みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
18.『サウルの息子』を見てまだその深刻な印象が冷めやらない後日、何の先入観もなく本作を見てしまった。うわうわうわ、こっちを先に見て、『サウルの息子』を見た方が、順番としてはまだ割り切れた・・・・・・? とにかく鍵十字が目に入るたびクラクラしてしまって、笑えるどころじゃない。ナチスが笑いのネタとしてふさわしいはずがない、途中で何度も視聴をあきらめかけたけど、ヒロインのレナーテが可愛くて可愛くて、ついに最後までもってかれた。あの天然ぶりは、こっちの女優さんなら綾瀬はるか? ヨーロッパの人たちは、日本人とは違って、悲惨な過去は笑いに変えて乗り越えるという文化があると聞くけど、なるほどこういうことなのか(日本の原発事故を風刺画で茶化した仏メディアにはムカッ腹が立ったけど)。それにしてもドイツが本作の制作国として参加しているって本当に? 日本も長らく自虐趣味が続いていたし、何のかんのといいながら日独って似てるなあ・・・・・・いやいや、この映画の自虐ぶりは相当なもの、ドイツ人のメンタルすごすぎる。 さらに、女性の米大統領がサラ・ペイリンそっくりで、演出家が狙ったとしか思えない。アメリカの映画館はさぞかし大爆笑だったろうな。この映画は、女優さんたちがみな存在感がハンパなく、気が付いたら、ヒロインを初め女性ばかりに目がくぎづけになっていた。 【tony】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-04-28 00:12:38) 17.まさにB級映画。あまり好みじゃなかった。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 3点(2014-10-07 00:50:43) 16.いまいち中途半端なでき。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2014-06-25 03:50:02) 15.中盤ややダレた印象ですが、コメディとしてスベってるということもなくネタがしっかりしていて、SF部分のCGもなかなかがんばっているので普通に楽しめました。時間もそんなに長くないので気軽に何か見たいって時にはオススメですかね。 【映画大好きっ子】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-12-05 15:03:20) 14.影のかかったフィルムワークは良質なヨーロピアンB級テイスト。 ストーリーはド直球の王道映画のもの。 道化かと思いきや、さにあらず。憂いをまとった喜劇であった。 地球上で倫理的なのはフィンランドだけ。フィンランド人監督の母国への愛かジョークか。フィンランド好きな女の子に片想いしてた僕には皮肉に裏付けられた愛情だと思われる。 真空管の装置が愛らしいファンタジーな一面、フィンランド、北欧の感性を持つ人におすすめの映画。女の子に受けると思う。 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-10-14 01:57:46) 13.正直、ノリのあまりよろしくない映画ではあります。それは低予算ゆえの面もあるだろうし、説教臭さゆえの部分もあるかと思います。ナチスを笑い飛ばす映画ではなく、ナチスを引き合いに出して「現在の世界も充分、ヒドくないですか」と露骨な風刺を展開してみせる。風刺が全面に出過ぎていて、ちょっと鼻には付きます。しかしその一方、我々はまた、実写版宇宙戦艦ヤマトを引き合いに出して、「こんなに頑張ってる映画もあるのよね」と、何か嫉妬に近いものを感じたりもするのです。実にスバラシイ戦闘シーンではありませんか。なお、宇宙戦艦“神々の黄昏(Goetterdaemmerung)”の名前はもちろんワーグナーの『ニーベルンクの指輪』を締めくくる作品の名前なんでしょうが、いきなり第3幕第2場と第3場の間奏曲“ジークフリートの葬送行進曲”で映画は始まります(アイポッドに『指輪』を突っ込んで来る日も来る日も聞き続けると、この葬送の場面、本当に感動するのです、「ああ、やっと終わる」と(笑))。で、登場する子供たちの名前も『指輪』にちなんだだったりする上、映画はしっかりちゃっかりと“神々の黄昏”たるヴァルハラ炎上のごときオチを迎える。という、えらく生真面目な作品なのでもありました。ってか、あの神々の黄昏号って、まさに『さらば宇宙戦艦ヤマト』で白色彗星帝国から出てきた巨大戦艦やね。いいなあ。