みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
13.社会に認められるための通過儀礼が山登り。中盤まで冗長にも程があるので見続けるのがしんどいけど、山登りのシーンは忘れられない。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-12-12 23:35:47) 12.凄まじい。何たる発想だ!船で山を渡る。普通船って川を下るものだろ。そんな船で山を渡るなんて普通じゃない発想を本当にやり切ってしまうこの素晴らしさをCGみたいなごまかし処理なんかじゃなくて本物の映像で見せるのがこの映画の評価できる一番の点である。ストーリーだけを見て楽しむのが映画じゃないことを教えてくれている。正に本物の映像が繰り出す人間の狂気、好きな事を思いのままに実行してしまう主人公の姿を通して訴えかける力強さを感じずにはいられない。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-12 21:12:01) 11.「2001年~」より長く退屈な映画だった。とりあえず観賞したことをここに残しておきたい。この監督の映画、おそらく他の作品も私には合わないと思う。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-08-17 01:57:38) 10.異文化との接触のテーマ。互いになんだか分からないまま、一緒に仕事しているおかしさ。こちらを神と思っているインディのいちいちの変化に、こちらはビクビクしいろいろ考えたりするわけだけど、よく分からない不気味さ。こちらが向こうを利用して船を山越えさせたようでいて、向こうは神の怒りを静める目的でこちらを役立てている。使役しているのかされているのか、最後にはどっちがどうだか分からない面白さ。文化の対比としては、こちらにカルーソーのオペラ、あちらに太鼓。最終的に彼は満足したのかどうか。自分の労苦が染みついた船に歌劇団を乗せ、赤い椅子に座り葉巻をくゆらせて観賞する。これは夢の成就のようでもあり、自分の夢を一段下げ矮小化させて納得したようでもある。映画の幕引きとしては、バッチリ決まった。あと一つのテーマは、夢ゆめと騒ぐ男と、それを見守る女の構図、これはもう古今東西普遍のもの。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-09-05 10:09:42) 9.前半は主人公の熱い情熱が伝わってきて、思わず期待を抱かせる内容。 中盤からは冒険もののような展開になり、これもこれで面白かった。 ただ本作の一番の見所シーン。現実レベルでは可能でも、この設定、 この展開ではあまりにも無茶すぎて、かなり引いてしまった。 主人公の狂気に近い情熱を表現、という狙いはわかるんだけどね。その反面、 ラストの爽やかで美しい映像は印象的だった。このシーンだけでも一見の価値はあるかも。 壮大なスペクタクル映画という雰囲気に仕上がっている作品だが、 あくまで主人公の生き様を見るドラマ。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2011-08-06 07:08:20) 8.映画館に4回足を運びました。アギーレが「史実×ウソっぽい絵」のミスマッチの魅力だとしたら、こっちは「ウソっぽい話×ヤラセなしのド迫力映像」のアンバランスの魅力ですね。主人公を描くのに、ヘルツォークらしいスポ根直球勝負ではなしに、ウッディ・アレンの『カメレオン・マン』みたいな手法を使ってれば、山登りシーン以外も面白くなったと思うんですが。天は二物を与えずというか…でも好きですよ。 【エスねこ】さん 7点(2004-02-22 17:08:32) 7.予備知識無しに観ることが出来たら、もう1点上がると思う。それぐらい、「船で山越え」の無茶苦茶ぶりに面白さは集約されている。フィクションとは知ってても(いや、ノンフィクションか(笑)?)、あの絶壁とも思える斜面を見た時は「嘘だろ。」と呟いてしまった。制作当時だからこそ出来たこと・出来なかったことの両面に支えられて、まさにドキュメンタリーのようなリアリティが存在する。でもさぁ、ボンゴに船が翻弄されるシーンで、明らかに模型と判るソレを使ったのは、痛いと思うなぁ。。。今までの苦労が台無し、みたいな。 【ぽろぽろ】さん 7点(2003-06-27 15:53:17) 6.1982年の映画だったんですね。私は、横浜の関内の関内名画座(関内というよりは、伊勢左木町)で見ました。主演は、ご存知クラウス・キンスキーですね。狂気の主人公は、はまり役でしたね。改めて、エピソードを読むと、実生活でもクレイジーな人だったらしいですね。あれって、地と演技の境が無いんでしょうか?まあ、個性的な俳優さんには、ありがちな事なんでしょうけど。ふと思い出してしまいました。映画って、とってもいいですねって、べたな落ちですまそ。 【クゥイック】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-06-07 23:47:37) 5.ほとんどこれだけで本編の名を高らしめている、船の山登りシーン。どうみても、ほんとに必死になってる。この映画は、ドキュメンタリーです。 【鱗歌】さん 8点(2003-05-11 13:07:41) 4. ウェルナー・ヘルツォークという監督は狂気染みた野望に取り憑かれた主人公の映画を撮るのが名刺代わりのような変人。本作でもマジでスティームボート(蒸気船)を山に登らせたりしております。今ならCGでチョチョイのチョイてな感じなんでしょうが、82年当時では「実際にやるっきゃねーだろ?」とひたすら力業!!映像的にも本物だけが有する迫力ってヤツに満ち満ちて圧倒されます。ただ、クラウス・キンスキー扮する主人公の動機(南米にオペラハウスを建設する為の資金繰り)が、シーンの凄絶さに比べて何ともセコく、今イチ説得力に欠けるような気がしないでもありません。恐らくエンリコ・カルーソーのオペラに物凄く造詣が深いオペラおたくにしか主人公の気持ちは理解できないでしょう。私はクラシックは好きでもオペラはチョット…というトコロなんで、どうも余りよく分かりませんでした。先述の蒸気船山越え場面のド迫力とクラウディア・カルディナーレ最後の輝きに…7点。 【へちょちょ】さん 7点(2003-03-12 03:43:30) 3.結構退屈だった。同じ監督のものでは、「アギーレ 神の怒り」の方が数段面白かった。 【死亀隆信】さん 4点(2002-04-02 01:57:38) 2.密林の中にオペラハウスを建てるという発想も、船そのものを山越えさせようとするのも常識はずれだが、夢を実現させたいという人間の強い意志-強い願望は狂気になる?-を感じました。ラストに流れるオペラは、そんな人間達への神の祝福のように聞こえました。 【Tomo】さん 9点(2002-01-22 22:35:00) 1.ペルーの未開地にオペラハウスを建てるという破天荒な夢にとり憑かれた男。その為の資金として山奥にゴム園を開拓することを思いつき、川の上流にあるその土地に輸送用の船を着ける為、険しい山を超えて巨大な蒸気船を運び入れる事をやってのける。観客は映画の撮影の進行そのものに付き合うといった、いわゆる疑似体験のようなものを味わされる。この野心家の主人公を演じるクラウス・キンスキーは、その狂気ぶりを見事に演じきって、まさにハマリ役といった感じだが、もっと驚かされたのは、実物大の船を一切トリックを使わずに、人海戦術で本当に山登りさせる大迫力シーンに尽きる! 【ドラえもん】さん 8点(2001-02-26 00:32:14)
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