みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
39.マイケル・ガンボン、ヘレン・ミレン、キアラン・ハインズ、ティム・ロス、リシャール・ボーランジェ共演マイケル・ナイマン参加と言うことで鑑賞。いくら映画のデフォルメとは言え常軌を逸した下劣な物言いと汚らしい描写で、汚物を塗りつけられたかのような気分。たちが悪いのが監督のゲーーーーージュツ家気取りで食欲性欲排泄は人間の本能なのだとのたまっているところ。主張をこんな形で表現してのどや顔は監督の頭の中に〇〇が詰まっているのかとゲンナリ。 うつくしいとは1秒も思えませんでした。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 0点(2023-07-01 20:33:12) 38.ある程度は噂に聞いていたし、昔、淀川長治さんが絶賛していたのを覚えていていつか必ず見ようと思っていた映画であるが、それにしても予想以上の内容に圧倒させられる。食べるという行為、男と女が愛しあう行為、1人の女を巡って繰り広げられる醜い大人の男達の行為やら何から何まで人間は醜くて自己中心的な一面を持った生き物だって言われてるようだ。内容そのもののグロテスクなこと。それなのに何と美しく描いている。この場合の美しくとのは映像美です。正にアートです。映画はストーリーだけではないんだよ。映像美としての映画的興奮、美の世界がこの映画にはある。それにしても良かった。食事しながら見なくて本当に良かった。とんでもないものが見たい。刺激が足りないと感じてる人、この映画の持つ不気味さを一度味わってみたらどうでしょう?ただしつこく言うけど何か食べながらの鑑賞だけは絶対にしてはいけません。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-09 21:25:30)(良:1票) 37.とにかく下品で汚くて意味の無い台詞が続くが、なぜか画面から目を離せなかった。色や音が印象に残っているので何か原始的な感覚を刺激したのかな。とにかくインパクト大です。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-04-18 23:00:11) 36.「悪趣味」とかそういうものではなく、ただただ悪い意味で「馬鹿馬鹿しく」感じました。 ブラックジョークはブラックジョークでも、私にはわからないジョークです。これは。 妙に美しい映像は良かったのですが… 【せかいのこども】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-12-12 10:59:56) 35.これまで観たグリーナウェイ作品の中で一番分かりやすかった。まさに芸術と汚物は紙一重。映画館ではなく自宅のそこそこ大きいディスプレイで視聴したのが幸いしたのか、かなりグロテスクな描写が続いても平然と観ていられる自分にやや驚愕。好き嫌いが激しく分かれる映画なので一人で観ることをお勧めします。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-10-20 11:59:24) 34.関心出来る幾つかの要素も生理的に受け付けない多くに全てを持っていかれました。こういうゲージツも有るんですか。自分には不要ですね。 【ヴァルディア】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2010-07-28 13:05:07) 33.人間の持っているあらゆる欲というものを、これほどまでえげつなく露骨に描いた映画も珍しい。品のかけらもないんですが、妙に引き付けられるのは嘘がなく真っすくの直球で勝負している感じがいいと思います。「第一容疑者」のヘレン・ミレンがとても可愛くて魅力的でした。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-06-28 23:00:04) 32.この映画嫌いです 【N.Y.L.L】さん [DVD(字幕)] 0点(2009-08-28 00:17:51) 31.ピーター・グリーナウェイ監督作品は初見。恥ずかしながら、今まで名前すら聞いたことがなかった。この度「レンブラント」の生涯を描いた新作が公開されると聞いて、監督のことを知り、監督の代表作である本作を見ることにした。本作については何の情報も持ち得てなく、タイトルからコメディ的な軽いものを想像していたが、見事に裏切られることとなった。 確かに、この才能は凄いと思う。 同じようなものを作れと言われても誰も真似できないだろうし、独特の世界観を構築できる能力は賞賛されるべきだ。 リアルの世界でもなければ、虚構の作り物のような世界でもない、白でも黒でもないグレイともいえる別次元の世界が存在している。 また、部屋のイメージの印象を濃くする「黒に近い青」「赤」「白」の色彩感覚に優れており、横に流れていく撮影方法も特殊であり、その撮影方法を取ることで色彩効果をより高めている。 現在「エルメス」のデザイナーでもあるジャン=ポール・ゴルチエが手掛ける衣装も素晴らしく、本作の世界観を深めている。 彼が手掛けた「フィフス・エレメント」よりもゴルチエらしさが発揮されているのではないか。 しかし、「面白いか」と問われた場合、「イエス」とは言いがたい作品だ。 エロ・グロには自分には一応耐性があるので、まったく苦には感じなかったが、“何か”を感じ取ることができなかった。 監督が想いを込めたと思われる人間の本能である“食”に対する美醜を上手く感じ取れなかった。醜さの中に潜む“美しさ”、美しさの中に潜む“醜さ”が自分にはピンとこない。 映画の“良し悪し”という判断というよりも、監督の感性に共感できるか、できないかの差なのではないか。 ピカソの絵を見て、素晴らしいと評価できる者がいる一方、子どもが描いたような絵だと酷評する者がいるようなものだ。 面白さは理解できず、この世界にどっぷりとハマり込むことができなかったものの、監督の才能を理解し、美しくも醜い世界観を構築したことを評価して、5点としたい。 本来ならば、0点か、10点かという作品なのかもしれないが。 マイケル・ガンボン、ヘレン・ミレンの演技に圧倒されたことも低評価できない理由だ。この二人の役柄を彼らほど上手く演じられる者はそうそうおるまい。 