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-15 20:28:14)(良:1票) 12.低予算映画なので仕方ないかもしれないが、セット、CGも含めて映像がちょっと残念です。 もうちょっとがんばれば、Dr.Strangeloveと肩を並べるぐらい面白い風刺映画になると思うのですが・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-18 21:36:29) 11.めちゃめちゃ楽しみにしていたのですよぉ、なのにちょっと、というかだいぶ物足りない!と思ってしまいました。最初の月のクレーターのシーンなどでテンションがマックスだったのかもしれません(NASAからデータもらってトランスフォーマー3と同じ画像と解説がありましたが)、あとはどうせ風刺するなら徹底的に、もっとお下品にするなりしてほしかったのですよ!!あまりにも簡単に終ってしまったので特典シーンなどもすべてみてみたのですが期待するほどのものはありませんでした。アイデアなどは評価したいと思います。4点で。。。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-03-04 10:49:36)(良:1票) 10.監督を務めたティモ・ヴオレンソラとは初めて聞く名前なのですが、母国フィンランドでは有名なクリエイターのようであり、本作は決してパッと出の新人監督が勢いで作り上げた映画ではありません。確かに、兵器やコスチュームデザインのかっこよさや、戦闘シーンの迫力や面白さには圧倒的なものがありました。スペースナチスがマンハッタンを攻撃する場面では大作映画並の手慣れた演出が楽しめるし、ナチスが誇る最強兵器「神々の黄昏号」の起動シーンにはSF映画に必要な仰々しさが宿っていました。10億円に満たない製作費でここまでのものを作り上げたことは驚異的であり、戦闘シーンについては満点に近い評価を与えられると思います。。。 ただし問題は、人間が映っている場面が驚くほど面白くないということです。感情移入可能な魅力的なキャラクターが一人も見当たらないし、かといって強烈な毒を放つ個性的な悪も登場しません。さらには、風刺映画を標榜しながらも、その切り口に新鮮さがなかった点も大きなマイナスでした。ナチスやアメリカを悪とするなんて、あまりにありきたりで面白くありませんよ。道化を装って社会のタブーを突っつくことこそがこの手の作品の使命だと思うのですが、その点、本作は危険なネタを扱っていないためにまったく見応えがありません。『チーム・アメリカ:ワールド・ポリス』くらい突き抜けないと、この手の映画は面白くないのです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-03-03 00:45:45)(良:3票) 9.自分が観た映画館では、ほんの数人しか客が入っていなかったのに北朝鮮ネタで場内大爆笑!この映画館体験だけで満足感を味わえました(笑)。CGなどはハリウッド大作と比べるとチープな感じがするのは否めません。しかし、この映画のCGはネット上で募集した有志からの協力で作られており、そもそもハリウッド大作とも邦画とも違う作られ方をしています。かなり自主映画っぽい作り方。なので、内容や映像のアラはあるものの、作品が公開され自分の目に触れることができるだけでも嬉しくなってくるんです。個人的には映画なんて「完成して上映されるだけでも大成功」だと思っています。観客からすればそんなことどうでもいいし、その上で面白い・つまらないという感想を言い合うものなのは分かっていますけれども。 【ゆうろう】さん [映画館(吹替)] 7点(2013-02-20 03:00:00)(良:1票) 8.良くも悪くも、クッソ真面目なおバカ映画。でも意外とテーマは深かったりします。それと、何気にBGMで笑えます。まぁ50分位から観るのが丁度いいでしょう。 【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-02-17 06:18:41)(良:1票) 7.設定からしてB級だと分かっていたものの、予告編のせいで妙に期待してみたため、がっかり感から点数低めです。所々のギャグもなんか笑えなくて、政治的皮肉がありすぎで…。アメリカ映画にはないクセがあって、作品のノリについて行けませんでした。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-09 21:52:24) 6.予告編に、もの凄く期待したのですが… ナチスが月面に基地を作って隠して約70年。 