みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.山を登るためには会社も妻も捨ててしまう男、かじかの研究一筋の男、無駄な投資は決してしない男、さまざまな男たちが登場しそれをとりまく女性たちが描かれる。不倫かロマンスかと思わせつつもそうはならない、それぞれの人間の心情を描いた映画。しめくくりの山村聡の言葉が印象的。三橋、新珠による川島映画は何と言っても洲崎パラダイスだが、こちらの方が前年なのか。中盤がやや中だるみの感じがする。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-05-01 06:22:26) 2.川島雄三監督の映画、かなり久しぶりに見る気がする。あまり期待はしていなかったのだが、三橋達也、月丘夢路、新珠三千代、山村聡のドロドロとした複雑な人間関係がリアルに描かれていてなかなか見ごたえがあって面白かった。こういうドロドロとした話だと暗く重い雰囲気になりがちなのだが、「洲崎パラダイス 赤信号」がそうであったように見ていてそこまで暗い映画だなという印象がないのはやはり川島監督らしいし、「洲崎パラダイス 赤信号」の主演コンビである新珠三千代と三橋達也が本作でも共演してるのは嬉しい。三橋達也は本作でもダメ男役なのだが、やはりこの俳優は誠実な役柄よりもこういう煮え切らないだらしないダメ男のほうが圧倒的にはまっていると思うし、そういう男に妻(月丘夢路)がいることを分かっていながら不倫に走ってしまう女を演じる新珠三千代もまたはまり役で、やっぱり川島監督の映画でのこのコンビは最高だと思う。しかしやはり川島監督の映画としては「洲崎パラダイス 赤信号」のほうが出来としては上のように感じる。冒頭の回想シーンから現在に戻るときのつなぎ方が面白い。三國連太郎扮するカジカの研究に没頭する男はどちらかといえば傍観者的立場に描かれているが、彼がいることによってこのドロドロとした物語を比較的冷静に見られるという側面もあると思う。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-03-29 01:52:07) 1.川島作品にしてはどうもイマイチだった。 三橋達也がどうにも煮え切らない役でイライラしたし。 山村聡は、演技はうまいかもしれないが、これまたどうも好感が持てない。 出演陣の中で唯一良かったのが三國連太郎。 まさに役になりきっている。 ほんと凄い。 【にじばぶ】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-08-08 23:24:04)
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