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エリザベス:ゴールデン・エイジ

Elizabeth:The Golden Age
2007年【英・仏・独】 上映時間:114分
ドラマシリーズもの歴史もの伝記もの
[エリザベスゴールデンエイジ]
新規登録(2008-01-30)【カラバ侯爵】さん
タイトル情報更新(2021-09-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(2008-02-16)
公開終了日(2008-08-06)


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監督シェカール・カプール
キャストケイト・ブランシェット(女優)エリザベス女王一世
ジェフリー・ラッシュ(男優)フランシス・ウォルシンガム
クライヴ・オーウェン(男優)ウォルター・ローリー
サマンサ・モートン(女優)スコットランド女王メアリー
リス・エヴァンス(男優)ロバート・レストン
ジョルディ・モリャ(男優)スペイン国王フェリペ二世
アビー・コーニッシュ(女優)ベス・スロックモートン
エディ・レッドメイン(男優)トーマス・バビントン
アダム・ゴドレー(男優)ウィリアム・ウォルシンガム
トム・ホランダー(男優)アミアス・ポーレット
高畑淳子エリザベス女王一世(日本語吹き替え版)
大塚明夫ウォルター・ローリー(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子ベス・スロックモートン(日本語吹き替え版)
土井美加スコットランド女王メアリー(日本語吹き替え版)
勝部演之フランシス・ウォルシンガム(日本語吹き替え版)
脚本ウィリアム・ニコルソン
マイケル・ハースト[脚本]
音楽クレイグ・アームストロング
A・R・ラフマーン
撮影レミ・アデファラシン
製作ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
ジョナサン・カヴェンディッシュ
メアリー・リチャーズ(共同製作)
ワーキング・タイトル・フィルムズ
製作総指揮マイケル・ハースト[脚本]
デブラ・ヘイワード
リザ・チェイシン
配給東宝東和
特撮ガイ・ヘンドリックス・ディアス(共同視覚効果スーパーバイザー)
ムービング・ピクチャー・カンパニー(視覚効果)
ギョーム・ロチェロン(照明技術監督)
美術ガイ・ヘンドリックス・ディアス(プロダクション・デザイン)
フランク・ウォルシュ[美術](美術監督スーパーバイザー)
衣装アレクサンドラ・バーン
編集ジル・ビルコック
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
プロテスタントの女王として即位したエリザベスだが、内部ではカトリック派のスコットランド女王メアリーとの政争が深刻化していた。また外部ではスペインがイングランドを征服しようと企んでいた。しかし成長したエリザベスは、優秀な側近たちと共に着実に敵を滅ぼし、女王としての地位を不動のものとしていく。

花守湖】さん(2009-03-26)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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12


22.前作に劣らずメロドラマ的要素が大きく、かといって女性向きと言うには暗く陰惨な雰囲気。
メアリーの処刑に反対したけど部下が勝手にやっちゃった…という、主人公に要らざる斟酌も玉に傷。
大戦が勃発しても宮廷ドラマと同じようなテンションでお話が進むため、もう一つ盛り上がりに欠ける。もっとメリハリをつけてほしかった感じ。
ただ大戦の決着シーンは素晴らしかったです。寝着のまま夜明けの断崖を彷徨うエリザベスと、遥か沖合に壊滅的打撃を受け燃え盛るスペイン海軍の幻想的な美しさ。
この戦いにイギリスが負けていればラテン国家の覇権は続き、後のアメリカ合衆国も存在しなかった…そういった歴史の大転換点の象徴として良く出来ているシーンだと思いました。 番茶さん [DVD(字幕)] 7点(2021-05-20 00:34:31)

