みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.駅に着いてひとりで泣いているあどけない新入生と、優しく寄りそうチップス先生がいちばん良かった。 overtureがあるのに面食らった(笑)けどintermissionもあったのでトイレ休憩と飲み物補充をしながら鑑賞した。 【追記】 チップス先生に伴われて始業式(?)に出席した妻キャサリンが校歌を歌うシーン。 元舞台女優の歌唱力をいかんなく発揮するキャサリンに先生も生徒もあっけにとられるが、 生徒たちはなんだか燃えてきて一緒に盛り上がって歌う。 一見場違いなキャサリンだが、のちに生徒たちを愛し生徒からも慕われるチッピング夫人の片鱗が見えもする。 ―世界を愛で満たすために、神よわたしに勇敢さと強さと誠実を賜りますよう― 青い青い学生の歌が良い。歌って良いね。 困惑しながらも決して取り乱さない生真面目なチップス先生と奔放なキャサリンの取り合わせの妙。 きょとんとして歌うさっきの泣き虫の少年(かわいい)。 【ムーンナイトロンリー】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-12-04 15:19:27) 5.古き良きオーソドックスなミュージカルだが、少々テンポの悪さがあるのは否めない。ヒロインもちょっと華がない。学園モノなのか夫婦モノなのかも中途半端。イギリスの階級社会を見せつけられるのは良し悪しかな。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2023-03-01 14:14:44) 4.原作未読、オリジナル未見です。 2時間半超えの長編で決してテンポがいい作品とは言えない部分もあります。また、キャサリンとの出会いからの物語が軸となっており、もう少し学校での子ども達との触れあいの時間が欲しかったとも感じましたが、それでも素晴らしい映画を見たというのが感想です。 名優ピーター・オトゥールの演技は言うまでもなく、その妻となるキャサリンを演じたペトゥラ・クラークも素晴らしかったです。最初彼女がチップス先生の前に現われた時はミスキャストなんじゃないか?と感じましたが、そんな彼女がその後チップス先生の妻としても、パブリックスクールの子ども達にとっても良き存在となっていく。人間の成長というものを感じさせてくれる素晴らしい演技でした。 ミュージカルの部分は控え目ですが、作中の音楽をキャスト自らが歌い、作中の音楽の一部のように巧く機能していたと思うし、その歌詞もキャストそれぞれのその時の心の内を表しているようでとても良かったと思います。 退職後も生涯を捧げてきた学校の傍に住み、子ども達の登校の様子を静かに見守る。地味ですが人の一生を一日に例えた最後の歌と共に、誠実に教師として生き生涯を全うしようとしているラストのチップス先生の姿にも感動しました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-15 17:37:13)(良:1票) 3.本作品で描かれたようなエリート教育には一種の羨望を感じると告白しておきます。イギリスがなんとかうまく「衰退できた」のも、こうした教育があってのことでしょう。それにひきかえ、大学合格者数が即ちエリート校を意味する日本は死ぬに死に切れないのでは、と心配になってしまいます。どうもわたしは学校を描いた作品を評価するにあたって、教育界全般へと目が逸れて行ってしまう傾向があるようです。反省、反省。 【バッテリ】さん 8点(2004-02-26 21:52:17)(良:1票) 2.まじめくさったピーター・オトゥールがとても魅力的でした。英国のパブリックスクールの生徒、先生とも生活が充実している様子がよく描かれています。ハリーポッターをみてよかったら、この作品もよいかもしれません。 【miyo】さん 9点(2003-06-14 08:08:04) 1.公開当時、中学生だった私はピーター・オトゥールファンの兄の影響で彼の作品はよく観ていました。この作品でアカデミー男優賞をとれるのではないかと言われていましたが、西部劇の大御所=ジョン・ウェインが病の身で出演した正統西部劇「勇気ある追跡」で受賞しました。記録よりも記憶に残るという讃辞がよく使われますがP・オトゥールはまさにそうではないでしょうか。舞台出身である彼の迫真の演技にはいつも圧倒され、感動します。この映画のラストで生徒たちに挨拶するシーンは実際のセレモニーを見ているようで思わず感涙した記憶があります。受賞歴ではなく、出演歴(映画)そのものが彼の素晴らしさだということを改めて認識させてくれる作品です。 【天地 司】さん 8点(2003-06-06 18:38:31)
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