みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.これまでにも多くの伝記モノを撮ってきたスティーヴン・フリアーズ。 彼の作品を振り返ると、印象に残るのは圧倒的に女性を主人公にした作品が多い。 しかし本作は実在した男の話。その男はガンを克服しツール・ド・フランス7連覇という偉業を成し遂げた英雄。 忖度、脅し、色んな要素がありましたがスポーツ界と薬物の関係の闇の深さを改めて思い知らされた気分です。 薬物使用におけるランスの確信犯ぶりも、その一方で彼がガンで闘病中の人々の希望であることも伝えている。 時系列に沿って一連の薬物疑惑をドキュメンタリータッチで分かりやすく伝えていますが、 その分、フリアーズにしては人間ドラマという部分では弱いと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-12-19 20:13:08) 3.自転車レースの過酷さや、チーム(のエース)優先の戦略などは他の映画の方が詳しいです。ドーピングに関しては結構事実を物語ってるんだろうね。協会やマスコミも暗黙の了解なんでしょう。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-11-18 23:49:20) 2.まずランスアームストロングという人物がそもそもずば抜けた力を持っていたことを知っておいて欲しい。 薬物で得られる力なんて一般人が思っているより大したことはなく微々たるもの(だけど、それがシビアな 競技の中では大きな差になるわけだが…)。 そしてレースを観る側、配信する側、お金を貰う側が極めて過酷なレース展開を求めているということ。 そのほうが面白いし儲かるから。250kmでピレネー登らせるなんて普通に考えて無茶苦茶でしょ。 観る側まで巻き込んだ全員が中毒患者であり、それに合わせるために選手は薬物を使わざるを得ない。 劇中でも「全員ドーパーなのに使わなくてどうやって勝てる?」みたいなセリフがあるが、実際問題として いまだに恐らく全員が薬物を使っている。 その中で政治的都合で干されてしまっただけ、という視点が欠けていて、とにかくランスを悪者扱いにして 責任を押し付けているだけ。不快感が残る。 役者もちょっと容姿が似ているというだけで起用したのだと思うが、主演するにはいまひとつ力不足。 全てにおいてランス本人が名誉毀損で訴えていいレベル。 ちなみにこのランス騒動のあとで沢山の名選手が薬物使用を告白して去っていった。 馬鹿馬鹿しくてやってらんないって感じだったのではないかと思う。 日本人が大好きなカンチェラーラ選手ももちろん例外ではなく、ランスを擁護までしている。 そこんとこ踏まえて観てほしい。 【c200】さん [インターネット(字幕)] 4点(2018-08-08 19:25:08) 1.ドーピング検査に一度もひっかからなかったので、ランスは白だと思っていた。 ニュースで知った後でも、黒だとは思えなかった。 今回の映画を見て、本当にドーピングをしていたのだと納得できた。 よくよく考えれば、元同僚のハミルトンやランディスがドーピングで捕まったのだからランスがやっていないわけはない。 エポが、こんなに効くのかとあらためて思った。 一方で、ドーピングをしていなかった選手っているのだろうか? 一時代を築いたスポーツ選手の悲しい歴史です。 【ビアンキ】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-01-09 10:46:14)
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