特にガンボンが凄い。彼のイヤラシイ演技がなければ、本作の評価は高まることはなかっただろう。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-01-12 00:51:33) 30.これはこれはこれは……。衝撃でした。すごいです、いろんな意味で。ラストはまるで見る側がお仕置きされてるかのようです。しばらく肉が食べれなくなります。グロい!エロい!何を伝えたかったのだろう。人間の憎悪かな?まだわかりません。謎を解きたいところですがもう1度見る気になれないのが残念。この映画を作った方々には申し訳ないのですが本当に吐き気がするくらい気持ち悪いです、ごめんなさい。 【未歩】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-11-25 07:39:04) 29.ここまで生理的に受け付けない映画を創ったピーターパンに敬意を表して1点で!! 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2007-10-08 14:51:32) 28.これは駄目。 下品で暴力的で不快な作品。 単なるグロ映画。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 3点(2007-02-01 16:58:15) 27.参りました。インパクト度は10点。10点つけたいんだけれど、見終わった後、しばらく何も食べたくない気分になったため-3点(食べられない度は10点)。ホント、ここ数年で一番参った。 【longsleeper21】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-12 14:39:31) 26.あのオッサン、このレストランのオーナーでしょ?なんであんなに下品な振る舞いを自分の店でするの?いやいや、これはストーリーを見てはいけない映画でした。ストーリーを追わなければ、人物を食材や調理器具を隔ててとらえる画といい、緑や赤の色使いといい、”美”を作れば同時に”汚”も生み出すという判っていても目をつぶってきたものを見せつけるこの作品の意図的な無神経さ(なんか日本語おかしいですね、、)といい惹かれるものはいたるところに散らばっている。でもいくらストーリーを追わないっていってもあのオチはどうかなぁ。コックが一度は断わっておきながら「それならば」と了承した、その「それならば」がよく解からん。てか、妻とコックの会話は無いほうが最期までストーリーを無視して鑑賞できたような気がする。 【R&A】さん 5点(2004-10-27 10:52:11) 25.美しく醜い。 【kasumi】さん 6点(2004-08-30 19:30:32)(良:1票) 24.味が濃すぎる。食べる行為がエロ・グロに通じているのはわかるけど、もっと洒脱なものかと思いきや(タイトルは、日本語訳だと何となく軽やかじゃありませんか)、まったく違いました。コワイもの見たさで手を出して、バカをみました。 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-06-29 21:29:31) 23.グリーナウェイの作品は全部見ていないのですが、これは最高傑作と言っていいのではないでしょうか。ひと言でいってゴージャス。ゴルティエの衣装を着ている、そして全裸のヘレン・ミレンの崩れかかった中年女の体つきがいっそう肉欲とエロスを増す。しかし人間というのは業の深い生き物ですな。ピュアなものを次々と汚していく罪深い存在だわね。豪華なレストランでの美食の数々、けれど裏にまわるとその残飯の山の凄まじさ、醜さ。これが強烈。ちょっとズレるけど、トリュフという地下性高級きのこ。これはブタの大好物で匂いを嗅ぎ付けて掘り出す。それを人間が横からぶんどるという方法で収穫するらしい。ダチョウの口に機械をあてがい、否応なしにとうもろこしをガガガーっと流し込む。無理やり太らせ肥大した肝臓がフォアグラだ。それが世界三大珍味だ。これって虐待だわね。ラスト、カニバリズムへと繋がっていくのがとても皮肉に感じました。マイケル・ガンボンのちょっと腫れぼったいような凶悪な目が脳裏に焼きついた作品でもあります。 【envy】さん 9点(2004-06-29 11:40:57) 22.アクのある大盛りな映像が脳裏に焼き付いて離れない。 【rexrex】さん 5点(2004-06-29 01:04:44) 21.作品が観る者を飲み込む。初っ端から釘付けになり、厨房、食堂、トイレのパーンで決定打!雑然とした画面が一気に白で埋め尽くされる。妻のドレスのなんと色っぽいことか。話が展開していくうちに、自らに潜んだものを刺激され興奮を隠せない。嫌なものも度を超せば好きに変わっちゃう感じです。イイもん観やした。 【れこば】さん 9点(2004-06-20 15:33:52) 20.物すごい密度で話が展開して「あっ」という間に映画が終わってしまう。圧倒的。物語の構成も明快なので、グリーナウェイの中ではわかりやすいほうだと思います。映画がマイケルナイマンの音楽と一体になってグイグイ進んで、最後のオチも、グロテスクな衝撃と、懲悪的な満足を、両方いっぺんに満たしてくれる(笑)。グリーナウェイの最高傑作。10点、9点をつける人がたくさんいるのも当然だと思う。 どうでもいいことだけど、「レストラン&トイレ」の並びを見てると、キューブリックを思い出します。『シャイニング』のホテルのシーン、それから、ピカピカなトイレの映像は『2001年』の宇宙船の中のシーンを思い出させる(ピカピカなトイレの官能的なツルツル感って、宇宙船内の近未来的な雰囲気となんか似てるから)。ちなみに、このとき、ほとんどの人が初めてナイマンの音楽に遭遇したんじゃないでしょうか。こんな密度の濃い音楽があるんだとびっくりした。 それから、(これも関係ないけど、)わたしはグリーナウェイの映画って邦題がイカしてて好きです。この映画のタイトルは長すぎてあまり好みじゃないけど、あらゆる洋画の中でいちばん好きな邦題が、『建築家の腹』。ただ直訳しただけだけど日本語に直すと妙にイカすから。 【まいか】さん 7点(2004-04-03 15:02:26)
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