みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
13.淡々とした流れの中にも実在した人物である主人公の媚びることのない力強い言動に素直に感動しました。古今東西敵であれ味方であれ、多くの人々の心に響くのは、このような普通の人はなかなか持ち合わせていない強い信念と自己犠牲の精神なのではないでしょうか。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-17 13:25:42) 12.ひたすら戦争裁判。好きな人は好きかも知れないが、退屈と感じる人も多いでしょう。見所は、アメリカ人側にも日本に好意的に裁判に臨む方が何人もいたということか。逆に日本人側が日本を目贔屓し過ぎでは?と思えるほどに。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-10-18 14:22:31) 11.2013.08/17 鑑賞。勝者の裁判とはこんなものなのか? これでも敗者にも配慮されてるらしい。米国の身勝手さが、朝鮮戦争・ベトナム戦争・イラン・アフガンにも感じる。何といってもこれほどの無差別殺戮、広島・長崎原爆投下を二枚舌で正当化しようとするのには恐れ入る。現在の「慰安婦問題」を反省、お詫びする中で、これは問題にもならないのは・・・。藤田まことが親父に似ており好感が持て+1。だが部下、家族との絆とう盛り沢山で焦点がボケる。検事・弁護人・司令官に絞った作品にして欲しかった。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-08-18 11:50:13) 10.感動作を期待して、観たのだが..期待通りではなかった..淡々と裁判シーンを観させられても..途中で飽きてしまう..脚本、編集にもっと工夫が必要だ..ただ、主人公 岡田 資 は、りっぱな人だと思う... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-07-02 12:50:19) 9.個人的には反戦映画として捉えて観た。冒頭の写真・フィルムなどは戦争の悲惨さを伝えているのだが、本編としてその辺が伝わりにくい。どこかしら美談化された話がそのあたりを暈かしている気がしてならない。 【円軌道の幅】さん [地上波(邦画)] 3点(2009-12-29 16:15:13) 8.少し前に「戦士の遺書」という本を読む機会があった。戦争で亡くなられた多くの軍人の最期の言葉が集められた本です。その中で最も心を揺さぶられた人が岡田資元陸軍中将で、そしてこの映画の事を思い出しました。岡田中将を裁く横浜法廷に関わった、特に終盤には岡田中将本人は勿論のこと家族、部下、そして戦勝国側の裁判官、検事、弁護士、全ての人が判決に対する覚悟が出来ていたかのような法廷の様と関わった人々の心を思うと言葉が無い。しかしその覚悟の法廷からは立場の垣根を越えた人間同士の、立場上誰も口に出して言葉にする事ができない人の様々な思い、人の心が確かに伝わってくる作品です。いい映画でした。 【とらや】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-12-04 19:03:24)(良:1票) 7. ここに出てくる人物の気高さは実によく伝わってきました。ただ、映画としての面白さがあるかというと微妙です。おおまけまけて6点が限度かな。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-08-23 18:29:56) 6.恐ろしく退屈でつまらない映画です。殿と冨司が出ている時点で、現役世代向けの映画ではないなと(笑)冒頭3分でこれはついていけないと思いました。確かに歴史に忠実でまじめなつくりなんでしょう。ただ映画でこれをそのままやられても・・・。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-02-03 21:05:57) 5.連日、厳しく罪状を追及してくるアメリカ人検事に、主人公はある朝、こんな風に声をかける。 「おはよう、検事殿」 あくまで何気なく、何のふくみもない平凡な朝の挨拶。それに対して検事は、思わずニッコリと微笑むのだ。 時間にして1秒にも満たないかのような、検事の微笑。そこから、全編が裁判所内というこの映画のなかの「空気」は、少しずつ“軽さ”をーーあるいは“すがすがしさ”へと変わっていく。それは、「裁く/裁かれる」という対立の構図ではなく、かつては(あるいはその時も)敵同士だった者たちのあいだに、連帯が、むしろ〈友愛〉そのものがうまれたからである。 