みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
20.駄作。 単純に話がくだらない。 ダラダラと退屈で冗長なやり取りが2時間の間、延々と続く。 内容は2時間以上ある映画だが、30分くらいに余裕でまとめられるようなスカスカさ。 内容はないくせに登場人物がやたら多く、また複雑で、話がよく理解できない。 もっと頑張れば理解できたではあろうが、理解したところで物語が面白くなるとはとても思えないようなくだらない展開が続いていてた。 せめて、クーデターが起こっていれば最後にドンパチもあって盛り上がったかもしれないが、クーデターは未遂。それが史実なのだろうが、お話としてはつまらない。 この映画を見ている間は、「今日いちばん長く感じた時間」であった。 【椎名みかん】さん [インターネット(邦画)] 2点(2022-03-29 16:30:48) 19.終戦をめぐる長い1日に関わった人々の熱さも、そして夏の1日の暑さも、 日本の戦争が終わった8月15日に至る長い1日を怒涛の勢いをもって描いた、 67年の岡本喜八版に敵わないのは仕方がないところだと思います。 主要登場人物である鈴木首相や阿南陸軍大臣の家庭が登場する時間帯も、 作品の流れが止まってしまった感があります。 両方を見た者にとってはどうしても本作はマイルドで淡々とした印象を持ってしまいますが、 昭和天皇が重要人物として登場し、終戦の御聖断に至るそのお心なども描かれているところは、 本作ならではの良さであったと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-08-20 17:11:45) 18.ポツダム宣言受託の裏舞台。 降伏の裏で終戦反対事件が起こる。 役所や松坂の演技は相変わらず凄味があるが後半までの道のりが単調で盛り上がりに欠ける。 67年作品含めて貴重な作品だとは思うが、やはりエンターテイメントはトップの戦場。 おもしろさはさて置き、終戦から75年、映画や報道を通して何かと考えさせられる8月。 【mighty guard】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-08-08 23:05:27) 17.とにかく長い・・・ 終戦の日に反乱があったなんて知りませんでした。 どうでも良いけど、中嶋しゅうが演じる東条英機はイメージとぴったりで驚いた。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2019-11-02 23:15:44) 16.役者さんたちの演技はまずまずだった。オリジナルと比べて話が分かりやすい印象もあるが、やっぱりセリフが聞き取りにくい。今の日本も、紙一重で違う日本になっていたかもしれないと思うと恐ろしい。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-10-15 23:46:24) 15.終戦の日なので本作を鑑賞。 他の方のレビューを読むと、どうもオリジナル版の方が面白いらしいじゃないですか!? これは失敗したかな・・・。たしかに緊迫感があるし役者の演技も素晴らしいし、悪い作品じゃないんだけど、なんだか真面目過ぎるというか隙がないというか、堅苦しすぎて・・・。役所広司の切腹の所で、これから死のうとしてる人間に冷静に「介錯するかい?」(注:こんな言い方ではない)って話しかけてる所がなんだかシュールで可笑しかったです。来年はオリジナルを観ようっと。 【ヴレア】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-08-15 18:22:44) 14.役所広司、切腹好きねぇ。。。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-01-22 13:26:03) 13.「日本の」というより、「昭和天皇の」いちばん長い日、といったところでしょうか。 と言っても、昭和天皇のみにスポットを当てる訳でもなく、全体をボヤボヤっと描いて、どうも焦点が定まらない感じ。天皇だって、阿南陸軍大臣だって、みんなひとりの人間として苦悩したんだよ、ってことでしょうか。戦死していった名もなき大勢の人たちだって、そうだろうと思うんですけどね。 宮城事件の描かれるウェイトもあまり大きくない印象で、あっさり終わってしまう。いや、岡本喜八版と本作、どちらの方が実際の事件の雰囲気により近いのかは知りませんけれども、映画のもつ緊迫感、喜八さんの映画とは比べるべくもありません。あの息詰まる焦燥感は、どこへ。 心に残る映画と、残らない映画との、違い。 【鱗歌】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-11-19 15:35:34) 12.オリジナルの方が熱い。やっぱり比べちゃうなあ。松坂桃李も役所広司もなんか違和感。 【すたーちゃいるど】さん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2016-11-06 17:18:49) 11.