21.英国史に馴染みのない人にとってはハードルの高かった前作からは一転して、本作はアルマダ海戦という大きな山場に向かって一直線に走る内容だったので、かなり見やすい作品となっています。物語は徹底的にシンプルにまとめられており、エリザベス女王の苦悩を描き出すことのみに専念。さらには、王族出身者ならではの苦悩という特殊事情は控えめとし、仕事をバリバリこなしているもののプライベートでは孤独を抱える女性という切り口に徹して現代の観客にも共感可能なドラマを目指しており、観客にかなり配慮して作られた作品だということが伝わってきました。
しかし映画とは難しいもので、こうした配慮が概ね裏目に出ており、かえってドラマ性が薄まっています。イングランドを王族同士の婚姻を通じて飲み込もうと迫ってくる周辺諸国と、「結婚する気はございません」の一点張りでのらりくらりとかわすエリザベス。彼女が背負っていたものは現代のキャリアウーマンのそれとはまるで異なるため、これを大衆的な価値観で理解しようとすることにはそもそも無理があったのです。ここは定石通りに当時の国際情勢や、彼女の母・アン・ブーリンが辿った末路といった切り口から彼女の心情に迫る方が分かりやすかったはずなのに、おかしな形で一般化しようとしたためにかえって感情移入が難しくなっています。
また、ウォルター・ローリー卿と侍女・ベスとの三角関係にも、特に感じるものがありませんでした。自由に恋愛ができないエリザベスは、侍女の恋愛話を聞くことで自分自身の欲求をごまかしていたのですが、その侍女の一人がよりにもよって意中のローリー卿に手を出した。彼女からすればやってられない状況なのですが、前述した通り「なぜエリザベスは恋愛をしないのか」という政治的な背景が描かれていないために、パブリックな立場とプライベートな感情の間で板挟みになった彼女の苦しみがピンとこないのです。
当時の国際情勢が描かれていないため、山場となるアルマダ海戦にもさほどの興奮が宿っていません。弱小国だったイングランドが、世界最強のスペインから仕掛けられた喧嘩に受けて立って大勝利したというドラマチックな戦だったはずなのに、当時のスペインがいかに強かったかという煽りや、イングランド側が戦いを受けて立とうと決意するまでの過程、絶望的な戦力差の中でいかにしてアルマダを破ったのかという戦略面での説明などがことごとく抜け落ちているのです。これは勿体ないと思いました。 ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 5点(2016-12-26 19:08:31)

20.史実とは、きっとあまり符合していないのだと思うが、芸達者の俳優の演技に納得感のある映画。 続編ではあるが、前作とは造りが違っているので、前作が好きな人には、この作品はいまいちと感じるだろう。 みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-04 12:44:21)

19.>2012.01/21 鑑賞。丁度竹田いさみ著「世界史をつくった海賊」を読んでいる最中でこの映画とピッタリ一致。英国のエリザベス時代の発展の内幕と内外の対応。でもウォルター・ローリーが書かれていないのが何故か?ちょっと疑問(1/22 171pにこの映画の紹介も含め記述あり)。映画はかなり史実に沿っているようだが少し愛の比重が高いのに不満、政治色を前面に出して欲しかった。ウォルシンガムは007の諜報機関親玉の元祖らしい、面白いね。 ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-21 18:59:49)

18.前作の「エリザベス」と比べたら数段落ちるのではなかろうか。前作は歴史ドラマとして見ることができたが、これはもう歴史ドラマではない。歴史に沿っているのは、メアリー女王を処刑したことと無敵艦隊を破ったことくらい。エリザベス1世の内面を捕らえたものかもしれないが、英国万歳だけを叫んでいるようにすら思える。ケイト・ブランシェットの健闘には悪いが・・・。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 4点(2011-07-27 15:49:41)

17.いやぁ、ケイトブランシェットのエリザベスは凄いな~。もちろん演技もすばらしいけどあの形相は迫力満点。違う映画でメデューサ役とかやらせたら超怖そー。 珈琲時間さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-05-07 21:45:28)

16.前作に比べると幾分落ちる。面白くない。 のははすひさん [DVD(字幕)] 3点(2010-12-01 22:56:00)

15.これでは『エリザベス:ゴールデンエイジ』ならぬ『エリザベス:ザ・メロドラマ』ではないでしょうか。やたら大げさな音楽をかぶせて思わせぶりなショットを連発し、ケイト・ブランシェットも力んだ大芝居だし、この映画のスタッフは監督マイケル・ベイ、製作ジェリー・ブラッカイマーじゃないかとマジで思いました。海戦シーンなんかモロ『パールハーバー』のパクリですしね。エリザベスが甲冑を着て前線に現れるところなぞ、おまえはジャンヌ・ダルクかと画面に思わず突っ込みを入れてしまいました。これじゃあ、オスカー衣装デザイン賞を獲るために作った映画としか思えません。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 2点(2010-11-01 20:29:13)

14.まず何にビックリしたかというとケイト・ブランシェットの渋さ。素晴らしい女王の威厳にただただ敬服。久しぶりに脚本も美術も音楽も映像も演出も、映画が内包するあらゆる要素を存分に楽しませてくれる映画でした。ところで前情報ナシに観たのでクライヴ・オーウェンが出てきたときはビックリした。 DeVanteさん [DVD(字幕)] 8点(2009-09-12 02:59:38)

13.個人的には前作のほうが好きです。ケイト・ブランシェットは変わらずすばらしい。しかしなんだか可哀想なエリザベス、という感がなんだか強かった気がして、もっと強いところとの対比がはっきりしていれば素直に見れたかもしれない。美術、特に服飾の美しさにため息が出ました。 しゃっくりさん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-05 02:46:52)

