みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.映像の雰囲気がちょっと変ということには気付いてたんだけど、まともな役者が出演してたので、てっきりまともな作品なのかと思って見てたけど、途中くらいから薄々気付き始めた。 これはいい役者とそれなりの予算を使って、自主制作的な作品を撮ってみました♪みたいなもんですね。 というわけで、急遽視聴スタイルを変更して、学生の作った自主制作映画を生温い眼差しで眺めてみる感覚までハードルを下げてみたら、意外とシュールで斬新な作品に感じてきた。 特に終盤の展開は秀逸で、入浴シーンで笑ってしまいました。 これは将来が楽しみな監督かも知れませんよ。 2本目も同じくハードルを下げて見たんですけど、それでもまだつまんないという糞映画でした。 3本目は一転して超ハイクオリティな映像作品に仕上がっていて、自主制作じゃなかったの???と戸惑ってたら、いきなりスイッチが入ってしまいました。 衝撃で2日間何も出来なくなるくらいのインパクトがあるんですけど、ちょっと尺が長いかな。 もう少しコンパクトに纏めたら、もっと良くなるかも。 まあ、作品云々というより、蒼井優が凄いということはよく理解できた。 あと、無性にピザを注文したくなります。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-05-27 18:54:29) 10.「TOKYO」という都市は、世界から見ても(世界から見ると特に)奇異な場所なんだと思う。 僕自身、あの街に数年間住んでみて、そういうことは常々感じた。 もちろん、日本の首都だし、何でもあるし、決して住みにくいところではない。 ただ、曲がりなりにも世界を代表する「国際都市」というにしては、あまりに完成されていないというか、一つの“スタイル”に定まることがない。 このオムニバス作品で、3人の世界の映画監督が描き出したものは、まさにそういった変化し続けるTOKYOという“モノ”の姿だったと思う。 オムニバス映画というものが、割と好きな方だ。なので、こういう企画を聞く度に、期待は膨らむ。ただ、それに相反して、結果的に一つの「映画」として面白い作品は少ない。 しかし、この「映画」はとてもよく出来ていたと思う。 TOKYOという奇異な都市を、世界が誇る3人の奇異な映画監督に撮らせるという企画自体が、そもそも奇異で面白い。 それぞれが物凄く個性的な世界観を描き出すので、フツーなら各作品を繋ぎ止めることは難しく、オムニバス映画としてまとめることは不可能に近いことだったと思う。 それを繋ぎ止めた要因こそが、TOKYOという都市であった。 ミシェル・ゴンドリーの哲学性に溢れたファンタジーも、レオス・カラックスの文字通り爆発的な変態映画も、ポン・ジュノの情感と根本的な力強さに満ちた精神世界も、すべてを「許容」する。 それこそが、TOKYO。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-01-10 15:49:27) 9.3本からなるオムニバスだが、いずれの監督の作品も観たことがないので、入門的な感覚で鑑賞した。 1本目のミシェル・ゴンドリーのは、後半のファンタジーな展開に呆れてもうた。 2本目のレオス・カラックスのは、冒頭の部分しか面白いとは思えず、後半になるにつれ、刺激が減退していき、飽きがきた。 3本目のポン・ジュノのが一番良く、蒼井優の存在感は光るものがあった。 あんなピザ配達人が自分の部屋で気絶して寝転がったら、ボタンを押すだけじゃガマンできないかもしれない~(何を?) 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-12-08 22:32:33) 8.こんなに色んな切り口がある街は、東京の他に日本にはないんじゃなかろうか。彷徨の果ての東京。わけわからん巨大な悪の眠る東京。孤独で、それでも誰かとつながっている東京。賑やかさのなかに、色んなイメージを持つ街。地方民の私は東京に憧れる。 【よーちー】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-07-03 17:44:48) 7.個人的に2作目がよかったですね。後の2作が、前置きが長い割には、展開が唐突で、作品として伝えきれていませんでした。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-06-17 22:58:30) 6.日本人にはない感性で外国人監督が切り取る東京は独特の世界観があっておもしろかったです。それにしても短編ものをあまり観ないからか私の理解力がないからなのか、どれも話の意図がわかりにくかったです。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-26 19:12:11) 5.一作目、ひとつのカップルが部屋探しをして、いつのまにか不思議ワールドになりますが、映像の拘りも見えて心地は悪くないです。藤谷さんが可愛かったです。 二作目、これホラー? ホラー風シュールコメディを狙ったのでしょうか? 渋谷の歩道橋のシーンはよく通る場所のせいか印象的でしたが、後は全然面白くない…。 三作目、一風変わった世界観ができていて、蒼井優の雰囲気と香川さんの冴えない中年っぷりは流石だし、話としてもまとまっているし、ちょっと素敵でした。 