みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.大統領と容疑者の死を対比的に、その関連者をクローズアップして扱っている。ただし、全体的なトーンは静かで演出も好感が持てる。 大作とは言えないが、不思議と心に残りそうな映画。 【simple】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-08-11 11:57:38) 4.暗殺の真実を暴くものと思わせる邦題はどうかと思う。病院とフィルムにまつわる緊迫したシーンが良い。病院スタッフやシークレットサービスはさぞ大変だったろうな。 【noji】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2017-06-04 17:40:29) 3.本作は古くは「ダラスの熱い日」や恐らくJFK暗殺ものではもっとも有名な「JFK」などとは異なり、 闇に葬られた暗殺の真相を追う作品ではない。グランド・ホテル形式で撮られた弟のRFK暗殺事件を映画化した「ボビー」と同様に、 パークランド病院の医師、ザプルーダー・フィルムで有名になってしまったエイブラハム・ザプルーダー、オズワルドの家族など 暗殺前後に当地にいて、暗殺事件に関わることになったしまった人々を描くことでアメリカの歴史に残る悲劇を再現したドラマ。 必死に大統領の命を救おうと奮闘する手術室。テキサスの州法に反してまで強引に大統領の遺体を移動させようとする様や、 オズワルド家の混乱、ザプルーダー・フィルムを巡る駆け引きなど・・・。 作品の混乱した空気がそのまま、当時のアメリカ社会がいかに混乱し悲しみに包まれたかを伝えているかのようです。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-18 17:21:57) 2.劇中、“二つの棺”が運ばれていくシーンが、序盤と終盤に対比的に描かれる。 一つは、第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの棺。そしてもう一つは、“JFK”暗殺の実行犯とされたリー・ハーヴェイ・オズワルドの棺だ。 両者の棺を運ぶ者の心情は大いに異なるはずだが、その様はどちらもややぞんざいに扱われているように見える。 そこには、「この棺を運びたくなんてなかった」という、同じ言い回しだけれど全く真逆の意味合いを持つ、それぞれの死に関わった人々の感情が漏れているように見えた。 英雄の暗殺と、その実行犯とされる者の暗殺。この二つの死が人々に与えた影響はいかなるものだったのか。 今作は、偶然にもそれに関わってしまった人たちの心の損失を描き出している。 「JFK暗殺」を描いた映画は多々あるが、この作品の視点は意外にも新しく、それでいて真っ当だったと思う。 他の多くの作品が暗殺にまつわる陰謀説を主軸に描いているのに対して、今作はあくまでも事件現場となった街に居合わせた市井の人々の様を描いている。 そういう意味では、JFKの実弟であるロバート・ケネディ上院議員の暗殺事件を描いた作品「ボビー」にとても良く似た映画だったと思う。 稀代の英雄の死を目の当たりにした人々にとって、本当の犯人が誰かなんて追求する余裕はなかっただろう。 自分たちが住んでいる場所で、世界で最も重要と言って過言ではない人物が殺されてしまった。 ただひたすらに、その悲しみとショックに打ちひしがれるしかなかったのだろうと思える。 その人々の動揺と混乱の中で、もう一人の男が“真相”と共に闇に葬られた。 その男にも勿論家族がいて、市井の人々以上の動揺と混乱を強いられていた。 彼らの死から50年が経過した。 数多くの疑惑と陰謀説は渦巻き続けるが、いまだ真相は闇の中。 いつの日か時代は真実をさらけ出すことが出来るのだろうか。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-13 00:35:40) 1.この映画は、「ダラスの熱い日」や「JFK」のようにケネディ大統領暗殺事件に関する謎に迫ったり、陰謀の仮説を立てたものとは違う。題名のパークランドとは、瀕死の大統領が運び込まれた病院であり、立ち会った多くの医師や看護師、神父らが登場する。生々しい真実を描き出す。また一方射撃犯されたオズワルドの母や兄、パレードを撮影していたザプルーダーなど、突如として事件に巻き込まれた実在の人物たちを描き出す。特にザプルーダーなど撮影されたフィルムは大変貴重なものとして有名だが、人物そのものを描いた例はなかったのでは・・・。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-08-18 10:20:33)
【点数情報】
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