みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.見渡す限り雪と氷に覆われた原野でたった一人、遭難した1人の男。 演じるマッツ・ミケルセンのほぼ1人芝居の作品。 もう1人、ほぼ動けず話すこともできない、瀕死の重傷を負った女性の登場人物がいる。 この彼女の存在が非常に効いています。 助かる見込みはあるのか。絶望的な状況の中ではあるけど、独りじゃない。 彼女の生存がミケルセン演じる男にとっては最後の力を振り絞る大きな理由の1つであり、 彼女の生存が彼にとっても、観る者にとっても一筋の希望となっていく。 雪と氷に覆われ、撮影も過酷だったであろう寒さの中に見せるミケルセンの熱演が見応え十分の作品です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-11-05 17:43:09) 2.極限サバイバルってこの映画のことを言うんだろう。 何をするにしても絶望的。生きるのが苦しい。息をするのも辛い。直視もできない。 残酷な凍てつく北極地。 唯一の救いは孤独ではないということ。 お荷物の彼女を見捨てなかったのは今生きているという実感と気持ちを保つ術だったのかもしれない。 マッツ・ミケルセン 深堀したい役者だね。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-07-06 23:49:24) 1.マッツ・ミケルセンと瀕死女性(台詞ゼロ)の極地でのサバイバル。2人の背景説明はゼロ。退屈しそうなところですが。 「北欧の至宝」が伊達でないマッツ魂炸裂の諦めない生への執念に100分弱釘付け状態。間断ない絶望状況の中、何度も彼女にかける「大丈夫、独りじゃない」は自身も奮い立たせているのに激熱。彼女は本作に必須な人物でした。 ドライな演出はラストショットまで貫かれ二人の生死も観客に委ねられています。 極寒地獄での熱い物語。秀作です。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-05-24 13:43:00)
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