みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
46.冒頭、演奏と踊りの一団を延々と定点で捉える長回しのど迫力で、掴みはOK。その後も、じわじわと進んでいきながら、そして主たる登場人物は3人しかいないのに、決してダレないし、単調に陥らない。様々な風景のインパクトとか、ナスターシャ・キンスキーの凜とした美貌とかのアドバンテージはあるにしても、やはり、行き着くところは、一つ一つのステップの描写が丁寧だということでしょう(一方で、省略できるところはどんどん省略しています)。3時間クラスにふさわしい重量感ある内容を持った作品です。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-11 01:19:42) 45.ダンサー・イン・ザ・ダークを超絶美人主演で撮ったらこんなんになるのでは。 【トマシーノ】さん [地上波(字幕)] 3点(2018-10-04 22:38:05) 44.主人公が好みのタイプではなかったので,あまりにも退屈な3時間でした.アベシ! 【マー君】さん [DVD(字幕)] 4点(2017-12-16 12:03:54) 43.時代背景が分からないので、エンジェルが立派なのか、そうでないのかが分からない。それが分からないので、今一つ感情移入しにくい。それでも、よくこさえた映画だと思う。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-01-30 18:41:39) 42.映像美やナスターシャ・キンスキーの美しさは文句の付け所がないが、映画自体も堂々とした作品である。主人公テスの生き方にはついてはあまり好きにはなれないが、運命に逆らってまでも愛を貫こうという姿には何か強く惹かれるものがある。その点では少しばかり風と共に去りぬのスカーレットと共通するのかもしれない。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-20 22:07:30) 41.どうも一昔前の文芸作品はべったべたの愛憎劇が多くて肌に合わない。この映画もストーリー云々より記憶に残るのは映像美と、ナスターシャ・キンスキー。ああ、彼女から発光されるのは美の極致。この世のものではないような。すっかり魂を抜かれたワタクシ。弱冠15歳の美の女神に手を出したというポランスキー監督。この小男を私は絶対許さない。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-10-03 23:48:14) 40.3回くらい観てる。テスの運命をそのまま受け入れることしかできなく、ただ「かわいそう」としか思えなかった昔。しかしこの年になってやっと自分なりの感想が言えるようになりました。 これは昼下がりのTVドラマ「奥様劇場」みたいな壮大なメロドラマだと思う。映像の素晴らしさはその比ではなく、それだけで叙情詩みたいな風情を醸し出すことは確か。 当時ポランスキーは肉体関係のあったナスターシャ・キンスキーを映画の中ではあるけれどこれでもかと打ちのめした、後にはエマニュエル・セニエにも同じことをした。よってポランスキーは筋金入りのドSなんだと確信した次第です。それに応えた彼女たちもまた筋金入りのドMなんでしょう。 時代とか宗教色もあるにはあるけど、そんなもの人間のというか、この世の全ての有機生命体の本能、欲望の前ではなんの効力もありません、法律だってそうです。もう、わけわかんない、極限状態という状況においてなのかもしれないけどね。 物理的なフェミニズムにはまったく興味ありません、男も女と同じように家事育児しろなんて思いませんが、これこそひたすら男目線で女の生涯を描いた映画といっていいと思う。 ポランスキー作品を全て観てるわけじゃないです、特に最近の作品は未見ですが、私が観た限り、ポランスキーの作品でいたって正常な精神状態で制作した、娯楽として観られるといえる映画は「フランティック」ではないかと今になって感じる次第です 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-20 21:12:52) 39.このような気が滅入りそうになるストーリーの映画は正直あまり好きになれない。嫌なニュースの多い昨今、せめて映画を観ている時くらいハッピーな気持ちになりたいという考えがあるので、多少強引でも、都合の良すぎる展開でも、ハッピーエンドの映画が好きです。しかしこの映画に関してはナスターシャ・キンスキーの凛とした美しさと彼女の演じるテスの芯の強さがとても印象に残りました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-03-23 22:46:20) 38.可もなく不可もなくといった作品。ポランスキー監督の美しい画面とキンスキーの美貌に酔いしれましたが原作の完成度があまりに高いので損をしている映画作品の一つと言えるでしょう。キンスキーのようにちょっとキツめの美女ではなくてボケっとした感じのかわいい女優さんのほうがストーリーに合うのでは等々口出ししたくなるのはどうしようもありません。文学作品の中の美女のイメージは読者それぞれによって異なるので映画化しないほうがいいという極論まで唱えたくなるのですが、その点に関してこの作品には原作から独立したクリエイティビティーがあまり感じられず、点数もちょっと辛目です。美しい映像に免じてオマケ込みの以下の点数を献上。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-15 09:07:40) 37.N・キンスキーの美貌や、ガチガチの宗教観・貞操観もさることながら、貴族と貧乏人しか存在しないかのような“格差社会”のほうが気になりました。これに比べれば、今日の日本の格差なんてまだまだ。そんなことをしみじみ考えさせるほど、この作品は長くて単調でした。