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【クチコミ・感想】
4.野趣のある緑の庭をかけまわる子どもたち。 親族が集うと生まれるにぎやかさに始まり、オルセーの企画作品ということでちょっと趣向のかわった映画、主役の半分は郊外の邸宅をふくめた美術品。 美術館というと建物のイメージだけれど美術品を愛する人たちの仕事も意味し、価値のある品々が散逸するよりは多くの人が見ることができる安全な場所で余生を送らせたい、という気持ちが強い人々なのだと思う。 個人蔵と違ってもう誰も使うことはできず、使われてこそ価値があるという考えも道理であるし、美術品のあるべき場所はここ、と謳ってはいない。 もし行き場に困ったら美術館という選択肢もありますよ、と囁いているようではあって、監督と美術館双方の思惑の間に微妙なジレンマも介在。 それとフランスの美術関係の映画を見ていて思うのは19 世紀に端を発した日本との美術交易が今も根強いことで、これにも極東の顧客への目配り。 金髪のビノシュは「嵐が丘」以来? 自分も男兄弟2人なのでちょっと親しみをおぼえる。 ふだん映画に出ることのないイーストウッドの息子(ミュージシャン)が出演しているのは、アート系の作品だからだろうか。 それぞれの人生を歩む彼らの選択は少しばかり世知辛くて寂しさも残るけれど、やさしい家政婦さんに価値を知らずにもらわれていった花瓶や修復されて美しさを取り戻した彫像、祖母の言葉をかみしめる孫娘の涙に、美しきものにことよせて人の心も映しだされる時間。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-01 07:00:00)(良:1票)
3.緑あふれる風景は極めて美しい。 その風景のどこを切り取っても、まさしく画になる美しさ。 そこで淡々と繰り広げられる、親子三代にわたる物語。 さして刺激もないが、美しい風景と美術品に身を委ねるべき映画。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-12-31 23:21:58)
2.遺産として残された美術品をどうするか~とかいうお話がメイン。それに家族のエピソードとかからんでくるのですが、それほど引きつけられるものでもない。まあ、「花器は飾っておくのではなく、花を生けてこそ」というのが印象に残ったくらいでしょうか。で、見終わって調べてみたら、〈オルセー美術館開館20周年記念作品〉として作られた作品で、出てくる美術品はすべて美術館の所蔵品らしい。要するに、美術品を見せたかったのですね。人間ではなく美術品が中心の映画なんて、見ていて面白いわけがないですわ。納得。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-08-11 12:27:17)
1.私の知るかぎりのアサイヤスはここにはおらず、日常の美しい風景が淡々と映し出されてゆく。前知識なく鑑賞しているとビノシュが出ているからというわけでもないだろうに『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』を思いおこしたのだが、どうやらどちらもオルセー美術館20周年企画作品なのだそうだ。美術館と美術品の露出ははるかにこの『夏時間の庭』のほうが大きく、日用品として使用されるマジョレルの机なんて見ると、本当に美しい美術品の本当に美しい姿というのは生活に溶け込んでいる状態なのかもしれないと思った。ああ、あの机、うちの書斎に欲しい・・・書斎が無いけど・・。長兄が毎年家族が集まる場所、自分たちの思い出の品々、これからも子供たちが思い出を作ってゆくだろう品々がただ鑑賞されるだけのモノになってゆくことを嘆く(美術館が全面協力してるのに・・)。でもラストシーンがいいんだ。いないと思ってたアサイヤスが顔を覗かせるシーンでもある。モノはなくてもハートは受け継がれる。少女は亡きおばあちゃんとの思い出を胸に塀を乗り越え前進する。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-07 13:50:32)(良:1票)
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【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
6.00点 |
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【その他点数情報】
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