そう、藤田まこと演じる主人公の岡田中将は、何も部下たちを救ったからだとか、日本人としての「品格」とやらを示したから称賛されるのではない。この映画はそんな程度のもの(と、言ってしまおう)を描こうとしているのではあるまい。ここには、戦争犯罪人という立場でありながら、日本人とアメリカ人、原告と被告、敗戦国と戦勝国、正義と悪といった対立軸を超えて、この法廷をただ正々堂々と戦い抜こうとする岡田中将と、同じく正々堂々と戦うアメリカ側という〈構図〉があるばかりだ。その〈構図〉を、フェアネスな“空気”を実現してみせたことにこそ、岡田中将という人の真の偉大さがあった。 映画は冒頭で、醜悪で悲惨な戦争の非人間性を記録フィルムで観客に示す。そのことで、岡田中将の“もうひとつの「戦争」”が、むしろ「人間性」をあらためて信じ、取り戻すためのものであったことを、この映画は見る者の心に鮮明に焼きつける。そう、この映画は人を(あるいは国家を、歴史を)裁くのでも、告発するのでもない。日本側・連合国側を問わずこの法廷にいる者たちは、人間というものの持つ真の「崇高さ」のために、共に共闘しているのだ。そういった姿を通して、人間というものの「美しさ」を、ただそれだけを映し出そうとしたものだったと、今ぼくは確信している。 確かに、一見すると地味で派手さのかけらもない、「映画的」ですらないと思われもするかもしれない。しかし、映画がここまで「人間」の美しさ、その精神の「崇高さ」を見つめようとしたことにおいて、本作は、ぼくにとってたとえばジャン・ルノワールの作品に比するものだ。 ・・・最後に。小泉堯史監督、貴方の映画と同時代の観客でいられて、ぼくは本当に幸福です。 【やましんの巻】さん [映画館(邦画)] 10点(2009-02-03 19:23:13)(良:1票) 4.お恥ずかしい話だけど、二次大戦当時から軍事施設以外への無差別爆撃は国際法違反という考え方があったのは知らなかった。が、この映画が描きたかったことは戦争犯罪の真偽を問うことではないのでしょう。岡田資中将の潔さ。その一点だけだと思うし、それは伝わってきました。裁判中に、米国側の検事や裁判官が岡田中将の居住いや発言に一目置くような素振りが見られたけど、自分もそんな心境でした。法廷ものとしては異色ですね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-01-13 15:16:44) 3. これまで小泉堯史作品を観てきて、この作家が実に誠実で、良心的で、真面目な人だというのがよくわかった。けれども、そういう人がこういう主題で撮ると、作品は避けがたくこうなってしまうのか、と悲しい気がした。なにを隠そう、小生も戦後東京裁判史観は明らかに偏っていて、おかしいところがあったと思うし、戦後の進歩的知識人たちの自己欺瞞的といえる自虐史観にはうんざりだけれども、かといってこれを単に真逆にしただけの、ニュー・ライトのナルシスティックで手前味噌的な主張にもついてゆけない。こんな描き方ではニュー・ライトがのどを鳴らすだけだ。この主人公のような非常に立派な君子も、上官に一人や二人はきっといたにちがいないが、どんな戦争にも必ずあるはずのきたならしいところは、ここに限ってはまるでありませんでしたと言わんばかりに、画面の外にうっちゃってあるのが、まるわかり。部下の兵士たちも、生真面目一辺倒の好青年ばかりというのは、なんとも不自然。これを観ていて、勝新太郎と田村高廣コンビの、『兵隊やくざ』シリーズがもう一度観たくなった。あのフィルムは多少不真面目かもしれないが、軍隊の実態とおぼしきものが描かれてあったと思う。 【goro】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-11-20 00:58:31) 2.全体的にこじんまりしていてかなり退屈しました。いい役者を使っているのに凄くもったいないです。 【映画】さん [DVD(邦画)] 2点(2008-09-25 16:34:28) 1.東京裁判の時にもいたようにアメリカ人であるにもかかわらず日本側の弁護人として「責務」を全うした人。そして今村均大将同様「責任」を全うした岡田資中将。この2点を確かめられただけでも十分価値ある作品だと思う。「責任の取り方」が問題になっているこの世の中で日本にもこういう人がいたと思うと非常に感慨深い。裁判の最後に藤田まこと扮する岡田中将が訴えた言葉に涙。 【すたーちゃいるど】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-03-15 20:25:15)(良:2票)
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