みんなのシネマレビュー

終着駅

Terminal Station(Stazione Termini)
(Indiscretion Of An American Wife)
1953年【伊・米】 上映時間:89分
ドラマラブストーリーモノクロ映画
[シュウチャクエキ]
新規登録(2003-07-06)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-02-01)【ESPERANZA】さん
公開開始日(1953-09-15)


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監督ヴィットリオ・デ・シーカ
キャストジェニファー・ジョーンズ(女優)メアリー・フォーブス(マリア)
モンゴメリー・クリフト(男優)ジョヴァンニ・ドリア
リチャード・ベイマー(男優)ポール
脚本チェザーレ・ザヴァッティーニ
音楽アレッサンドロ・チコニーニ
撮影G・R・アルド
製作デヴィッド・O・セルズニック
ヴィットリオ・デ・シーカ
衣装クリスチャン・ディオール
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【クチコミ・感想】

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4.若妻と独身青年との愛の行方を描いたメロドラマで、
駅の構内ですべてのお話が展開されるという、設定のちょっと変わった映画。
前フリいっさいなし、しかも男女のクライマックスシーンから物語が始まるので、
最初は戸惑うも、鑑賞していけば、まあなんとなく二人のなれそめはわかります。
構内にいる様々な人間たちが彼らに関わってくる展開は、面白い狙いだと思うんだけど、
うまく噛み合っているという印象は受けず、冗長さやだるさを感じてしまうのが難点。
ラストも至って普通かな。ただ主人公とヒロインの心情は、情感たっぷりに伝わってきます。
青年役のモンゴメリー・クリフトもいいけど、ヒロイン役の女優さんが何とも品があってきれい。
彼ら二人のキャスティングにプラス1点。 MAHITOさん [DVD(字幕)] 5点(2012-02-12 11:59:04)

3.タイトルからしてもっと良い映画だと思っていただけに不倫ものにしてもその過程というものにいま一つ理解出来ないという難点、最近の映画みたいにやたら無駄な台詞、長いだけで面白くも何ともないものよりはマシですし、イタリアの美しい町並みやらその他にも映像を眺めている上では飽きない作品になってはいる。ただ、この映画の主人公の特にイタリア人男、モンゴメリー・クリフトが暗い。イタリア人ってもっと陽気な感じがするのだが、そういう俳優をキャストにすればもっと楽しめる映画になっていたようにも思えます。古典的なそつのない映画としてそれなりに楽しめる映画ではあるものの、この監督の実力からしたら不満の残る出来栄え! 青観さん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-24 11:10:59)

2.モンティ&ジェニファーという、自分にとっては恋愛映画最強タッグの組み合わせながら、評価は割りと低めです。理由はキリコ様が↓でこと細かに挙げられているので多くは述べません。要は二人の類希なる演技力を持ってしても,過程が描かれていない恋愛の結末だけリアルタイムで観せられるのは正直キツかったという事です。観てる間、縄跳びの輪に入ろうして自分だけ除け者にされたような気分でした。クリフトのコートの着こなしが抜群にカッコ良くて、僕も大人になったら絶対こういう格好で街を歩くんだって初見した中学生の頃は思ったものです。ジェニファーのコートも素敵でした。衣装担当がディオールだって知ったのはかなり後だったんですけど。 放浪紳士チャーリーさん [地上波(字幕)] 6点(2005-05-08 13:25:02)

1.ファーストシーンですでに「何事かあったらしい」男女がテルミニ駅に来る。ここから最後まで駅でのシーンというかなり斬新な設定で、話もほぼリアルタイムで進む。列車に乗って別れてしまえば5分もしないで終わってしまうが、お互い別れがたいという話だけでこれだけの時間を見せてしまうのはある意味で評価したい。が、延々と引き伸ばすことに少々無理がありくどくもしつこい気がする。不倫の女性の揺れる女心をJ・ジョーンズは切なく見せる。M・クリフトは未練がましさを最後まで見せる。しかし二人がこれほどの恋心を抱くようになったいきさつがほとんど描かれてないので二人に感情移入できず、このしつこさに辟易した。これでは「執着駅」。同じような不倫で駅での別れなら「逢びき」のほうが良かった。ジョーンズの甥の役で、まだ少年のリチャード・ベイマーが見られます。 キリコさん 6点(2004-01-21 18:16:26)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.12点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1954年 27回
衣装デザイン賞(白黒)クリスチャン・ディオール候補(ノミネート) 

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