三作目が良かったせいか悪い印象はないですが、二作目が酷かったな。海外の映画監督が日本で映画を撮るという企画自体は面白いですが、日本人監督が悔しがるような刺激作にはなっていない感じです。東京をテーマにしてる割に東京観がステレオタイプかなー。愛を感じません。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-06 00:04:24) 4.■「インテリア・デザイン」 ものすごく長く感じた。いきなり飛び込んできた雨の東京はどこかウルトラQ的SF世界観をかもしていてよかったのだが、話がなかなか前に進まず、徐々にイライラしてきたのだが、唐突に穴が開き、足が棒になり、服がはがされていく展開に目が点になり、このいわゆるクライマックスのスピード感はそうとうに良かった。ただ、その後のエピローグ的なところもちょいと長ったらしい。 ■「メルド」 待ちに待ちに待ちに待ったカラックスが9年ぶりに帰ってきた。この9年間、どうやら地下にもぐっていたらしい。これまでのカラックス映画の登場人物の成れの果てのような片目をつぶした怪物となって東京に出現する。ゴジラっぽい音楽に乗って。疾走する姿を横から撮り続けたカラックスが今度は真正面から画面に向かって闊歩する姿をとらえ続ける。それだけで感動。手榴弾は紛れもない復活ののろしととっていいんじゃない?半ばギャグとして登場する通訳シーンもカラックスにやられると映画の吹き替えや字幕が真に正しいかどうかはわからないよと言われているみたいだ。 ■「シェイキング東京」 ストーリーもオチもテーマも無難。外国人監督が日本を描くうえでの魅力的なズレも無ければ、日本人キャストを使ううえでのミスキャストも無い。全てが無難。その中で人っ子一人いない東京の景観だけが今まで見たこともない景色として出色。あと、蒼井優のアップはつい見とれてしまった。 ◆<総評> はっきり言ってカラックスを見に行った。他はどうでもいいと思ってたのでかえって他の二作もわりと楽しめたかも。でもゴンドリーもジュノも「東京」を描くにあたって「孤独」「引きこもり」といった都会が抱える社会問題をテーマに持ってきているのに対して、そんなテーマ映画を笑い飛ばすかのような自由さでもって、それでいて映画と真剣に向き合ったカラックスの作品は他を圧倒している。点数は難しいけど3人の監督による3作品という濃厚なオムニバスという点がかなり好感が持てるってことで7点で。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-26 14:47:20) 3.後味が悪すぎる。とくにメルドは目をそむけたくなるシーンばかりだし、意味もわからない。。まぁ、香川さんと蒼井さんのを観るために観ただけだったので。ふたりのはよかったです。誰もいない街とか白っぽい映像とか、ふたりの静かで抑えた雰囲気がマッチしてた。でも、全体で点数をつけるとメルドがマイナス7点で、合計3点。 【kaneko】さん [映画館(字幕)] 3点(2009-01-02 13:57:58) 2.例えば裁判のシーンにおいて、怪物が表現する音声及び身振りを、まずフランス人の弁護士がフランス語に変換し、それから日本人通訳が日本語に変換する事で、ようやく裁判官、傍聴人そして我々のもとへ怪物の表現したかった事が伝達されるのだが(逆のルートも同様)、この一連のやり取りは何度も、しかも分割画面まで用いて、反復される。まどろっこしい反復の不毛さもさることながら、怪物が渾身の限りを尽くして示したメッセージが、あの何と言ったらいいのか、聞く者を思わず脱力させる女性の声に変換されただなんて、一体どうして信じられようか。「意味が分からない」「東京(トーキョー)である必要性がない」「登場人物に共感できない」と、ないない尽くしの糞短編映画だがしかし、パンの間に間違えて糞を挟んだサンドウィッチをうっかり食べた時、今まで食べたパンの数を覚えているはずのない者でも糞の味は一生忘れられない事だろう。それぐらいに驚き、かつ爆笑した。ドニ・ラヴァンが夜の渋谷の歩道橋で手榴弾を投げまくる背後の高速道路で走る無数の大型トラックには手榴弾以上の暴力性が纏われていて、思わず背筋が震えた。 【Qfwfq】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-11-25 23:27:53)(良:1票) 1.三人の監督によるTOKYOを舞台にしたコラボ。ちなみにこのお三方の作品は観た事がありません。 監督が外国人でキャストやスタッフはほぼ日本人というのは面白いですね。一話目の「インテリア・デザイン」がオチ的にも一番好きかな。脱いじゃった藤谷文子はガメラと心を通じ合わせる事は出来なくなりそうだな。二話目の「メルド」は曲と登場からして何をやらかすのかと期待しましたが、何を言いたいのかよく分からなかったです。通訳の子が感情を出さずに淡々と訳すところだけが気に入りました。三話目の引きこもりの話の「シェイキング東京」の香川照之と蒼井優は安心させてくれる安定感があった。二話目がアレだけに。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 5点(2008-09-03 22:48:47)
【点数情報】
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