん 7点(2004-06-14 01:13:45)

22.人がまだ余りある命を無駄にしようと決心する形は、大きく分けて2つかも知れない。

一つは、自らの命と引き換えに、何かを守るとき。

一つは、漠然とした死への理想像を描いてしまった時。

本作は、後者だろうと感じた。主人公は何か、切っ掛け(原因)があったにしても『死の幻想』に愚かにも憧れてしまった...そう感じる。証拠に、自殺の手助けを他人へ求めている。同時に、この作品は死への渇望も、ましてや生への羨望も無い。“死”自体に意味など無い。意味を求めていたとしても、彼は彷徨う内に其れを失っている。ただ、死ぬ為だけに、死ぬ場所を探して足を前に進めるだけだ。

甘やかな死に魅入られていたとしても、そんな物は単なる“幻想”でしかない…監督はそう伝えたいのか?それとも、“生”は人生の足枷だとでも言いたいのか…。
一つの生命として、この世に存在し始めたときから、人間は(人に限らず…)絶えず彼岸に向かいながら、此岸の営みにいるのであって、その中の少数が終焉を迎えるまでのプロセスをとばし『死』をクローズアップして見てしまうのも不思議ではない。その少数派の1人を主人公にしたに過ぎない作品。

深くて、軽薄な甘美さを、逡巡する主人公の行動と乾いた埃っぽい映像に載せて、私たちに届ける作品だった。 MAZEさん 7点(2004-06-14 00:19:16)(良:1票)

21.ラストは結局なんだったのかしら?僕には理解できません・・・映画館ではもったいないと思いビデオを借りて見ましたが、何度巻き戻してみたことか・・・自殺してもいいけど、人に迷惑かけないでね。 だんぼ32cmさん 1点(2004-06-14 00:10:45)

20.シンプルな筋立てだけにもっと色々配慮が必要だったのでは。あのおじさんの話には確かに胸をうたれたけど、それだけでは映画にする意味がないと思う。 馬飼庄蔵さん 5点(2004-06-02 18:29:19)

19.正直に告白すると、僕もかなり眠くなりました(笑)。良い映画だと思うのですが、流れがゆったりしていて、すごくストイックな作りなんで・・・。ただ、色々な点で興味深かったです。自殺願望のある主人公と彼が出会う人々(若いクルド人兵士やアフガン難民、神学生、トルコ系の老人など)の会話は中東の姿が感じられるというだけでなく人生に対する含蓄が感じられます。あと、この作品では会話をしていても、ずっと主人公の顔だけ映してたり、走る車を延々と映してたりしていて、人物の顔をなかなか見せないし、なぜこの主人公が自殺しようとしているのか、或いは後半、カップルの写真を撮るよう頼まれた主人公がなぜ自殺をためらうのか、一切説明はされないんですよね。多分観客の想像力をかきたてようとしてるんだろうけど、この手の作品をあんまり観てないとツラいかも。 ぐるぐるさん 6点(2004-05-11 16:41:40)

18.車の外の景色、そして音。街の建物、荒地の砂埃、子供の笑い声、鳥の鳴き声、ヘリコプターの騒音。すべてが生々しく、活き活きしている。美しい世界を謳っているが、確かにそうだなと思わず頷いてしまった。こういう絵を撮れるのはすごい洞察力だと思う。これが本当の臨場感なのかもしれない。この街をトボトボと旅している気分になれる。難しく考えないでコメディとして見ればいいんじゃないだろうか。 ぷりんぐるしゅさん 7点(2004-05-04 14:57:10)

