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パリは燃えているか

Is Paris Burning?
(Paris brûle-t-il?)
1966年【米・仏】 上映時間:173分
ドラマ戦争ものモノクロ映画歴史もの小説の映画化
[パリハモエテイルカ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-10-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(1966-12-21)


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監督ルネ・クレマン
キャストジャン=ポール・ベルモンド(男優)イヴォン・モランダ
カーク・ダグラス(男優)ジョージ・S・パットン将軍
グレン・フォード(男優)オマー・ブラッドレー将軍
シャルル・ボワイエ(男優)モノー博士
オーソン・ウェルズ(男優)ラウル・ノルドリンク
アラン・ドロン(男優)ジャック・シャバン・デルマ
レスリー・キャロン(女優)フランソワーズ・ラベ
シモーヌ・シニョレ(女優)カフェの女主人
ジャン=ピエール・カッセル(男優)アンリ・カルチャー中尉
ジャン=ルイ・トランティニャン(男優)サージ大尉
ピエール・ヴァネック(男優)ガロア少佐
ミシェル・ピッコリ(男優)エドガー・ピサーニ
イヴ・モンタン(男優)マルセル・ビジアン軍曹
アンソニー・パーキンス(男優)ワレン軍曹
ジョージ・チャキリス(男優)タンクのGI
ロバート・スタック(男優)ウィリアム・L・シーバート将軍
クロード・リッシュ(男優)ルクレール将軍
ゲルト・フレーベ(男優)ディートリッヒ・フォン・コルティッツ将軍
ウォルフガング・プライス(男優)エーベルナッハ大尉
ダニエル・ジェラン(男優)イヴ・バヨ
ギュンター・マイスナー(男優)パンタン駅のSS指揮官
ハンネス・メッセマー(男優)アルフレード・ヨードル将軍
カール=オットー・アルベルティ(男優)SS将校
サッシャ・ピトエフ(男優)フレデリック・ジョリオ=キュリー
ブルーノ・クレメル(男優)アンリ・ロル=タンギー大佐
ピエール・コレ(男優)レジスタンス警官
マイケル・ロンズデール(男優)ジャック・ディビュ=ブライデル(ノン・クレジット)
C・O・エリクソン(男優)(ノン・クレジット)
E・G・マーシャル(男優)(ノン・クレジット)
山田康雄イヴォン・モランダ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
西田昭市ジョージ・S・パットン将軍(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
大木民夫モノー博士(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
金田龍之介ラウル・ノルドリンク(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
平井道子フランソワーズ・ラベ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
津嘉山正種ワレン軍曹(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
曽我部和行タンクのGI(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
山内雅人(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
田中明夫ディートリッヒ・フォン・コルティッツ将軍(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
仁内達之ウィリアム・L・シーバート将軍(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
久富惟晴ジャック・シャバン・デルマ(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
家弓家正マルセル・ビジアン軍曹(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
堀勝之祐(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
信沢三恵子(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
野島昭生(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
阪脩アンリ・カルチャー中尉(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
藤本譲(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
納谷六朗(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
宮川洋一(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
村松康雄(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
藤城裕士(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
増岡弘(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
寺島幹夫(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
飯塚昭三(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
脚本フランシス・フォード・コッポラ
ゴア・ヴィダル
マルセル・ムーシー
音楽モーリス・ジャール
撮影マルセル・グリニヨン
ジャン・トゥルニエ(第二班撮影監督)
配給パラマウント・ピクチャーズ
特撮ロバート・マクドナルド〔特撮〕
美術ウィリイ・ホルト(プロダクション・デザイン)
編集ロバート・ローレンス〔編集〕
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【日本テレビ】)
その他モーリス・ジャール(指揮)
C・O・エリクソン(プロダクション・マネージャー)
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【クチコミ・感想】

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8.乱暴な感想ですが、こういう映画、やっぱりこの「約3時間」という長さが、いいなあ、と思っちゃいます。描いても描いても描き切れない、という、この長さ。
で、また、この「市街戦」というやつに、惹かれてしまう。日常であるはずの街の風景が、戦場と化す。大規模な破壊シーンなどは出てきませんけど、パリでのロケ撮影をこれだけやったのだから、やっぱり大したもの。かつて戦場となったこの街、あわや灰燼となり果てかねなかったこの街で、その戦いを描いて見せる。街の歴史、歴史を抱えた街。その歴史があってこそ、今の街がある。
不足を言えばキリがないだろうけれど、充分に堪能させられる、約3時間でした。
とは言えやっぱり、セリフは各国語でやって欲しかったなあ。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-01-29 20:40:04)

7. 第二次大戦時の連合国対ドイツ軍の攻防をオールスター・キャストで描く。 
 レジスタンス運動を軸に、自由フランス軍、アメリカ軍、ドイツ軍それぞれのパリ解放をめぐる思惑や駆け引きが興味深い。多くの歴史的建造物を有し文化香る花の都に対するフランス人の思いだけでなく、敵国の将軍も本音はパリを破壊したくないのでは?と思わせる。 
 白黒作品として実写映像を活かし演出映像と違和感なく融合。ノートルダム寺院等、有名なランドマークを見せてくれる。自由の女神がチラッと映るシーンは自由の国アメリカに対する本家のプライドを感じた。
 A・パーキンスがアメリカ人のパリに対する思い入れを体現している。彼があっけなく死んでしまい、英雄主義に走らないリアリズムがいい。
 パリ解放をよそに「パリは燃えているか」と打電を繰り返すシーンが印象深い。
 余談ながら同名の音楽を用いた日本の番組、”バタフライエフェクト”というタイトルはいただけない。人間の活動をこじつければ何でもつながるんじゃないの? 風小僧さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-12-18 14:59:14)

