|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.大枠だけを取り出すと「ジプシー男をトランシルヴァニアにまで追ったフランス女が捨てられ、自らが流浪の人となる」って話。たぶんジプシーに対して昔からヨーロッパが抱いていた、偏見とセットになってるロマンチックな誤解ってのがあるんだろう。自転車で走る爽快感など、たしかにいいなあと思う。放浪って、壁に囲まれることの鬱屈からは自由になれるが、壁に囲まれることの安堵からも追放されるわけで、でもそこらへんを突っ込む映画ではなかった。異国で異邦人としてさまよう気分を疑似体験する映画か。おそらくスクリーンで見れば美しいんだろうなあ、という日没の光で撮られた場面があり(ヒロインが去った後の車の友人、ビールビンで頭叩く男)、そういうところDVDだと濁ってしまって残念。ここんとこ『パラダイス・ナウ』『ボンボン』とコーヒー占いの映画が続くと思ってたら、これにもまた出てきた。日常を離れる運命の訪れを示すときの定番なのか。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-17 12:23:59)
1.『ガッジョ・ディーロ』の女版。『ガッジョ・ディーロ』の青年はロマの中に入って行き、ロマの人々と触れ合うことでロマの生き方に共鳴してゆくのだが、この『トランシルヴァニア』の女はべつにロマの人々に共鳴したわけではなく、「何もかもを捨ててただ生きる」という野生的ともいえる本能に沿った行為が結果としてロマの生き方に被さってゆくのだ。格闘の真似事をする女を見た土地の人間があきれるくらいだから、けしてロマ的な女ではないのだろうが、絶望から逃げるのではなく、絶望の中で生きることを選んだ彼女は次第に生きる喜びを見出してゆく。ラストに見せる眩しいばかりの表情にやられた。女はどうしようもないくらいに弱いくせにとてつもなくたくましい。かなわない。そう思わせたアーシア・アルジェントも凄い女優だ。そしてこんなにも生命力に満ちた映画を作ったトニー・ガトリフも凄い監督だ。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-03-21 17:42:02)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
3人 |
平均点数 |
6.67点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 0 | 0.00% |
|
5 | 0 | 0.00% |
|
6 | 2 | 66.67% |
|
7 | 0 | 0.00% |
|
8 | 1 | 33.33% |
|
9 | 0 | 0.00% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
|