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-04 09:57:36) 36.美人は得だ、というのは必ずしも真ならず、という映画ですね。話自体は悲惨極まりないのに、見ていて暗さをあまり感じなかったのは、それでもやっぱりナスターシャ・キンスキーの美しさによるものでしょうか。それにしてもエンジェル、迎えに来るのが遅すぎるよ(怒)。 【すねこすり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-03-25 00:32:32) 35.苺のシーンが好き。美貌が産んだ悲劇。 【Vanilla】さん [地上波(字幕)] 8点(2006-11-20 23:54:08) 34.貧しい農村の中でひときわ輝く清楚な美少女の中に、苺を食べるシーンや口笛の練習のシーンで強調された唇の描写で女を映し出してゆく。はるか昔のことを「異教の時代」と言うこの作品はキリスト教世界に被われている。そしてその世界が一人の女を悲劇へと導く。牧師の要らぬ一言が悲劇の発端となり、私生児には洗礼を受けることが許されないだとか秘密を持った結婚は許されないだとかという戒律に、またその戒律に従う信仰心に翻弄されて悲劇の道を転がり落ちてゆく。エンジェルがテスの告白を受け入れることができなかったのは、単なる嫉妬心以上にキリスト教世界の中で生きているという大前提があったからではなかろうか。宗教でもなく合理主義でもなく愛を選んだテスが行きつくところがストーンヘンジという異教の遺跡というのが皮肉である。太陽を神と崇める石の遺跡の前で太陽が昇る前に連行されてゆくというのも二重の皮肉だ。幸薄いヒロインを演じたナスターシャ・キンスキーの純朴な中にも意志の強さを漂わせる瞳が印象的。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-20 16:35:44)(良:2票) 33.トーマス・ハーディの原作小説をポランスキーが映画化、ということで原作にはかなり忠実に作っています。19世紀イギリスの美しい風景、そしてヒロインをN・キンスキーが演じている事が原作の雰囲気を十分に伝える事に成功していると思います。原作の名シーンもしっかりおさえてありますし。結局、彼女にとって一番の悲劇は自分が貴族の一族だった、ということではないでしょうか。ただ、原作に比べて惜しい、と思うところは妹のライザの存在がまったくと言っていいほど無視されている事。原作ではテスが最後ストーン・ヘンジでエンジェルに死後、彼女と結婚するよう頼む貴重なシーンがあったのです。それともう一つはエンジェルの苦悩のシーンがないこと。あれがないせいで、この映画は原作を知っている私にとってもエンジェルがよけい身勝手なだけに思えてしまいました。ラストもどうせならエンジェルが義理の妹のライザと去っていくシーンで終わったほうがよかったです。そういうことで、評価は7点にしときます。 【マイカルシネマ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-10-24 10:44:35)(良:1票) 32.女遊びをしていた過去があるエンジェル。テスの真摯な告白を受け止められなかったエンジェル。路頭に迷うと知ってながら、テスを置き去りにしたエンジェル。彼を慕っていた別の女に、海外出稼ぎに同行しないかと口説いていたエンジェル。病気になってノコノコ戻って来てはテスを捜すエンジェル。人畜無害を装ったこのボンボンは、力と金で女をモノにするアレック(少なくとも彼はテスとその家族の扶養実績あり)や、家名に溺れテスを売り飛ばしたも同然の父親よりもタチの悪い、この物語最大の科人だと断定し、21世紀の法廷は、テスのかわりにエンジェルに絞首刑を命ずる。 【トバモリー】さん 5点(2004-03-29 18:20:40)(笑:1票) 31.重いテーマですが、主人公のナスターシャと映像が美しい。運命の哀しさも良く描かれていた。男のずるさにも困ったもんだ。 【ボビーK】さん 7点(2004-02-15 00:32:06) 30.当時20歳のナスターシャ・キンスキーのあの美貌。この作品の醸し出す“寒い官能”とやらについて語られた記事を本で読み、観てみて何となくその意味が分かった。テスが醸し出す大人と子供の中間の危うい、それでいて絶対的な色気、それがゆえに運命が悪い方へと転がって行く。つまりは体感温度の低い性愛映画なのだなあ、と(大体、監督がポランスキーだから、本質はエログロ性愛映画には間違いない)。派手な性描写なんか一切ないのに、何だかエロい。ちなみに宮崎駿監督が、この映画のTVスポットの、苺をくわえるテスの姿を見て、「こんなドキドキする映画は絶対観に行かない」と思ったらしい(笑)。 【ひのと】さん 8点(2004-01-22 21:21:39) 29.ナスターシャ・キンスキーの美貌だけが印象に残った。 【アクア】さん 7点(2003-12-25 01:10:25) 28.まず何より、あの主人公の女の人、すごい綺麗!びっくりしてしまいました。ストーリーも、何となく綺麗な感じでした。でも、綺麗なだけに、もっと伝えたいことがあったんだろうけど、そういうのが前面に出てこれなくなったような気がします。(偉そうなこと言ってますが・・)美しいことは罪、ということでしょうか・・(?) 【しゃぼんだま】さん 6点(2003-11-03 14:49:45) 27.ナスターシャ・キンスキー演じる薄幸の美少女。貧困、情婦、妊娠、子供の死、最愛の夫と別離、そして・・・。一身に不幸を集めたさまは、まさに”悲しみの百貨店”。そんな悲しみのどん底からナスターシャ・キンスキーの凛とした強さが温かみとして伝わってきます。 【tantan】さん 8点(2003-06-19 15:02:36)
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