みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.過去の2作品では、主演の田口トモロヲさんが平凡な小市民のイメージを漂わせて、その日常が非人間的な鉄のイメージに侵食されていく、といった印象がありましたが、今回は日本に住む外国人が主人公。その点では「平凡な日常」という前提はあまり明確ではなく、実際、鉄に侵食されるというよりは、もともと「鉄のイメージ」が主人公の中に潜んでいて、それがある事件をキッカケに、外部へと噴出してくる。3作品すべてが「破壊」というテーマに繋がっているけど、その意味では今回の作品がもっとも、「戦争」というものが意識されているような。ただ一方的に我々の日常を奪い去り、一方的に我々を巻き込む、というのではなく、我々自身が内部に抱え、キッカケがあればそれが一気に爆発しかねない破壊衝動としての「戦争」。今回の敵役もいわば、主人公に自分を斃すようにけしかけ、破壊へと導くためにこそ、存在していて。 自分から離れた子供と現れた謎の車を見やる主人公の視線・不穏な空気とか、素材のゴツゴツ感を活かしまくった異様なメーキャップとか、鉄男シリーズらしさが楽しめはするのですが、バトルシーンは、これはさすがにカメラの揺らし過ぎ、では。 とは言え、この悪夢のごとき映像の数々、やっぱり、クセになります。 【鱗歌】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-07-26 12:11:27) 3.昔の「鉄男」ではある日顔に鉄のニキビみたいなのが出来ていて、徐々に変貌していくってのが怖かった。 しかし、リメイクされた本作では気づいたらもう顔半分くらい鉄になってて、やけに展開が早いなと思った。 画面ブレブレのアクションシーンはなかなか狂っていて面白かったのだが、やはり昔に比べるとインパクトも恐怖感も薄く感じた。 塚本晋也自体は相変わらずの狂気溢れる演技で、彼が鉄男の中に入っちゃう所はちょっと面白かった。 あと、女優さんの英語が下手すぎるのは何なのか。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-10-10 14:52:18) 2.まあ予想通りではありましたが20年前の鉄男と比べると明らかなパワー不足ですね。なんとか昔以上の作品をという気持ちは伝わってきますが、ちょっと空回りしてるような感じもチラホラ。奇をてらったのかどうかはわかりませんが主人公を外人さんにしたのも失敗ですね。作品との温度差がありすぎて違和感。やはりこういう作品は監督と同じ熱を共有できる人物じゃないと成り立たんでしょ。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-02-08 14:03:53) 1.ぅぅぅぅぅ・・ 酷評したくはないのに 1つ目から2つ目になったとき アイディアからストーリーへと広がって 鉄男もパワーアップしてた 本作はインディーズバンドがメジャーレーベルに移って薄味になったような感覚 尺も短いことから 実はノーカット無修正版なんてものがあって とんでもない内容だってのをそこはかとなく期待したい 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-05-03 18:49:01)
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