みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.組織のカネを強奪し、バスジャックして逃走、組織からも警察からも追われる犯行グループ・・・。 既視感のあるプロットで大した期待感も無く見始めたのですが、これが大変面白い映画でした。 近年はすっかり丸くなった感のあるデ・ニーロですが、こういう役を演じると流石の凄味を出しますね。 その他の登場人物もそれぞれに味があり、それぞれに事情があり、ある者は裏の表情もある。 バスジャック犯グループと組織、警察との攻防とアクションが常に作品の前面に出る中、 テンポや緊張感を緩めず、この、それぞれの味とそれぞれの事情を挿入しつつ、 最後にはあっと驚くバスジャックの顛末とその後のドラマが用意されています。 これだけのお楽しみを詰め込んで、よくぞ90分に収めました。お見事! 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-05-25 17:33:44) 2.期待して観たせいかそれほど良いと思わなかったが、かといって特別どこが悪かったという訳でもない。 普通に面白い。 ラストに殺された部下はちょっとかわいそうかな。 デニーロというとギラギラと尖っているのがカッコいいというイメージだったけど この作品のデニーロは丸くて悩んでる人間らしいキャラ。 カッコいいデニーロを期待してたのも悪かったかも。 最後ガソリン撒いた場所でタバコはいかんでしょ。 死ぬ気なのかと思ってたけど何もないまま終わった。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 6点(2020-03-11 01:34:42) 1.正直、最初の方は、例によって例のごとく画面がチャカチャカしたタイプの映画で、こりゃダメかと思ったんですが、スミマセン、大変に面白かったです。失礼しました。 冒頭、謎の一味がバスジャックするところから始まって、物語はいったん過去に戻ってそれまでの経緯を描き、中盤以降はバスジャックの顛末を描く、という二度美味しい趣向。それぞれがしっかり見せ場になってます。意外な展開も見どころ、ですが、その点については見てのお楽しみ、ここでは語らないことにしましょう。 こういうちょっと安そうな映画にロバート・デ・ニーロが出演しているとなると、さぞかし一人で目立った演技でもしまくるんじゃないか、と心配になりますが、意外や意外、そんなことはありません(それでもやっぱり若干浮いてる気がしてしまうのは、スターの面目躍如?)。彼だけではなく、それぞれの登場人物がそれぞれに存在感を出していて、物語に貢献しており、それぞれの印象をしっかりと残します。例えばジーナ・カラーノ。持ち前の格闘路線で暴れ回る訳でもなく、女性警官役を淡々と演じてますが、強そうな意志を感じさせるその表情は、まさに彼女ならではのものと言えるでしょう。 あと、作品の中に、「通常のタバコ」と「電子タバコ」とが登場して、その両者が、心の動きみたいなものを暗示していたりするのですが、これが意外な効果をあげているように感じられました。何故って、通常のタバコは火を灯されて赤く光り、電子タバコは電子タバコで奇妙な黄緑色の光を発する。暗がりの中で光を発するアイテムって、映画の中では非常に印象的なんですね。我々の意識を惹きつけ、ハッとさせる、その光。いやはや、こうやって結局、デ・ニーロがおいしいところ持って行っちゃうんだなあ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-01-21 21:23:56)
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