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ファンタズム(1979)

Phantasm
1979年【米】 上映時間:89分
ホラーSFシリーズもの
[ファンタズム]
新規登録(2003-07-27)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-12-31)【TOSHI】さん
公開開始日(1979-11-03)


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監督ドン・コスカレリ
キャストマイケル・ボールドウィン(男優)マイク
野島昭生ジョディ(日本語吹き替え版【TBS】)
仲村秀生レジー(日本語吹き替え版【TBS】)
荘司美代子ラベンダー色の服を着た女性(日本語吹き替え版【TBS】)
千葉耕市長身の男(日本語吹き替え版【TBS】)
加藤正之(日本語吹き替え版【TBS】)
小滝進(日本語吹き替え版【TBS】)
脚本ドン・コスカレリ
撮影ドン・コスカレリ
製作ドン・コスカレリ(D・A・コスカレリ名義)
配給東宝東和
編集ドン・コスカレリ
照明ダリン・オカダ
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【クチコミ・感想】

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11.「エルム街の悪夢」の画期的な(のかもしれない)点とは、夢の中の殺人鬼、という設定により、超現実的なオカルトの「ワケのわからなさ」と、殺人鬼モノの素朴な「ワカリやすさ」とをうまくブレンドした点にあったのではないか、と。その点、この『ファンタズム』ではまだそういう融合は無く、あくまでオカルト路線そのものですが、夢で摩訶不思議を演出してみせるシーンには「エルム街」の先駆けのようなものも感じます。
何せオカルト、オハナシはちっとも要領を得ません。まあ、ホラー系の映画に出てくる「悪」なんてのは、「悪」そのものであって、そこには目的も何も無いのが普通、ではあるのでしょうが、この『ファンタズム』では、変な髪型のオッサンが出てきて、これが「悪」の存在らしいのだけど、何を狙っているのか、最後どうなればいいのか、まったく不明。凶暴な殺人鬼ならともかく、何しろただのオッサンなもんで。
といういかにもファジーな設定の中で、様々な得体の知れない事が起こり、こういうワケのわからなさ、何が起こるかワカラン感が、良いんですねえ。
あの謎の金属球。なんでこんなモノにこんな殺され方をしなければいけないのか。ワケはわからんけど、恐怖と残酷趣味とユーモアが一体になっていて。宙を飛ぶ凶器を側面から静止画で捉え、背景の映像を高速で流して見せる、なんてのは、よく見る演出ではありますが、もしかしてそのハシリなのかも。 鱗歌さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-28 11:34:49)

10.内容は全く覚えてなかったのですが子供の頃見て面白かった覚えがあったので20年ぶりに見返してみました。だいぶスロースタートな感じなので最初は全然面白くなかったですが、銀の球が出てくる所からはオリジナリティの高い展開で面白いですね。今見てもこの独特な世界感はなかなか味があって楽しめました。 映画大好きっ子さん [DVD(吹替)] 7点(2013-01-21 22:44:10)

9. 全然怖くない上に、全く面白くない。 たきたてさん [DVD(字幕)] 1点(2012-03-12 07:28:40)

8.あの鉄球は生理的にくるものがあってナイス! ドン・コスカレリって人はたしか『ボーイズ・ボーイズ』って映画で注目を集めたはず。内容は興味なくて知らないけど、スケボー少年たちのお話じゃなかったろうか? そして次に出したのがこの作品だったような。まるで違うジャンル作ってくるんだと思った記憶があります。この映画も結局1度しか観てないので、内容覚えてないけど、両親を失った少年のナイーブな内面がどうのこうのっていう、実は繊細なところを隠し味にしてる作品だったような??? でも、その辺は全然印象として残してはいなくて、僕が劇場で観た当時スゴく感心したのは、トールマンがあの鉄球で死んだ時、おしっこが漏れてくるのを映像にしていることでした。知識として、人は死ぬとウンチやおしっこを垂れ流すとは本で読んで知っていたけれど、それを映画で見せようとした作品はこれが初めてでした。その後も他には観ていません。 だみおさん [映画館(字幕)] 6点(2011-06-11 03:18:36)

