みんなのシネマレビュー

上海から来た女

The Lady From Shanghai
1947年【米】 上映時間:87分
ドラマサスペンスモノクロ映画小説の映画化
[シャンハイカラキタオンナ]
新規登録(2003-06-01)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-03-17)【イニシャルK】さん


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監督オーソン・ウェルズ
助監督ウィリアム・キャッスル(第二班監督[ノンクレジット])
キャストリタ・ヘイワース(女優)
オーソン・ウェルズ(男優)
エヴェレット・スローン(男優)
テッド・デ・コルシア(男優)
エロール・フリン(男優)(ノンクレジット)
坪井木の実(日本語吹き替え版)
平田広明(日本語吹き替え版)
佐々木梅治(日本語吹き替え版)
緒方賢一(日本語吹き替え版)
長克巳(日本語吹き替え版)
脚本オーソン・ウェルズ
ウィリアム・キャッスル(ノンクレジット)
チャールズ・レデラー(ノンクレジット)
音楽ハインツ・ロームフェルド
モリス・W・ストロフ(音楽監督)
編曲アーサー・モートン〔編曲〕(ノンクレジット)
撮影チャールズ・ロートン・Jr〔撮影〕
ルドルフ・マテ(ノンクレジット)
ジョセフ・ウォーカー(ノンクレジット)
リチャード・H・クライン(アシスタント・カメラ[ノンクレジット])
製作オーソン・ウェルズ
ウィリアム・キャッスル(製作補)
製作総指揮ハリー・コーン〔製作〕(ノンクレジット)
衣装ジャン・ルイ〔衣装〕
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【クチコミ・感想】

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13.お話が箸にも棒にも掛からぬ酷さです。展開が何の話なのかサッパリ分からないダラダラ模様。中途から分かったあとも「何でそうなるの?」オンパレード。鑑賞後に1時間カットされている事を知りました。全て観たとしても登場人物全員が内面の葛藤皆無なので面白くなるとは到底思えません。監督の画作りの才能と作品の出来のアンバランスさが際立つ一品。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 3点(2020-12-29 02:25:43)

12.この公開版は元々の作品からかなりの時間がカットされているとのことで、
途中からは話が分かり辛くなっているところはありますが、
有名な終盤の鏡を使ったシーンをはじめ、オーソン・ウェルズの才覚あふれる作品となっています。
公開当時、あまり評価が高くなかったそうで、日本公開もかなり遅れることになりましたが、
当時としてはかなりの驚きをもって見られたのではないでしょうか。
本作は何といってもリタ・ヘイワース。
彼女のフィルム・ノワールとしては、「ギルダ」がの方が有名なのかもしれませんが、
全盛期の彼女が美しさが堪能できるということに関しては言えば本作の方が好きですね。 とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2019-12-26 15:17:47)

11.すごいですね、この時代にこれだけのアイデアをつめた映画を、オリジナルで作り上げるというのが。その後の映画に影響を与えるのですから。古いから、後の映画の方を観てからこっちを観てるので、驚きが少ないのが残念。 minさん [DVD(字幕)] 8点(2013-10-24 22:17:42)

10.本来の作品よりも1時間近くカットされているせいで、やはりストーリー展開に若干難があったように思う。が、映像的には見所満載であり、全編に渡って妙な生々しさが漂っている。顔のアップがこれだけ印象的な映画はそうそうない。 峠のわが家さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-21 08:29:09)

9.この作品はこのサイトで初めて知って見たのですが、掘り出し物を見つけたって感じです。
オーソン・ウェルズの名作「第三の男」にも引けをとらない面白さ。
「燃えよドラゴン」の鏡間のシーンの原型も含めて、「隠れた名作」と呼ぶにふさわしい作品。 きーとんさん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-17 13:41:43)

8.↓「燃えよドラゴン」はこれのパクリだったんですね。60年以上前の映画にしては古さを感じないどころか、斬新な印象さえ持ちました。美しい薔薇には棘がある、の典型ですな。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-10-27 00:27:04)

7.凡庸な犯罪小説が、こんなに見事なフィルム・ノワールに変身しました。 Snowbugさん [DVD(字幕)] 10点(2007-09-15 01:08:02)

6.オーソン・ウェルズの才気、ギラギラしたやるせなさ、そして、何と言ってもこの作品はリタ・ヘイワースです。これほどまでに恐ろしい女を演じているとは観るまではとても想像つかなかったぐらいです。モノクロの画面からひしひしと伝わるギラギラした映像、光と影の扱い方、上手い!今回でオーソン・ウェルズの監督した作品を観るのは3本目だけど「市民ケーン」はさほど面白いとは感じないけど「黒い罠」とこの作品の二つは面白かった。最後の方の鏡を使っての撮影、その映像センスと巧みな画面構成がより一層、味わい深い見事え十分のサスペンスを生み出している。 青観さん [DVD(字幕)] 8点(2006-10-16 20:58:02)

5.私は作り手と主演女優がデキてる映画が大好き。やっぱり違うのよ何かが。ラブラブであれば勿論、たとえ破局前であっても才能ある製作者とその女が組めばこんな見ごたえあるもんが出来るのです。肩紐一本の水着なんて今でも見たことないですよ。首筋までカットしたブロンドのヘイワースがそれ着てる、そりゃぁ男は惹かれます。他のキャストの面々も人間関係もなーんか濃厚なタッチ、そして裁判シーンは一転してコミカルに。たまりませんねー。有名な水族館と鏡のシーンは他作品で使われてるけど、これより秀でてると思ったことないです(←あったら教せて下さいね)。火サス見る時間あったらこういうの見ませんか?奥様。疲れますけど。細かい心理などはちょっとわかりにくいですけど(爆)。 かーすけさん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-26 15:59:35)

4.影と鏡の使い方はほんと上手いですよね。たまに影で登場人物の顔を隠して感情を見せないし、クライマックスなんかは鏡を最大限に利用しさらに音の効果そのシーンをかなり誇張してるように思えます。いろんな映画にパロられる意味がわかるなこりゃ。やっぱ重要なシーンは正面から映さずに上から見下ろすように映してる。ウェルズ映画を見ると勉強になるなぁ~。「オセロ」を何十回も見たから久しぶりに髭の生えてない、ウェルズの素顔を見たような気が・・・。 M・R・サイケデリコンさん 8点(2005-02-10 17:22:28)

3.オーソン・ウェルズには才気煥発という言葉がぴったりだ。フィルムから、志の高さがビンビンに伝わってくる。今度からは、スカスカの映画に何本か続けてぶち当たってしまった時には、O・ウェルズの作品を観ることにしよう。ずっと映画を好きでいられる。 水の上のハイウェイさん 10点(2003-08-04 11:17:14)

2.鏡の使い方がすごく楽しかった。市民ケーンと2本立てで見たのですが、未だに印象的です。 omutさん 6点(2003-06-20 06:49:45)

1.ウェルズが、当時公私ともにパートナーだったリタ・ヘイワースを、生の彼女よりも、フィルム上の彼女の方を愛すかのように、艶やかにセクシーに写し撮っている。 過剰なほどにいかがわしくケレン味たっぷりな映像が、たとえズタズタにカットされ編集された後にも独特の吸引力をもって観る者をはなさない。    やはり天才の仕事でしょう。 るーすさん 9点(2003-06-02 13:54:55)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 7.52点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
314.76% line
414.76% line
514.76% line
614.76% line
7419.05% line
8733.33% line
9419.05% line
1029.52% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.33点 Review3人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

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