みんなのシネマレビュー

攻撃

Attack!
1956年【米】 上映時間:108分
ドラマ戦争ものモノクロ映画
[コウゲキ]
新規登録(2003-08-17)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-09)【イニシャルK】さん


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監督ロバート・アルドリッチ
キャストジャック・パランス(男優)ジョー・コスタ中尉
エディ・アルバート(男優)アースキン・クーニー大尉
リー・マーヴィン(男優)クライド・バートレット中佐
ロバート・ストラウス〔男優〕(男優)バーンスタイン
リチャード・ジャッケル(男優)スノーデン
ペーター・ヴァン・アイク(男優)SS大尉
ジャド・テイラー(男優)ジェイコブ・R・アブラモヴィッツ
ストローザー・マーティン(男優)インガソル軍曹
ビング・ラッセル(男優)(ノン・クレジット)
大塚周夫ジョー・コスタ中尉(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富田耕生アースキン・クーニー大尉(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林清志クライド・バートレット中佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中信夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ジェームズ・ポー
音楽フランク・デ・ヴォール
製作ロバート・アルドリッチ
ウォルター・ブレイク〔タイトル〕(製作補)
配給松竹
ユナイテッド・アーチスツ
美術ソウル・バス(タイトル・デザイン)
編集マイケル・ルチアーノ〔編集〕
録音ジャック・ソロモン
その他フランク・デ・ヴォール(指揮)
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【クチコミ・感想】

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9.これは、アルドリッチが自らの最高傑作と述べていた作品だ。
個人的には「ロンゲストヤード」や「キッスで殺せ」の方が最高傑作に相応しいと思うが、戦争映画としてはアルドリッチで一番の作品だと俺も思う。
隅々まで反映された反骨精神、本当の敵は襲い来る兵士ではなく、誤った判断によって自軍を破滅に導く愚かな上司だと言う事。
戦争への皮肉と怒りがふんだんに込められた傑作だ。 すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-21 14:16:45)

8.何回目の鑑賞だろう?中学生時代に観た時の衝撃は忘れられない。戦争の恐ろしさ、非常さ、残酷さ、恐怖、怒りを感じた。ジャック・バランスの特異な風貌は忘れられない。「シェーン」を先に観たのかな・・。監督が「ヴェラクルス」のロバート・アルドリッチだったとは。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-05 19:35:27)

7.1944年、ヨーロッパ戦線の話。
舞台劇のようないかにも古典的な映画。
いくら無能な上官の命令にも服従しなければならない軍隊の理不尽さや、
部隊内の内紛がテーマらしい。
しかしひたすら不快なばかりで、リアリティもなければ爽快感もない。
戦闘シーンはいくらかあるけれども、この映画の主題ではないようで、その作りはおざなり。
ドイツ軍の戦車としてスチュアートを出すようなこだわりのなさだし、
なんでそこで撃たないの、なんでそこで弾が当たらないの、という部分が多すぎる。
殺るか殺られるかの戦闘中に悠長に会話をしていたり。
こんな軟弱でグダグダなアメリカ軍があるか。
アメリカがこんなリアリティのない戦場映画を作っているなんてびっくりだ。
N○Kさんこんなつまらない映画を今更流さないでください、
これよりよくできた映画はいくらでもあるでしょう。 さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-07-27 15:10:45)

6.↓「図式的に過ぎる」という批判は、確かに有り得るでしょうね。私の浅見を。小説なら一文一句全て作家が書いた人工的なものであり、また書かれたものがその全て。「書かれた」という事自体が意味を喚起し、また読み手も自分のペースで読みつつ、その意味を存分に斟酌する事ができます。一方、映画はと言うと、これも人工的とは言えあまりの情報量。そもそも我々の日常においても、他人の言動からその人の内面を汲み取ったりする事は易しくない。ある上映時間内で映画の作り手が何かを伝えようとすれば、多少リアリティを犠牲にして類型的になるのは止むを得ないのではないかと。それがどこまで許されるかは、観る人それぞれの感じ方、これはしょうがないし、きっとそれでよいのでしょう。で、本作ですが・・・こりゃ確かに境界キワキワですな。私もまあ、実を言うと気にならなくはなかったのですが、この「戦争なのに敵と戦っている気がしない」異様な雰囲気に圧倒されてしまって、もうそれどころではなく。クライマックスの壮絶さは特筆モノです。スゲーもん観ちゃったなあ、と脱力感に襲われました。それで結局、監督の言いたかった事はちゃんと私に伝わっているのか?怪しいなあ。  《追記》↓やましん様の追記を読んで、私こそこの映画を見直さねばならないな、と思いました。「映画」というものにおける登場人物が「類型的」だからと言って「映画」が「小説」に劣る訳じゃない(勝る訳でもないケド)。「類型的」なキャラで「類型的でない何か」を描くのが映画であり、つまりそれが「映画」の「限界」ではなく「可能性」である筈なのだから・・・確かに、映画における「登場人物」に意味あいというものは、一筋縄でいくようなもんじゃありませんね、今後もよく考えていきたいと思います。やましん様、有難うございました。(でもまだ今の所、9点は譲りませんヨ。フッフッフッ・・・) 鱗歌さん 9点(2003-11-24 13:24:35)