みんな一生懸命演じているんだろうけど、感性がどこか今風で自己満足的。中味も雑然としているので日本史の一大事といった緊張感も迫力も伝わってこない。傑作オリジナルと比べてしまうのでどうしても評価は辛めになってしまうのだが。 【ProPace】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-09-07 23:01:37) 10.台詞が聞き取りづらい箇所が多くあったのが、自分的にはかなりマイナス。 映画の雰囲気としては良かったものの、ストーリーの軸がどこにあるのかよくわからず、散発的に登場人物が今どうしているかが淡々と描かれている感じで、見ていてのめりこめない。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 4点(2016-08-18 14:52:22) 9.全体的に薄味で軽い。真夏の国家の一大事だというのに皆涼しそうで、熱気も迫力もなくテンションが低い。タイムリミットへの攻防とか緊張感もなく、ノンビリしてる。皇居が舞台なのに、超有名観光地の京都御所ばかり使ってリアリティーも感じられない(御苑の自転車道まで映りこんでるし、ここは現実に引き戻される気がしてかなりシラケタ。もっと似たような場所を探すか作るかしろよ)。これが平成版なのかと予想以上に落胆した。ただし、話題づくりとしては悪くないので、これを機会にオリジナルを見たり、歴史について考える人が増える事になれば、それなりの価値はあるのかなと思う。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(邦画)] 4点(2016-08-15 14:26:36) 8.どこか散漫で、乗り切れない。そして地味だ。クーデター未遂も発生した終戦までの数日間という大変なテーマを扱っていながらサクサク薄味。エンターテインメント性の欠如と言ってもいい。手に汗握る人間ドラマ、スリリングな展開、感涙… こういったものを期待して観ると拍子抜けになってしまうので、歴史のお勉強程度に思っておくといいのかも? 映画的にそれが正しいのかは置いておく。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-06-07 00:07:28) 7.1967年版を鑑賞して間もなくこちらを観たからか、悪く言えば物足りなかった。尺は同じくらいなのに、岡本版の方が情報量が多かったし、オーバーな演出ではあるが説得力があった。原田版はとても見やすいけれど、説得力が薄かった。松阪さんの畑中少佐は静かなる狂気でそれは良かったのですが、陸軍のクーデター決起の表現も物足らず。東条英機さんと天皇陛下のやり取りが出てきたのは好感。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-06-05 18:45:11) 6.昭和版も観た上で行きました。 面白かったし,話は重厚。ただ,登場人物が多く,情報量も多い為,一度観ただけではわからないことがたくさんありました。 映画としては,とてもいいのですが,理解したいと思うと,ゆっくり自宅で観るのがよさそうです。 【プランクトン】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-04-17 18:35:20) 5.1967年製作の同題映画、そのリメイク作品..オリジナルを観ているし、史実に関して予備知識があったので、本作のストーリー展開の早さに付いて行けたが..何も知らずに観た人は、理解できたのだろうか..それを心配するほど、説明不足のまま、次から次へと 話しがどんどん進んで行く..まぁ~分からない奴はほっといて、分かる人だけ観てくれ、って感じのスタンスかもしれないが..映画として評価すると、やはり作品全体が足早で、エピソードが浅く..もう少し、深く掘ってくれたら良いのに..と思ってしまうところも、ちらほら..オリジナルは、史実を単になぞっただけで、なんの捻りもなく 淡々と進む展開、演出は古臭いし 物足りなっかった..そこをどんなふうにアレンジしてくれるか、すごく期待していたのに..物語として 中途半端..主題は何? どこを中心に考え、何を伝えたかったのか? ぼやけてしまってる..本作の主人公は、役所広司の阿南陸相だったのかな..オリジナルは、青年将校達だったのに..その辺の違いが、まったく違う作品のような仕上がりに..私的に、オリジナルのように、玉音放送が危うかったこと、終戦に至るまでの大変さ(陸軍の暴走)..そこを中心に描いてほしかった..(8月15日に終戦を迎えることが出来たのは、鈴木首相の功績も大きかったらしい..) う~ん、残念... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-01-20 21:28:38) 4.空襲や原爆によって都市が破壊され何もできない状態でありながら、なお戦争をやめることは簡単ではない。 【東京ロッキー】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-09-06 15:19:42) 3.