7.異界の住人トールマンと少年の攻防を描いた映画やねんけど、監督が自分の夢をそのまま映画にしたからか、なんで?って場面が多すぎてイマイチやったです。そーゆーの苦手なんもあるけど、例えばなんの打ち合わせもしてないのに弟が落とし穴の位置がわかるってのとか。古臭いのもあるので当時としては斬新な映像や恐怖も今の時代感覚ではチャチく感じてしまったし。ただ、なんで?ってシーンも気にしなくてリアルさとか全然なくても雰囲気ではまれる人は結構くるもんがあるかもしれへん。小人とかは不気味やし。でもあの小人、スターウォーズのくず鉄集めのエイリアンに似てへん? なにわ君さん 3点(2005-03-05 22:53:45)

6.いかにもB級のホラー映画って感じなんだけど、断片的にかもしれないが後々の映画に結構アイデアを提供してるんじゃないかな?、フライトナイト、クリッター、そしてあのキューブとかもね。 眼力王さん 5点(2004-06-09 15:44:06)

5.決して面白い映画ではないんだけど・・・70年代ホラーはさんざん観たけど、中でも強烈にコワかったのはコレ。ストーリーをほとんど覚えていないということから考えても、たぶん大した話ではなかったんだろう。覚えているのはもう、とにかくコワかったこと。スプラッターが流行り始める前のあの手この手の中でも最後のオカルト映画という感じだったが、悪魔を持って来なかったところに創意工夫が感じられる。関係ないけどこの映画、同じドン・コスカレリ監督、マイケル・ボールドウィン主演だからと言って「ボーイズ・ボーイズ」との2本立てはいくらなんでも無理がありすぎたと思う。おかげで当時10歳だった弟は不眠症に苦しみ、連れてった私は両親からこっぴどく叱られる羽目になった。10歳にもなって、ホラー映画ごときで眠れなくなる弟も弟だったと思うのだが。 anemoneさん 7点(2003-12-20 04:16:33)

4.前々から観たい作品であった。予告で銀の玉が飛んできて途中で爪のようなものが”シャキン”と出る。そして男の額に刺さってグリグリ穴を空ける。たしか玉の後ろの穴から血が吹き出ていた。当時小学生だったわたしにはコレだけで”観たい度100%であった。それから数年後、テレビでやっと観ることが出来た。良くわからない作品である。何か現実なのか夢なのか、なんとも変な感覚に襲われる映画だ。そのせいか、場面、場面は記憶にあるのに繋がりが良く思い出せない。どんな話と聞かれても説明しづらい事この上ない。そして現在ハッキリ覚えているのは”銀の玉が飛んできて途中で爪のようなものが”シャキン”と出る。そして男の額に刺さってグリグリ穴を空ける。たしか玉の後ろの穴から血が吹き出ていた”事・・・あれっ?観る前と同じだな。 カズゥー柔術さん 6点(2003-12-20 03:48:12)

3. 何か如何にもB(C?)級ホラーといった安っぽさ。ナイフの付いた球体が宙を舞い主人公の少年を襲う!が、それがどうした?生理的不快感はあっても恐怖感は無いぞ。監督が「悪夢を再現」とかコメントしてたけど、おハナシの支離滅裂さは確かに夢を連想させなくも無い。だが、ブニュエルの「アンダルシアの犬」を観た後では余りに陳腐かつ底が浅過ぎ。70年代は駄作ホラーの宝庫(いや掃き溜め?)…だな。5点! へちょちょさん 5点(2003-07-31 02:21:38)

2.題名に引かれて見たんだけど、見終わって、微妙なコメントしか浮かばなかったというのが本当のところ。前半部分までは、不気味な葬儀屋や死墓場で戯れる死人達と、オカルトのような内容なんだけど、後半になるにつれてSF路線に切り替わる。それにそもそもホラーとは、生理的嫌悪感や不快感を伴う恐怖のことを指すんだが、この作品に至っては微塵も感じられない。結局、この作品の題名PHANTASM(幻影、幽霊)って、何の事を指しているんだ? クリムゾン・キングさん 5点(2003-07-28 14:57:33)

1.当時としては随分新しいホラーだったなあ。八名信夫みたいなトールマンが出てきて銀の玉びゅんびゅん。結局延々凡庸な続編を作りつづける羽目になった監督・・・。悲しい。 GOさん 7点(2003-06-20 23:36:44)

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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 5.65点
000.00% line
115.88% line
200.00% line
315.88% line
415.88% line
5423.53% line
6317.65% line
7635.29% line
815.88% line
900.00% line
1000.00% line

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