5.何か日本じゃ評価の高い映画ではあるけど…ちょっとあまりに図式的に過ぎやしないか? アルドリッチのハッタリ満点なタッチは楽しめるけど、善悪はっきりし過ぎの軍隊批判映画って、かえってペラペラな印象を与えるんじゃないかねえ。50年代のアルドリッチ作品じゃ、やはり『キッスで殺せ』のワケ分かんないモノ凄さがベストでしょう。 《追記》↑での、【鱗歌】さんのレビューに、小生の見方の浅はかさを思い知らされた気がします。…確かにその通りですね。ただ、アルドリッチ監督の映画においていつもぼくが圧倒されるのは、時として類型的にすぎる登場人物たちが、「物語」や「主題」といったものをただ円滑に語るためだけの“道具”としてあるのじゃなく、むしろ人間の「欲望」だの「狂気」だのといった[本質]こそを浮き彫りにするための手段としてある…という点にだったんです。その時、彼なり彼女なりは、ドラマの中の人物という立場を超えて、人間の「心の闇(ダークサイド)」そのものを具現化した存在となっている。が、そんな「闇」を凝視しながらも、一方で、そんな人間を決して否定せず、むしろ「闇」を抱えているからこそ「光(=崇高さ)」を求めずにはいないのだ…と断言する。抽象的な言い回しで申し訳ないのですが、まさにそういった部分が、ぼくにとっての「アルドリッチ作品」なんです。しかし、この『攻撃』は、そんな「理想的」アルドリッチ作品に見えて、どうしても山本薩夫(!)監督作品のような、単なる類型性や教条主義ばかりが眼について仕方がないという…。いずれにしろ、ぼくはこの映画をもう一度あらためて見直さなければなりませんね。 やましんの巻さん 6点(2003-09-16 16:09:55)(良:1票)

4.「悪人に天罰を」、「腰抜けになるな」と人類に訴えている映画。「病は気から」、です。 ooo-oooo-oさん 3点(2003-08-25 21:37:45)

3.ろくでなし上司を持つ不遇の部下が塗炭の苦しみを味わう、軍隊内部の腐敗を描いたスタッフサービスな激作!これでもかっつうほど分りやすく上官の浅ましさを描くアルドリッチの演出に軍隊も協力を拒否したとか。部下思いの燃える中間管理職、パランスの鬼気迫る形相が圧倒的! モートルの玉さん 8点(2003-08-24 10:36:04)

2.うむむ、【InVincible】さんがとても鋭い評論をされているので、これ以上付け加えられることなんてあんまないなあ。僕も、この作品は戦場を舞台にした非・戦争映画だったと思います。極限の状況下で、人はどれほどのことができるのか、人間の尊厳とは何なのか、ということを凄まじいまでの描写で観るものに突き付け、揺さぶっているように感じました。「勇気は瓶の中にはない、金でも買えないぞ」という台詞が印象的でした。 ぐるぐるさん 8点(2003-08-20 19:26:42)

1. 日露戦争は旅順攻略戦に於ける乃木希典の例を待つまでもなく、無能な指揮官に率いられた兵士の末路は正に「犬死に」しか無いと痛感させられる。当時の米国防総省を激怒させた余りに異色なアルドリッチの暴露系戦争映画の問題作がコレ。1956年時点でよくもこんな過激な内容を映像化したものだとアルドリッチのパワフルさに良くも悪くも圧倒された。パランスもエディ・アルバートも凄まじい熱演だが、ウィリアム・スミザーズ(だったっけ?)が儲け役の割に今イチなのがチト残念。 へちょちょさん 7点(2003-08-20 04:22:37)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 6.86点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
317.14% line
417.14% line
517.14% line
6214.29% line
7321.43% line
8321.43% line
9321.43% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review3人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review2人

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