みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.地味な作品だが抗日組織を尾行するプロセスは刑事ドラマを観るような緊迫感がある。 ニヒルな雷蔵ははまり役、佐藤慶は安定した悪役ぶりを見せてくれる。 【とれびやん】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-02-13 21:36:08) 4.清張作品を観ているかのような丹念な捜査模様ですが、そこに悲哀や不条理は無く、華も無ければ味わいも無い無味乾燥な一品。もうちょっと何とかならなかったのかと思う爆破シーンのショボさに呆れる。雷蔵の深みのある声での語り口は何時もながらウットリさせられ、今作での芸者遊びの客役でのはんなりとした姿(プライベートはこんな感じなのだろうか?)が絶品であり唯一の収穫。 【The Grey Heron】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-08-12 23:51:35) 3.冒頭、スパイと成った市川雷蔵演じる椎名次郎は、北京に向かって朝鮮半島を北上している。 きな臭さが立ち込める時代、いよいよ“スパイ・椎名次郎”の暗躍が始まるのかと高揚感が生じる前に、主人公は本国に呼び戻される。そして、神戸港で相次ぐ輸送船の爆破事件の調査を命じられる主人公。地元の憲兵と衝突しつつも、首謀者を暴いていく。 スケール的には小規模なストーリー展開にまとまったシリーズ第二作。 ストーリーテリングとしてもそれほど際立った驚きはなく、ジャンルムービー的に展開し、良い意味でも悪い意味でも落ち着いて観られる作品に仕上がっている。 そんな中、見どころとなるのはやはり「市川雷蔵」その人だろう。 前作で自らの人生を捨て去り“スパイ道”を邁進することを決めた主人公・椎名次郎の能面のように美しい無表情が、二作目にしてもはや癖になる。 徹底されたポーカーフェイスの中にさりげなくも絶妙に表れる怒りや悲しみ。垣間見せる人間らしい感情を瞬時に押し殺す椎名次郎の葛藤こそが、この作品の味わい深さの肝だろう。 また今作においては、スパイ活動の中で演じ分ける大阪商人ぶりも見逃せない。 軽薄な商社マンになりきって、反逆者の懐に入り込むシーンは、国産スパイ映画ならではの面白味を、市川雷蔵の芸達者ぶりとあわせて楽しめる場面だと思う。 さてこれから主人公が、開戦前のきな臭い時代をスパイとしてどのよう生きていくのか。 また幾つもの屍を乗り越えて、椎名次郎は、スパイの道を歩んでいく。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-11-12 23:22:42) 2.前作の続きという形で物語が進む所は、当時の日本映画の製作状況がうかがえて、良いですね。内容的に派手さが無いのだけど、やっぱり雷蔵の魅力に引き込まれるのがちょっと不思議。今見てしまうとかなりツッコミどころも沢山あるけど、やっぱり楽しいよね。 【奥州亭三景】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-11-12 12:41:48) 1.第2作。今作品でも「自分の母を見舞うより俺にはするべきことがある」と相変わらずクール。内容は続編というのでどんなかと思ったらほとんどミステリー。でも雰囲気は前作のを保ってるのでまぁ面白い。最後の爆弾がしょぼい気がするが雷蔵の槍投げ面白かったからよしと。あとはヒロインの村松英子扮する芸者がかわいいです。 【バカ王子】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-15 23:30:23)
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