みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
9.日本人役を中国人が、中国人役を日本人が演じることで、何らかのつりあいを取ったのだろうか。つまりそうやってつりあいを取らなければならない微妙な要素が、この話の要にあったのだろう。やっぱり男の側の物語だったということか。「歯車」なども加え、また「蜜柑」のイメージもあり、しかしその分、一本の映画としてはへんにフヤけてしまった。キリストのモチーフが弱まったのだな。基本構造は鴎外の「舞姫」的であって、芥川の原作、こういう話だったかしらん。日本の文士が海外を捉える一つのパターンだけど、ヨーロッパと中国とでは裏返しになり、文化の先進地ドイツへ医学を教わりに行ったものと、中国から日本の病院へ連れてこようとしたものとの違いが出る。この上への目線と下への目線の狭間に自国を認めたことが、日本の近代史を暗くしていってしまったのだけど。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-10-21 11:57:17) 8.すっかりと菅野美穂にその座を奪われた感のある、富田靖子十八番のエキセントリックな役柄の集大成。愛らしさ、狂気、憔悴、そしてヌードと、彼女はここぞとばかりに頑張ってましたけど、はっきり言って映画は全然面白くない。大体、この物語で金花がクリスチャンである必要性が全く感じられなかった。音楽もセンス悪すぎ(何と梅林先生じゃあーりませんか)。それに、日本と香港の初の本格的合作映画ということですけど、何でわざわざ中国人が日本人、日本人が中国人を演じなきゃならないの? それがさっぱり解らない。これは企画の方向性自体に問題ありです、3点献上。 【sayzin】さん 3点(2004-12-28 01:36:04) 7.本来なら富田靖子の濡れ場だけでも見る価値ありと高い評価を与えたいところだけど、如何せん話が重すぎて、濡れ場を濡れ場として俗的には楽しめない。痛々しすぎる。かと言って、物語自体が名作として昇華されているかというとそうでもなく、ただ重苦しさだけが付き纏う。なかなか難しい作品である。 【もとや】さん 5点(2004-03-10 15:31:27) 6.芥川龍之介の「南京の基督」と監督のオリジナルを合わせたものらしいが、なかなかいい。いいというよりせつない。せつないというよりせつな過ぎる。富田靖子がひたすら純真無垢な娼婦を見事に演じきっていることで輪をかけてせつなさを強調している。 【R&A】さん 7点(2003-10-27 17:50:10) 5.う~ん、真摯な内容ではあるんだけど、ちょっと映像が感覚的な”汚らしさ”を感じさせて…見ているのがツライ部分もあったなあ。ただ、富田靖子のカラダをはった演技だけは、痛ましくも健気だったから…。顔のあどけなさと、身体の豊満さのアンバランスさが、役にピッタリだとは言えるでしょう。 【やましんの巻】さん 6点(2003-07-25 12:57:24) 4.わかりやすい悲劇映画でした。カーファイかなり日本語たどたどしいだろという。私としては日本の奥さんがかわいそうだと思う。 【ピペリカム】さん 3点(2003-06-02 22:57:39) 3.暗いです・・・泣ける映画というより、鑑賞後、ド~ンと落ち込んでしまう作品です。レオン・カーフェイが、“愛人・ラマン”の役柄をそのまま引きずっている様に感じました。富田靖子ってナイスバディーだったのねェ~ 【リリー】さん 5点(2002-12-01 21:20:05) 2.最初の富田靖子が外をニコニコ笑いながら走っていくシーンから、もう目がくぎづけ。(目玉焼きを握りつぶすシーンのような)物語全体を象徴する各シーンが、断片的に目の前に蘇るほどのインパクトがある。全体的に薄い霧の中の出来事のよう。シュールと一言で片付けたくないかんじ。・・・まだの人、観てみて! 【もも】さん 8点(2002-11-26 15:46:27) 1.ん~、なんか観てて重い感じがした。富田靖子は、思ったよりバストが大きかった。 【okピーちゃん】さん 7点(2001-10-04 22:17:48)
【点数情報】
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