監督がこの映画公開にあたってのインタビューで、昭和天皇のことを 「監督という最高権力者でも宣伝部が作るポスターに口出しできないのと同じなんですよ」 と言っていて驚愕した。 命の生死を判断する国家権力者と、映画監督と、同じ土俵に上げるのは、戦争で亡くなった方々への冒涜行為だと思う。 「若い世代は戦争を学ぶ事を放棄している部分がある」とも言っていたが、それで作ったのが、ハーバート・ビックスの『昭和天皇』に対しての反論映画というわけで、自慰映画というふうにしか見えなかった。 本気で若い世代に戦争を学ぶことを放棄させないために映画を作るなら、天皇養護論の映画を作るのではなく、もっと戦時中に、食糧が日本から供給されず外地で戦友を食べないと生き残れないほどの状況になったガダルカナル島の映画や、食糧を女子供に食べられて減らないように女子供に自殺を強要したトラック諸島の映画、あるいは兵士が沖縄人の隠れていた壕を奪って沖縄人を追い出したり壕の中で赤ちゃんが泣くと米兵に気づかれるので親に赤ちゃんを殺害させたり、13歳からの少年たちをゲリラ兵として強制徴兵したり、現地の女子供や年寄りには爆弾を背負わせてヤリだけもたせてアメリカの戦車の下にもぐりこむ”斬り込み”という名の特攻を強要していた…そんな沖縄戦といった、本当の戦争の真実を描いてみたらどうなんだと思う。 天皇を国民の好感度の高い本木氏にやらせたのもあざとく、作品全体に「監督の自己満足」の一言に尽きる映画。 【フィンセント】さん [映画館(邦画)] 1点(2015-08-18 20:12:22)(良:2票) 2.この作品をリメイクしてくれた事に感謝。その上で岡本版との比較になってしまうが、岡本版はあの日にスポットライトをあて、群像劇のように描いていたのに対し、この作品はあの日という事実を背景として阿南陸相、昭和天皇、鈴木首相、陸軍将校ら主要人物の人間ドラマを描いている。構成の上手さや緊迫感は岡本版の方があり、作品としての面白さでは向こうに軍配があがるが、人物に興味を持たせられるのはこっちの方かもしれない。改めて昭和天皇がいてくれてよかった。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 6点(2015-08-18 11:04:41) 1.“彼ら”は、あの大戦中、何を信じていたのか、そして何を信じさせられていたのか。 あの日、あの時、この国の上層に座位していた幾人かによる喧々諤々の日々のその同日に、一体何万人の人々が命を落とし続けていたのか。 そう考えると、この作品で描かれるドラマの総てが、甚だ滑稽で、愚かしく思えてならない。 戦争を始めた人たちが、取り返しのつかない余りに悲劇的な代償を経て、戦争を終わらせようとする。 まったく、馬鹿馬鹿しい。 当事者の内の一体何人が、己の愚かしさを感じていたのだろうか。 この映画に登場する人物たちの対峙と葛藤が熱を帯びていくほどに、その同じ瞬間に失われていった膨大な命の数を思い、虚無感に襲われた。 この映画は、終戦までの四ヶ月間を描いている。つまりは、既に大戦の勝敗は決し、各地の戦闘は悲劇的に激化し、民間人も含め最も多くの命が失われた期間であろう。 にも関わらず、今作では戦争自体の描写や、実際に命が失われていることに対しての描写が、極めて希薄だ。 オリジナル作品を観ていないので、これが本来の狙い通りなのかどうか分からないが、“この日々”が戦争の真っ只中であることを、この映画の製作者も、この映画の登場人物たちも忘れてしまっているように見え、違和感を覚えた。 色々なことを考えさせられる映画であったことは間違いない。戦後70年のタイミングで今作がリメイクされた意味は確実にあったと思う。ただし、映画作品としての出来栄えとしては、岡本喜八版のオリジナル作品を観てみなければ何とも言えないように思う。 描き方そのものの是非は一旦置いておいて、今作の演者たちは皆素晴らしかったと思う。 特に昭和天皇を演じた本木雅弘は、非常に難しい役どころを真摯に演じきっている。 昭和天皇の存在感が際立つことがまた是非の対象になるのだろうけれど、本木雅弘の演技自体は賞賛されるべきものだったと思える。 その一方で、もう少し脇役や端役に存在感を与えて欲しかった。 宮廷侍従や女中、放送技師たちの“声”をしっかりと描くことが出来ていれば、もっと深い味わいが生まれていたと思う。 日本陸軍は、戦争を始め、それを遂行し、最後まで止めようとしなかった“暴走者”として描かれる。 実際、陸軍の愚かな暴走が、戦争という悲劇を無闇に拡大させていったことは間違いなく、その罪は大きい。 しかし、戦争という“大罪”における罪悪のすべてを陸軍を筆頭とする当時の日本の中枢に押し付けることも違うのではないかと思う。 妄信的に何かを信じ、戦争を始めてしまったのは、日本という国そのものだ。 “彼ら”という代名詞は、あの時代この国に生きた総ての人達を含んでいるのだと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-08-17 16:53:14)
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