みんなのシネマレビュー

ハードコア(2015)

Hardcore Henry
(Хардкор)
2015年【米・露・中】 上映時間:96分
アクションSF
[ハードコア]
新規登録(2017-04-06)【えすえふ】さん
タイトル情報更新(2023-09-25)【Сакурай Тосио】さん
公開開始日(2017-04-01)


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監督イリヤ・ナイシュラー
キャストシャールト・コプリー(男優)ジミー
ヘイリー・ベネット(女優)エステル
ティム・ロス(男優)ヘンリーの父
野島裕史ジミー(日本語吹き替え版)
中原麻衣エステル(日本語吹き替え版)
安原義人ヘンリーの父(日本語吹き替え版)
脚本イリヤ・ナイシュラー
製作ティムール・ベクマンベトフ
イリヤ・ナイシュラー
製作総指揮ロバート・シモンズ〔製作〕
配給クロックワークス
編集スティーヴ・ミルコヴィッチ
あらすじ
生死の境を彷徨うほどに激しく負傷したヘンリーは、目を覚ますと研究施設の部屋で妻によって身体の損傷部分を補う施術をされていた。そして、言葉を発することが出来なくなっていた彼に、声帯の修復が施されようとしていたその時、突然武装グループに襲われ、彼は妻とともに施設を脱出する。しかし、結局妻はグループに拉致され、彼は独り逃亡する身となってしまう。窮地に陥った彼は、ジミーと名乗る謎の男によって救い出され、やがて事件の全貌を知ることになるのだったが…。全編POVで撮影された異色のアクション作品。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2022-04-14)
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【クチコミ・感想】

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3.レビュー書いてなかったようなのでとりあえず点数つけておきますが、FPSというゲームジャンルを知っているかどうかで印象が変わる映画かもしれません。

プレーしたことがある人なら、「まんまかよ!」と思わず突っ込んでしまうまんま映画。
今の感覚で言えば「ゲーム実況者無しでの配信を100分見せられる」ような感じのわけで、ゲーム実況って大事なんだな…と思わせてくれる映画です。そりゃEIKOはゲーム配信で人気でるわけだよ(笑) あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-04-14 14:25:12)

2.2ちゃん用語でいえば「中二病全開」(完全に二流のゲーム的)ではありましたが、これを実写でやってしまったのがかなり斬新で衝撃的でした。どうやって撮影したんだろ?というシーンも多いですし、主人公の人はなかなか大変だったと思います。

一人称視点ならではの爽快感を感じるシーンも結構入っていますが、それと同時にグロシーン(ちょっとエロ)も多いので爽快感がスポイルされちゃった感があります。ストーリーの途中でチョイチョイどっかのゲームから拝借したような ”見たことある感” や ”ちょっとこれB級でしょ?感” も多めで、苦笑いすることもしばしば。
結局最後まで主人公の全体像(三人称視点)がなかったのは潔くてイイです。名作でも良作でもない(一発芸的映画)と思いますが、ゲームが好きな人でしたら見て損のない映画だったと思います!(ゲーム嫌いな人にはほぼほぼ響かない映画でしょうねコレ・・) アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-10-25 10:49:00)

1.新宿バルト9、上映終了が0時近くのレイトショー。
クライマックスを“走り抜ける”につれ、自身の脳内メモリが激しく消費されていくのを体感。
誤解を恐れずに言うと、刺激的な映像世界に対する高揚感に相反するように、特に終盤、“欠伸”が止まらなかった。
無論、退屈だったわけではない。脳内メモリが尽きかけ、思考が停止しかけていたのだと思う。

きっと世界中の映画人たちが一度は思いついたものの実行には移せなかった“全編FPS視点”でのアクション映画。
今作のつくり手たちは、その禁じ手とも言える破天荒な映画企画を、時に緻密に、時に強引に、見紛うことなき“新しい”エンターテイメントとしてまかり通している。

何はともあれ、「映画」として成立させたことがまず見事だと思う。

前述の通り、鑑賞者のタイプやタイミングによっては、“メモリ”のキャパオーバーで、映画としての許容範囲を越えてしまうことも致し方ない文字通りに「不安定」な作品であることは間違いない。
ただし、決して“全編FPS視点”というアイデア一発に頼り切った映画ではないことも確か。

ある意味「主人公不在」の映画であるため、その分周囲のキャラクターを演じた俳優たちがそれぞれ印象的である。

まず主人公の愛しき妻(?)としてファーストカットで映し出されるヘイリー・ベネットがいきなりエロい。
はっきり言って悪趣味なエログロ映画でもある今作において、この女優が醸し出す善悪を超越した淫靡さは必要不可欠な要素だったと思う。

そして何と言ってもこの作品を語る上で外すことが出来ないものは、実は特異な撮影手法などではなく、シャールト・コプリーその人。
彼が扮する“ジミー’s”の縦横無尽、奇々怪々、魑魅魍魎な存在感こそが、今作の最大の見所だと言っていい。
盟友ニール・プロムカンプ監督の「第9地区」で鮮烈なデビューを果たして以降、一気に“怪優界”のトップに躍り出たこの人の俳優力はやはり本物だ。


途中、喋ることが出来ない主人公を指して「チャップリンだったとはな」という台詞があるが、これは言い得て妙な巧い台詞である。
完全なる主人公視点により、まさに映画世界を「体感」する今作の体験は、映画の黎明期に“チャップリン映画”を観た当時の観客たちの「体感」に通じるものがあるのではないか………。
とまで言ってしまうと流石に大袈裟だけれど、つくり手たちの意欲そのものは、映画史の偉人たちに対しても胸を張っていいと思える。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2017-04-20 07:50:38)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 5.50点
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200.00% line
3110.00% line
400.00% line
5330.00% line
6550.00% line
7110.00% line
800.00% line
900.00% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人

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