それに対抗出来るだけの宇宙船を地球側にも作れる能力があるにもかかわらず、どちらも精神面が追いついていないように感じました。 滑稽というにはあまりにもお粗末。 只、ネタバレはしませんが、最後の世界間でのオチは皮肉っていて好きです。 【sirou92】さん [インターネット(字幕)] 3点(2012-11-14 23:19:05) 5.月面の硬質な近未来空間と、黒づくめのユニフォームを始めとする 旧態依然とした第四帝国の武骨なレトロ感覚。 両者がモノクロ画調の中でよくマッチしている。 そのナチズムの形式主義を茶化したギャグは ルビッチの『生きるべきか死ぬべきか』を少し思い出させてそれなりに面白いけれど、 こちらは若干くどい。 クライマックスの決戦ではヒロイン:ユリア・ディーツェを もっと活躍させる事が出来たはずだし、 クリストファー・カービーとの協調と連携も淡白すぎる気がしないでもないが、 二人の微妙な関係性は本作の面白味だ。 宇宙間戦闘のSFXも健闘している。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-10-15 23:49:15) 4.月の裏側に隠れていたナチスが地球征服に攻めてくる、思いっきりバカそうな内容とあのポスターですが、やっぱ扱う題材がナチスだけに(そしてハリウッドでもアジアンでももちろん邦画でもなく)ヨーロッパ映画であるからにはただのオフザケにするわけには行かなかったんですね。 ★観る前はパーカー&ストーン(真性オチャラケ)かバーホーベン(SFの名を借りた暴力&風刺)か、というのを想像してたけど、意外とまともな風刺映画でした。 ★各国集っての防衛会議での痴話喧嘩も笑ったけどやっぱ本家アメリカこきおろしまくりです。戦争の政治利用、資源の独占、あからさまな黒人差別(結局今でもそうなの?)なんかそれに比べればナチスのプロパガンダのほうがマシに思えてきてしまうからコワイ(いや冗談じゃないよね)。 ★アドラーとレナーテの演説で流れるワーグナーのタンホイザー序曲、思わずかっこいいなあと、ああ怖い!!(もっともタンホイザーっていう歌劇の筋自体はナチスの好むとこなのかどうかはちと疑問だが) ★なお科学考証は思い切り無視ですので、気になるヒトは予め分かってたほうがいいかと。当時(その後も)品質で鳴らしたドイツの科学技術が、半世紀他国から隔絶されてスチームパンク的な発展を遂げたものが現代科学と対峙するって、実はSF的にはすごく面白い題材だと思うんだけど、そういうのは(最後のお決まりのドンパチ場面くらいしか)ほとんどないです。 ★あんまりまともな風刺劇だったんで、最後のオチが予想付いてしまったのがちょとなんだったかな。でもこういう映画、久しぶりなので面白かったです。 【wagasi】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-10-07 23:43:21)(良:1票) 3.映画秘宝系キワモノと断じてはならぬ。何の茶番もない、極めて真っ当、真摯かつ志の高い傑作。素晴らしい。つまらぬギャグが玉にきず。 【まぶぜたろう】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-10-03 22:27:12) 2.とてもバカな映画だけど、十分楽しめた。 あんなに大きな動力設備でも重力や空調のコントロールは出来ているようで、笑ってしまう、まあ大小のツッコミ所は寛大に見てあげて、グラインドハウスのように、にこちらが楽しもうと思って観る事が肝心。 とても美しいユリア・ディーツェが寝返った理由がショボすぎるが、ラストにキツーイ一発があり溜飲を下げられる、首脳達のやりとりも楽しい、特に米、北、フィンランドの扱いにほくそ笑む。 こんな映画でも映画館のスクリーンに満天の星が現れるとテンションが上がってしまう自分に驚く、やはり宇宙物はいいな~2001年や未知との遭遇をまた大画面で観てみたいものだ。 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-10-03 10:46:57)(良:1票) 1.評価の角度を変えるだけで0点にもなるし8点にもなる映画。いろいろ悩んだんですが最初のレビューなんで、一般人目線で点をつけました。ドイツのSFコメディを観た事のない方は避けておくのが無難でしょう。 (詳細はブログにて) 【エスねこ】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-10-02 01:54:17)
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