17.今やイラン映画は世界中が認めている。もちろん私も好きです。ただ、イラン映画自体がそこに甘えているような感じもたま~にする。極めて物質的技術的な無駄を省いた、ミニマムを地で行く映画作り。そういったものを作れば世界は認める、もともと予算もない訳だし一挙両得。そういうことに監督が気付いている。そういうあざとさを積極的に感じようとすれば、感じてしまうことも事実。こういう映画は、ドンパチ映画があればあるほど、派手で制作費の上限を極めたような映画があればあるほど、引き立ち認められる。意識的無意識的を問わず、ハリウッド映画を利用している訳です。そういう意味で罪で卑怯な映画ではある。もちろん私もイラン映画を尊敬します。人間の源泉、根源を追究するタッチには毎度頭が下がる。ただこの映画に関してはウマが合わなかったんです。長々と書いて貶している理由は簡単です。単純に主人公が嫌いなんです。それだけなんです、すいません(笑)。これもまた、近親憎悪か…。 ひのとさん 5点(2004-01-04 14:23:20)

16.静かなゆったりした映画。特に感じる事がなかったのが残念。 ムレネコさん 5点(2003-12-13 01:17:08)

15. STYX21さん 6点(2003-12-04 23:03:01)

14.今まで観た映画の中で,1・2を争うほど難解… に感じた。いや~,わからないっス!もう一度観たいと思うのだが,冒頭の無抑揚さに耐え得るかどうか不安で不安で。テーマ的にはヒットなんだけど。知り合いの中には案外観た人が多いというのにも驚き。 ロウルさん 5点(2003-11-13 17:16:53)

13.映画的技術を極限まで排した映画作り、それでいて何て豊かなことか。乱暴な言い方をすれば「何もない」映画なのに、この豊かさは只事ではない。比べるのも大人気ないがハリウッドは、やれCGだ、制作費ウン百億だとか大騒ぎして、あの貧しさ。この差は何だろう?そしてこの映画が投げかけるテーマの大きさ、深さ、それでいて頭でっかちのテーマ主義とも無縁だ。悟り済ましたところもなく、捻りも、盛り上がりも、意外性も、ナイナイづくしで、それでいて、この豊かさは何だ?自殺をテーマにしながら、伝わってくるのは、優しい大らかな人間賛歌、いやこれは人生賛歌というべきか。感涙に咽ぶような映画ではない、車を運転する男、石と埃っぽい道を、ただ撮ってる、それだけで、何か大きな意志、優しい眼差しを感じる。墓場に持っていきたい映画だ。 ひろみつさん 10点(2003-11-05 00:03:09)

12. pied-piperさん 4点(2003-10-27 13:51:15)

11.淡々であるが詩的な映像が主人公の苦悩や心の変化をうまく捉えてると思う。ラストはかなりのびっくりだがこれでいいと思う。こんな問題、なかなか答えなんて見出せないよ。観る側がどう結末を考えるかということがこの映画においては重要だ。まー ほんとに自殺したけりゃ他人に頼まないはずだし、自殺の手伝いを他人から拒否されることに主人公は生きていることを見出していたんじゃないか、そして、あの老人の登場によって初めて死を本当に意識したんだと思うがな。 たましろさん 8点(2003-10-22 23:34:39)

10.意味がわからなかったからです。 映画自体は悪くありません。 私が悪いのです。 本当に意味がわからなかったから0点なだけなのです。  tiranoliliteriaさん 0点(2003-07-16 23:29:02)

9.興味を引く映像で、残る内容なのに、好きかといわれると、そんなこと無い映画。アキ・カウリスマキの映画に似たシチュエーションのものがあるけど、そちらのほうが好き。 omutさん 5点(2003-07-08 02:24:00)

8.最初はこの主人公は何もんだろう?何の用があるんだろう?に始まり,途中目的がわかって同乗者の方にこっちの気持ちも同調してたが,やがてまた主人公に共感が持てるようになってくる,,,下手に自殺したい訳を出してこないのが逆に普遍性を持たせてくれて、いいですね。朝になったとき彼は生きていた,もうこれで充分です。最後のオチはいらなかったなーー ユーフラテスさん 6点(2003-06-12 01:14:53)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 39人
平均点数 6.31点
012.56% line
112.56% line
200.00% line
300.00% line
4410.26% line
5717.95% line
6820.51% line
7717.95% line
8512.82% line
937.69% line
1037.69% line

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