6.「パリは燃えているか」といえば今では加古隆の曲のほうが有名だと思いますが、なんとも大味な映画でした。前半はレジスタンス内の対立みたいなものを描いていたと思うのですが、後半はただ単にナチスを追い出して歓喜する姿ばかり。アラン・ドロンとかどこに行っちゃったんだろうという感じ。自国の歴史を誇りたい気持ちはわかりますが、他国人には飽きます。
ただ着目すべき点は2つ。1つは、パリを支配するナチスの将軍が偉かったということ。この事実は知りませんでした。もう1つは、オーソン・ウェルズが演じるスウェーデン領事の存在。ナポレオンの時代以来ずっと中立を貫き、あの第二次世界大戦時でさえ独仏の調停に入るほどだった同国が、昨今のウクライナ戦争を機にとうとう約200年ぶりにその方針を撤回し、NATO加盟に舵を切ったわけで。第二次大戦より今のほうが、危機感はより大きいということかもしれません。そう考えると、どんより重い気持ちになりました。 眉山さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-27 02:02:23)

5.国民の熱狂を呼んだ戦争に関する事件というと、日本では真珠湾攻撃でしょうか。それと同様、事件に至るまでの経緯を十分に知っていないと、歓喜に沸く人々の心情が理解できないのですね。欧米の観客には自明ということなのか、映画ではそのあたりが完全に割愛されているので、日本人が作品を楽しむなら、事前の学習が必要と感じました。 次郎丸三郎さん [DVD(字幕)] 4点(2020-08-30 14:57:13)

4.全体的には「フランス万歳」のオメデタイ出来事として描かれているため少々薄味。この件は詳しくなかったので、歴史の勉強程度には役立った。もっとフランス側の権力闘争とか、ドイツに魂を売った裏切り者の話が見たかったが、自国でそれを製作するのは無理があるのかな。パリはメデタク開放されたが、東京は空襲で焼野原で、10万人以上が殺されてるし、占領されてもオトナシクしてたし、この支配・被支配の違いは何なのだろう?と考え込んでしまう作品でもある。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-08 13:01:02)

3.原作を読むと自由主義連合軍とレジスタンス革命政府とドイツ占領軍の三つ巴の攻防でよくフランスは開放後社会主義国にならなかったなあという感想を持ったのですが、映画ではあくまで占領軍であるドイツがいかにパリから駆逐されて撤退するかに焦点があてられています。特に軍人として命令通りにパリを破壊するか、一人の人間としてヨーロッパの文化を守るかの決断を迫られるコルティッツ将軍の動静が焦点とも言えます。規模の違いはあれ日常生活でも意に反する命令の実行を迫られることはあり、自分ならどうできるかを考えさせられる作品でもあります。映画の出来も去る事ながら、困難な時代に軍人である前に文化人としての良識を持ちえた将軍を讚えてこの点数で。 rakitarouさん [DVD(字幕)] 8点(2007-06-20 22:36:03)

2.まさにフランス映画って感じですよね。パリがナチスから開放される過程を描いたわけですが、フランス人にとって、パリ占領というのはよっぽど屈辱的だったわけですよね。オープニングの占領シーン(実写)では泣いて顔が歪んだ人がたくさんでてきます。パンターらしき戦車が出てくるのはわたし的にニヤリなのですが、とにかく、パリ開放に向けてのレジスタンスとドイツ軍の攻防、最後のパリ占領軍司令官の降伏と、電話から流れるヒトラーの狂気の叫びなど、演出も冴えています。豪華なキャストの使い方がもったいないね。もっとたくさん観たいと思いませんか?まあこれも、原作が、コーネリアス・ライアンと同じように取材に徹底したラリーとドミニクですから、それを全部再現するのは無理があるのでしょう。 オオカミさん 7点(2003-11-18 19:10:07)

1. オールスター・キャストで描く超大作の戦争映画の一つ。如何に名匠クレマンと言えど3時間足らずでこれだけのスター全員のキャラを立たせるのは無茶というモノ。流石に捌ききれず、大味で散漫な印象は正直なトコロ隠せない。「史上最大の作戦」との最大の違いは戦闘シーンの地味さにある。レジスタンスを中心とした情報戦や市街戦では仕方ないと言えば仕方ない。ドロンやベルモンド、レスリー・キャロンといった華やかなスター達よりも個人的にはジャン・ルイ・トランティニャンがレジスタンスの仲間をドイツに売り渡す卑劣な裏切り者を演じて出色。ラストに電話から響くヒトラーの「パリは燃えているか?、パリは燃えているか?!」というヒステリックな叫びが何とも皮肉な余韻を生んで秀逸。脚本に何と若き日のコッポラも参加していてビックリ!! へちょちょさん 7点(2003-04-09 08:16:19)

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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.22点
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7527.78% line
8211.11% line
915.56% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.60点 Review5人
2 ストーリー評価 4.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 7.25点 Review4人
5 感泣評価 7.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1966年 39回
撮影賞マルセル・グリニヨン候補(ノミネート)白黒
美術賞(白黒)ウィリイ・ホルト候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1966年 24回
作曲賞モーリス・ジャール候補(ノミネート) 

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