みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.司葉子さんシャープですね。じっくり見られる映画。母は懐かしがっていました。 【kagrik】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-02-10 14:19:42) 4.これは半世紀前の作品とはいえ、古さを全く感じさせない随分引き締まった中身の濃いいい映画でした。27歳とはとても思えないほどこの時代の仕事に情熱を燃やすヒロイン司葉子さんのキリっとした女性像は素晴らしい。 【白い男】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-02-04 14:28:06) 3.女性の社会進出度が低いと言われる日本だが、約50年も前にこのような映画が作られていたのは驚きだ。今や名優の代表格である山崎努がクズみたいな男を演じている。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-01-19 20:03:41) 2.司葉子の「三種の神器」ってご存知ですか?? え??ご存知ない?! 仕方ない、お教えします。 それは、スーツ、スカート、そして腕時計です! なんと本作では、その三種の神器が見事登場! しかも、司葉子はクールでシャープな役柄を演じており、とにかくカッコいい! そして、司葉子の撮り方が、またイヤらしくて良い。 酔いつぶれてソファーで居眠りする司葉子。 そう、もちろんスーツでスカート姿のままで! それを鈴木英夫監督がどう撮ったかと言えば、アッパレ、こちらが期待した通りの、ツボを見事に捉えた撮り方! 司葉子の脚を下からなめ回すようにして、上へと移動していく。 これには参った! 鈴木英夫という監督は、当時の司葉子の魅力を完全に理解していたのだ。 スーツ、スカート、そして腕時計。 これらを身に纏わせ、クールなキャラで、酔いつぶれの司葉子。 それを観られただけで、もぅ満足なんですね、私。 また、もう一つ見所なのが、昭和30年代の銀座の風景。 そして、当時の広告代理店の社内風景が興味深く映し出されている。 木のデスクに、仕事中プカプカと机でタバコをくゆらす仕事風景。 こんなの、平成の世の中じゃ考えられない! このタバコシーンだけで言えば、まるで別の国の労働風景を観ているかのようだ。 そして、あの頃の自由だった世の中を思い出す。 そういえば、昔は仕事中に平気でタバコをふかしていたっけ。 あぁー、あの頃は自由で良かったな、と古き良き昭和を懐かしみ、楽しむことができる。 そういう点でも本作は優れている。 ただし、ストーリー運びはいたって単調。 そこが本作の欠点でもあり、また、クールさを追究したという意味においては長所でもある。 いずれにしても、また観直してみたい作品であるし、再評価されるべき作品である。 そして何より、この鈴木英夫監督の、司葉子の魅力を引き出し切ったセンスに脱帽である。 ちなみに、本作は東京は御茶ノ水のアテネ・フランセ文化センターにて鑑賞した。 貴重な作品を上映してくれたことに感謝したい。 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-17 19:59:10)(良:1票) 1.1958年に増村保造の傑作「巨人と玩具」があるため、同題材のこの映画は明らかに分が悪い。司葉子の颯爽としたキャリアウーマンぶりは楽しめるし、例えば酔った司葉子を背後からのトラックアップで捉えたショットなども実に良い。しかし、ねっとりこってり、しっかりと見せ場を造り上げる増村に比して、鈴木英夫演出はクールに過ぎ、どうも盛り上がんないのも事実。再評価されるにふさわしいいい映画、いい監督なんだけどね。 【まぶぜたろう】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-07 10:12:05)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS