みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.寄生生物モノ。なんかブヨブヨした気持ち悪い生物が人間に寄生する。 で、普通なら寄生されて精神を乗っ取られるとか、体の中で増殖するとか、という展開になるところだろうけれど、そこはクローネンバーグ、一筋縄ではいかない。 強いて言うなら、寄生されると「ヘンタイになる」って感じですかね。いや俺は寄生されてないけどヘンタイだよ、という人も多数いらっしゃるとは思いますが、そんなアナタよりももう少しだけ、ヘンタイになってしまいます。 だからこの映画、パニック映画の語法とはちょっと違う。寄生が広がりヘンタイが広がる過程、というのは確かに、一応は押さえているのだけど、テイストはむしろ、後の『ヴィデオドローム』などを思い起こさせるような、キモチ悪さ。悪夢的世界。 低予算らしい安っぽさはあるとは言え、腹の中や口の中で寄生生物がうごめく描写は、なかなかのもの。 パニックが拡がるというより、もっと受け身のまま、キモチ悪さだけが拡がっていく。ああ、実にキモチ悪い。 とは言え、最もヘンタイ的でキモチ悪いのが、冒頭の少女殺害シーンであるという皮肉。結局、寄生生物がヘンタイなのか、人間そのものがヘンタイだから寄生されるのか。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-05-15 19:08:31) 6.最後のシーンはとても印象に残ってます。もう少し丁寧に作られていたら化けていたと思います。 【spputn】さん [インターネット(字幕)] 5点(2009-06-07 03:59:47) 5.ゾンビのエッチバージョン。てゆーか正確にはゾンビじゃないけど、展開がゾンビっぽい。臓器移植の役目をはたす寄生虫が暴走して次々人に寄生し、寄生された人はエッチをしたくなって他の人を襲いまた寄生する。とある島のマンション限定なんやけどね。冒頭、いきなり物語にのめりこませる展開でグイグイ映画に惹きつけられたんやけど途中はちょっとだれてくる。そしてクライマックス、エッチ集団だらけになり、家族で愛し合うものや、裸の小さな子供にくさりをつけたりして、倫理的にもやばい画面もチラッと写すあたりクローネンバーグらしい。でも、おもしろさはこんなもんかな。 【なにわ君】さん 5点(2005-03-10 00:59:43) 4.クローネンバーグ版ゾンビだが、非常にチープな映像。にも関わらず、画面に恐怖が漂っている。それは、クローネンバーグが人間の本質を描いているからだろう。そのため、口から口へと寄生していくものが男性器を連想させる造型となっているのだが・・・。 『裸のランチ』でも性器そのもののクリーチャーを出しているが、ここがクローネンバーグが巨匠になりきれない原因か?! 俺は好きなんだけどね(笑)。 【恭人】さん 6点(2003-12-14 02:36:21) 3.クローネンバーグの劇場公開作一作目。TVで小学生の時にこれを見たのがクローネンバーグ作品との出合いだった。ま、ゾンビモノの亜流なんだけど、『ナイトオブザリビングデッド』よりは後だけど『ゾンビ』よりは前に作られてるのはすごい。独自のグロテスクとエロティシズムは最初っからだなー。すべての作品に共通してるのはそれだけじゃなく、タブー(寄生虫の研究にしろ、事故の恐怖で興奮しようとするにしろ、ゲームの為に脊髄にプラグをつけるにせよ)に対しての憧憬が感じられる・・・そしてタブーを犯したあとには必ず代価がある。・・・そうしてみると、変わった作風の監督だけど、一種の真面目さが感じられるなー。 【ウメキチ】さん 7点(2003-11-27 00:15:17)(良:1票) 2.口から出てくる虫がツチノコみたいだったな。 【あろえりーな】さん 5点(2003-04-05 00:40:17) 1.テレビ用として製作されたらしいがさすがはクローネンバーグ。グロテスクな暴力描写だし、ストーリーもB級でこれまたなんだよ。 【本間】さん 5点(2002-11-11 21:47:56)
【点数情報】
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