みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.冒頭の東映マークが何かのマチガイではないかと思えるほど、のんびりまったり、松竹風味。 そしてあの懐かしき、のんびりまったり、国鉄テイスト。これじゃあ、民営化されちまう訳だ。 しかし一方で、列車内で妊婦が(お約束通り)産気づく場面では、「あと45分で次の停車駅です」などと言いながら、列車を走らせ続けたりして。なんで途中の通過駅に列車を止めないんだよ、と言いたくもなりますが、いや、正確な運行こそ、すべて。これぞ鉄道のロマン。 かどうかは知りませんけど、とにかく、長距離夜行列車が舞台ということで、変わりゆく景色が作品の魅力であります。さまざまな景色の中を、列車は走り続ける。 列車内のトラブルあれやこれや、といった内容で、小ネタが多く、まとまったストーリーはあるような無いような、ですが、その小ネタの積み重ねの中に、夫婦のあり方というものをそれとなく見せてくれます。 特急ではなく、あくまで急行。人生って、そういうもんでしょ、と。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-03-22 22:36:04) 4.やっぱり、列車シリーズといえばこの急行列車が一番じゃないだろうか。みなさんのおっしゃる通り、渥美清は寅さんのイメージが強すぎるが、結構、拝啓天皇陛下様など映画や、ドラマで名作は多い、これもその一つですね。ホロリとする人情話あり、自然な笑いあり、懐かしい俳優や、列車にあえて、マイナーだけれど、佳作な一本。 【min】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-18 20:45:13) 3.渥美さんといえば寅さんだが、私はこの「急行列車」が大変好き。喜劇と言ってもそれほど馬鹿馬鹿しくなく、人情味あふれる感じがとても良かった。 この映画は、九州を始発駅とするブルートレイン「さくら」と「富士」が舞台なので、長崎在住の私には大変親しみやすかったし、おかあちゃん役の楠さんがとてもすてきだった。東けんじ・宮城けんじのWけんじの漫才コンビも登場し、映画をおもしろくさせる。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-10-10 22:49:21) 2.「寅さん」スタート以前に、東映で渥美清&佐久間良子のコンビで製作された「列車シリーズ」第一弾。この頃の渥美さんって、まだご自分のキャラクターの方向性を決めかねていたというふしが見受けられますね。これも「喜劇」と銘打ってある割りにはさして盛り上がるわけでもなく、渥美さんも彼らしからぬ妻子持ちの生真面目男を神妙に演じています。まだ第二作目の「団体列車」の方が、キャラが活かされていたかな。まあ「富士」とか「さくら」の寝台列車の内部、昭和の車窓からの風景とか郷愁を誘う作りになっているので退屈はしませんが。寅さんのマドンナ役で佐久間良子が出演しなかったのは何でだろうとずっと不思議に思ってたんですが、この三部作で渥美さんから憧れられる存在として既に登場してたからだったんですね。脇役時代の大原麗子もやたらカワイイ。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-03-20 10:55:03) 1.そう、渥美清といえば「男はつらいよ」の寅さんなんですが、イメージが出来上がる以前に作られた列車シリーズ3連作のひとつが本作。東映らしからぬ、むしろ松竹カラーで展開される中、主役の渥美清を筆頭にマドンナ役の佐久間良子、大原麗子、肛門じゃなかった黄門様の西村晃等みなさん若い若い。当時の国鉄が全面協力ということもあり、花形列車である寝台特急(急行列車ではない)の客室内を舞台に人情喜劇が繰り広げられるのもうれしい限り。しかも「さくら」「富士」(たしか記憶では)の二本立て! ! 「男はつらいよ」の渥美清も悪くはありませんが、個人的には、本作の様な列車シリーズやTVドラマ「泣いてたまるか」時代の方が、型にハマり過ぎておらず好きでしたね。 【光りやまねこ】さん 7点(2003-11-06 23:08:22)
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