12.前作のドロドロ感はなくなりましたね。続編というのはいつも華やかさが増し重厚感が減るように感じる。どちらかというとエリザベスの人物像中心、だからなのかスペインとの海戦シーンもなにかあっさりとしていた。見せ場は女王として、一人の女としての葛藤でしょうか。ケイト・ブランシェットは見事に演じきったと思います。
クライヴ・オーエンもハマリ役、ジェフリー・ラッシュ演じるウォルシンガム、優秀な側近、策士、いいですねぇ。
ただラストへ行くにつれて見せ方が唐突といいますかイメージの世界のようになっていったのが残念。 envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-27 18:18:43)

11.もっと濃密なドラマを期待したが、それほどでもなかった。アルマダ海戦のくだりはCGの出来がひどく、特にやる価値はないと思う。もっと人々の心の動きに焦点を当てて欲しかった。 枕流さん [DVD(字幕)] 4点(2009-02-14 14:21:23)

10.前作「エリザベス」から実に10年ぶりの続編。
まず驚かされるのは、10年経ってもまったく劣化のないケイト・ブランシェットの神々しいまでの麗しさと、10年を経たからこそ更に強まった彼女の存在感の大きさだ。

世界史に対してあまり明るくないので、実際の時代背景だとか人物像について無知な部分が多いのだけれど、ブランシェットが演じるエリザベス一世の姿には、問答無用の説得力があり、現在に繋がる英国史を築いた女王の姿にくるいないと確信せずにはいられない。

前作を遥かに凌駕する映像世界の絢爛豪華さも、申し分なく、重厚な宮廷内の描写や迫力の海戦シーンにも圧倒させられる。
しかし、ケイト・ブランシェットのもはや「大女優」としての威厳が、そういうビジュアル的な力強さを抑えつけ、あくまで映画を彩る一つの要素に至らしめている。

スペインの無敵艦隊を退け、大英帝国の礎を確固たるもとしたエリザベスの文字通り威風堂々とした姿には、神に選ばれた者の「運命」を感じた。

ただ、やはりもう少し当時のヨーロッパ史の勉強をしてから見るべきだとは思った。そうすれば、更にこの映画の深みを堪能できたと思う。 鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-23 11:56:04)

9.予告編のスペイン艦隊との戦闘シーンにつられ..観てしまった..が、前作と何も変わらない、ロマンス&ヒューマンドラマ重視の作品だった...(少し残念..) コナンが一番さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-16 12:51:20)

8.ケイト・ブランシェットが優秀な役者であることはわかった。内容ははっきり言って好きではないし、つまらない。 あるまーぬさん [映画館(字幕)] 3点(2008-05-06 15:04:14)

7.時代背景を理解していなかったので、ストーリー展開に付いていけない部分もありました。
それでもケイト・ブランシェットのファンとしては演技に圧倒され、豪華な衣装と重厚なセットはとても楽しめました。 くだごんべさん [映画館(字幕)] 8点(2008-03-12 09:55:08)

6.フェリペ2世がめっちゃフェリペ2世っぽかった。 ネフェルタリさん [映画館(字幕)] 9点(2008-03-09 23:03:21)

5.映画の雰囲気、演技の質、エリザベスの心情、脚本のわかりづらさ、何から何まで前作と同じように感じられました。いいトコも悪いトコも引き継いでます。4時間の映画を半分に分けて、前回と今回にしました、みたい。 shoukanさん [映画館(字幕)] 6点(2008-03-09 10:27:50)

4.豪華絢爛な衣装やセットとケイト・ブランシェットの演技に圧倒され続けた2時間でした。彼女も女優としてゴールデン・エイジを迎えているに違いありません。 ギニューさん [映画館(字幕)] 8点(2008-03-02 16:47:20)

3.全体的に重厚な作りの史劇といった雰囲気なんですが、基本的にエリザベスⅠ世の女性としての葛藤が主題になってしまっているので、どうも違和感が残ってしまいます。さらに、史劇としての描き方がかなりはしょっているので、いまひとつ理解できない部分が出てきてしまいました。出来ることならもっと史劇としての部分を追加したものを見てみたいものです。このように不満はいろいろあるのですが、それでもケイト・ブランシェットの演技力の賜で、それなりには楽しめる作品になっています。 はやぶささん [映画館(字幕)] 7点(2008-02-26 01:08:11)

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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 6.19点
000.00% line
100.00% line
212.70% line
325.41% line
4513.51% line
538.11% line
6924.32% line
7924.32% line
8410.81% line
938.11% line
1012.70% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.40点 Review5人
2 ストーリー評価 5.71点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.83点 Review6人
4 音楽評価 5.40点 Review5人
5 感泣評価 3.50点 Review4人

【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
主演女優賞ケイト・ブランシェット候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞アレクサンドラ・バーン受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2007年 65回
主演女優賞(ドラマ部門)ケイト・ブランシェット候補(ノミネート) 

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